2017年08月05日  ”三鈷峰”


先月21日に発生した台風5号が、迷走しながらのろのろと近付いている

  因みに、台風の平均寿命は5.3日らしいから、かなりな長寿台風です

奄美大島付近で停滞しているので、多少は影響が有るかもしれないけど

今日はユートピアのお花畑を楽しんで来よう


駐車場(6:10)〜(6:30)大神山神社奥宮〜(7:05)下宝珠越〜(8:15)上宝珠越
〜(8:55)三鈷峰ユートピア〜(9:45)象ヶ鼻(10:05)〜(10:35)上宝珠越
(11:25)大堰堤〜(11:50)大神山神社奥宮〜(12:10)駐車場   (6時間)



大神山神社奥宮から、雲湧く伯耆大山を見上げる(見えているのは、別山かな?)

清々しく掃き清められた奥宮にお参りして、登山道へ

直ぐに左折し小谷を詰め、林道を横切り下宝珠越を目指す

背後が開けた所から振り返れば、弓ヶ浜がクッキリ〜

それにしても、暑い! 早くも、汗びっしょりです



下宝珠越に飛び出すと、快適なブナ林の道が続くが

中宝珠越辺りから少し険しくなり、ロープ場も数カ所出てくる

「この先危険」の喚起板を過ぎ、岩場をクリアーすれば、程なく上宝珠越



涼しげなクサボタン

歩き始めて2時間半、三鈷峰と象ヶ鼻の分岐に飛び出す

先程まで山を隠していた雲は何処へやら、すっきりと晴れている



道沿いの花々と展望を楽しみながら三鈷峰へ

山頂手前の岩場で、可愛いコオニユリが歓迎してくれる



あれ、こんなに歩き難かった? ロープを掴んでヨッコラショ

枯れ枝を掴んで歩いていた箇所が崩落したようで、かなり傷んで来ています

三鈷峰山頂(1516m)  空気が澄んでいて、隠岐の島まで見える

葉室 麟著『銀漢の賦』で出合った、宋の詩人・蘇軾の七言律詩「玲瓏山に登る」の一節 

脚力尽くる時 山更に好し 有限を将て 無窮を趁うこと莫れ」を実感



 心地良い風に吹かれていると、スーッと汗が引いていく  極楽、極楽

大展望を楽しみながら、初物の梨を食べる  冷たくて美味しい

さぁ、ユートピアが待っている



5月に歩いた親指ピークも、すっかり夏の色です

主稜線を背負って、誇らしげに咲くシモツケソウ



象ヶ鼻から、主稜線を見上げる  雲が流れ良い雰囲気〜

お昼を済ませ、の〜んびりしていたら急に眠気が・・・

今朝は2時半起きだったから無理も有りません



暑いなと思ったら、いつの間にか風が止んでいる

振子沢からガスが湧き上がり、青空が少なくなって来た



10時過ぎ、賑わい出したユートピア避難小屋を見ながら下り始めます



上宝珠越からは、何てったって砂スベリです

でも、危険地帯はさっさと抜けなければいけません

グランパは飛ぶように下って行き、あっという間に末端で待っています



元谷ケルンが見えるところまで下りてくれば、もう大丈夫

大堰堤では、大規模な治山工事が行われており様子が一変している

大休止後、涼しい佐陀川沿いを歩き大神山神社奥宮 長い石畳を歩いて、大山寺に帰って来ました



マツムシソウが風に揺れる桝水原で、山羊さんとも遊んだし

蒜山高原で汗を流して、「おかやま桃太郎まつり」うらじゃ踊りを見に行こう

溝口IC手前のコスモス畑から、伯耆大山の雄姿を振り返る

そう言えば、間もなく立秋(8月7日)

2ヶ月もすれば、お山が秋色に染まり出す 楽しみ〜♬

歩いた道  ホーム