2017年10月26日 ”寒風山”


素敵に着飾ったお山が「見て!見て!」と呼んでいるのに

秋雨前線が活発な上に、2週続きの台風

石鎚の紅葉に圧倒された前回(10月8日)以来、週末度の雨に溜息ばかり

このままではブナの黄葉も見ずに、お山の錦繍が終わってしまいそうです

今日は昼から用事が有るんで少しタイトだけど、2時までに帰宅出来ればOKと

ばたばたと支度して、寒風山に向かいます


寒風茶屋(6:45)〜(7:30)桑瀬峠〜(9:00)寒風山・西尾根(9:30)〜(10:45)桑瀬峠〜(11:20)寒風茶屋



6時半過ぎ、寒風茶屋着 駐車場には車が4台停まり、内1台が瓶林へ向かった

先週の台風21号で土砂崩れが有り、石鎚スカイラインが通行止めなので、今日の瓶林は多いかな?

朝日に輝く紅い稜線を見上げ期待が膨らむ ワクワク

登り始めから暫くは未だ緑が多いけど、桑瀬峠手前はいい色に染まり始めている



「気持ち良いお天気ですね〜」 と、声をおかけした方は今治の方

これから、寒風山、笹ヶ峰を周回されて南尾根を下りられるそうだ  いいなぁ〜

大岩の西面は、色とりどり 日が当り出せば、見事でしょう

ブナ林も黄金色に染まっています



先程お会いした方が、早くも大岩の天辺に! 気持ち良さそうです

アルミ梯子を上がった所のドウダンツツジは、伊予富士を従え一際見事でした



笹ヶ峰はドウダンツツジに隠れているけど、チチ山からチチ山の分れがクッキリ

「ゆっくり見てよ」とブナに呼び止められて、なかなか先へ進めません



真っ赤なドウダンツツジに輝くブナ林 お互いを引き立てて精一杯秋を演出しています

振り返れば、錦繍の樹海の向こうに伊予富士への道が続いている



笹原に出ると、山頂までは後少し 山肌の彩りを楽しみながらゆっくり登って行く

9時少し前、寒風山着 山頂から眺める笹ヶ峰やチチ山が、何時もより近く見えます

南尾根を見下ろすと、大ブナ辺りがいい雰囲気〜!

この景色を見て引き返すのは、ちょっとヨイショが要りました



西尾根の紅葉は終わりかけ、アケボノツツジやドウダンツツジの色が冴えません

が、展望は抜群 伊予富士から瓶ヶ森、その後ろに手箱山、筒上山、岩黒山もクッキリ!

大岩に腰掛けてブランチしながら、の〜んびり展望を楽しみます

そろそろ桑瀬峠や稜線に登山者の姿が見えてもいい頃です

でも、目に捉えたのは二人だけ

この時は、やっぱり平日だから少ないのかなと思ったんですが・・・



この上天気!大展望!燃える山! 早々と下りるのが、勿体無かったです

それでという訳でも無いんですが、笹斜面を下りお目当てのブナを存分に楽しみました

すれ違った団体さんが、冠山を指差して「あそこが笹ヶ峰ですか?」

「いいえ、もっと左に見える大きな山ですよ 寒風山までは、後20分くらいです」と言うと

思ったより近くに笹ヶ峰が捉えられ「良かった〜」と、急に元気になって登って行きました

その後も、「良いお天気ですね〜」と挨拶を交わしながら、次々とすれ違います



「アレー! キララ☆さん、O1号さん」 

思わぬ嬉しい出会いに、トーンが一オクタープ上がりました

続いて「アレー! むらくもさん、ピオーネさん」

むらくもさんとは、5年振り お互いちょっぴり歳をとりましたね

ピオーネさんのお元気そうな笑顔に、朝日岳の話で盛り上がります



桑瀬峠まで下りて来ると、笑顔のリップさん 「お久し振りです」

嬉しい出会いに華が咲きました

やっぱり寒風山は、人気のお山ですね〜♪

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