2017年07月15日  ”三 嶺”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


未だ梅雨も明けないのに、連日の猛暑で早くも夏バテ気味

二人して、年々暑さに弱くなっています

冷たいものばかり食べて、ご飯が進みません

こんなことで、例年にない厳しい暑さと予想される今夏を乗り切れるんかな?

そうだ! コメツツジを見たら食欲が湧いてくるかもと、東祖谷へ


名頃登山口(6:50)〜(8:20)ダケモミの丘〜(9:35)山上池〜(10:00)山頂〜避難小屋(11:15)
(12:10)ダケモミの丘〜(12:45)林道〜(13:20)登山口駐車場          (6時間30分)



見上げれば、真っ青な空! 早朝から日差しが強い  

トイレ前で準備しているのは、学生さんのグループだろうか?

今日は白髪避難小屋泊まりで、剣山まで縦走だそうだ

「お先に〜」と、登山道に入る

ひたすら高度を稼ぎ、汗びっしょりになって林道に出合う

汗を拭い水分補給して、仕切り直し 尾根に取り付く



木漏れ日に輝くカエデやミズナラ、ブナの緑を楽しみながら、緩やかに登って行く

広葉樹が少なくなり、モミの林になれば、そろそろ休憩ポイント

あれ〜、足下に可愛いイチヤクソウ 「おはよう!」

鹿避けネットに沿って進むと、ダケモミの丘(1617m)  風が無いので暑くて堪らん「小休止しようや」

今日は何時もより水の減り方が早い



カニコウモリの群生が現れ、裸地状態だった林床を緑に染める

ほっとして下を向いたら、ショウキラン〜♪

ギンリョウソウもこの辺りに居る筈、キョロキョロ辺りを探したけど見当たりません

かなりなお歳だと思うんですが、マユミの木(タヌキのかんざし)も頑張っています



有り難いことに、崩壊していた登山道が整備され歩き易くなっている

養生された笹原も早く復活するといいな

おむすびころりんの急傾斜! 笹で覆われていなかったら、大雨の度に崩れそうです

大岩の前に設置された鹿避けゲートを渡れば、頂上台地に着いたようなもの



一登りで、癒しの山上池に飛び出す

満開のコメツツジ越しに眺める矢筈山系



三嶺と言えば、ミヤマクマザサとコメツツジ

豊作の木、不作気味の木、入り混じって、雄大な景色を引き立てます

「見て!見て!」と呼び止められ、なかなか進めません



やっと、三嶺山頂(1893.6m)です

後から来られた方は、西熊山までと軽やかに駈けて行った

小休止後、南斜面を下りて行く 此処のコメツツジも、見応えあります



おきまりの場所に咲くシコクフウロ&イワキンバイ



東熊山(カヤハゲ)へと続く縦走路を見下ろし、山頂へ引き返す

大岩付近の登山道には、誰も見えません

静かな山頂で展望を楽しみ、お二人の方と入れ替わりに避難小屋に向かいます



コメツツジのアップ 美味しそうでしょう

快適な笹原散歩〜 このままずっと居りたい贅沢な空間です



菅生分岐 春に登って来た菅生コースも緑濃い

避難小屋北の高台から、歩いて来た東斜面を見下ろす

ミヤマクマザザ、針葉樹林帯の向こう、一番奥のピークがダケモミの丘 



高台から見る避難小屋は、何とも愛嬌のある顔をしています

今日はシックな装いですね〜



コメツツジでお腹もいっぱいになったので、雄大な景色を眺めながら下山

折角綺麗に咲いているのに、登山者さんが少ないなと思っていたら

ご夫婦、グループ、ツアー等々、30〜40人くらいの方々とすれ違う  やっぱり人気のお山です

朝10台だった車は、マイクロバスもいれて35台に増えていた


さぁ、古代ロマン「ソロモンの秘宝」の続きです

前回、ユダヤに纏わる「契約の箱」ついて調べ、気になっていた栗枝渡八幡宮を尋ねる

寒峰登山口(奥ノ井)への道を右に分け、八幡神社→に従って直進



石段を上れば、栗枝渡八幡宮 鬱蒼とした社叢林に護られ厳かな空気が漂う

説明板に拠れば、1186年、7歳で崩御した安徳天皇をこの地で火葬、ご神体として八幡宮に祀ったとされている

ここ栗枝渡八幡宮と剣山との関係は深く、山岳修験が盛んな頃は、両方に参拝する人々で賑わっていたそうです

イスラエルに結びつくかどうかわからないけれど

その昔、栗須戸(クリスト)と いってたこの地を、栗枝渡と改めたとか

クリストというのは、日本語だとキリスト

元々は、イスラエル民族が救世主を祀った社ではないかと謂われているそうだ

ロマンの旅は、まだまだ続きます

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