雪山も良いけど、縁起の良い山名の勝賀山で今年を締め括ろうと
桃太郎さん、犬、猿、雉に見送られ、袋山〜勝賀山を周回して来ました
桃太郎神社P
(8:10)〜(8:45)袋山
〜(9:40)巨石群
(9:55)〜(10:20)赤子谷越
(11:15)勝賀山
〜展望所
(11:55)〜(12:10)是竹コース登山口
〜(13:05)P (4時間55分)
県道33号沿い「熊野権現 桃太郎神社 参道口→」の看板から山手に入る
この辺りの地名「鬼無」は、桃太郎が鬼退治をして鬼がいなくなったからだそうです
突き当りが 童話(伝説)の主人公の名前を冠した桃太郎神社です
3つの祠に犬、猿、雉 雉から犬へ干支送りしときましょう
参拝し、神社右の舗装路をどんどん上がって行く
振り返ると石清尾山や浄願寺山 空はどんより、視界はすっきりしない
舗装路が切れ、登山口は? 見当たりませんが、藪も薄いし適当に上にいこか
急斜面を5分ほど頑張れば、右からの登山道に合いました
テープも付けられたはっきりした尾根道を進む
一瞬右の視界が開け、今年登り納めの勝賀山が見える
背の高い笹を掻き分け、袋山(△261.8m)頂上 三つも祠が並んでいる
犬と猿を従えた桃太郎かな? 雉は、少し離れたところにありました
冬枯れの木々の間にですが、周りの展望が有る
勝賀山に向け縦走 (ここから赤子谷越までは道が薄いです)
下り始めは笹に埋もれて分かり難いけど、とにかく北へ
少し進むと激下りが待っている ロープでも設置して欲しいような急坂です
下り切れば快適な道 5分ほど進んだところの広場に、耐震補強が必要な祠
近くの木に「相越」と書かれた小さな木のプレートが括られている
221mピークに向かって尾根を進むところ(テープを見落としたのか?)を、右の薄い道に入る
大岩下を過ぎ、笹藪が酷くなったので(右写真)斜面を直登
221mピークの北に出た ピーク西にあるという巨石群も見たいので、尾根を引き返す
クヌギ林を少し下ると色白の巨石が群れていて、ちょっと不思議な光景です
折り重なる巨石の基部に祠が祀られている
ひょっとして蔵王権現が祀られているかと期待したのですが・・・
岩の上で休憩しながら、コーヒータイムとします
相変わらずテープを追い薄い道を進む こんな所にネットが?
笹を漕いで行くと、しっかりした石積の上に祠
段々背丈の高くなる笹の海を漕いで、峠越えの車道に出た
暑くて背中が汗びっしょりです
暫く休んだ後、50m位左に進むと勝賀山登山口
立派な標識に従い、よく整備された道に入る ここから先に藪はありません
車道から15分弱で、赤子谷( △297.5m)
石積の台座に祠では無いですが、注連縄が飾られています
何を祀っているんでしょう?
斜度がやや増し、ロープ場を過ぎると
鬼無からの登山道に合流 「猫びたい」と描かれた標柱がある
諺で「猫の額ほどの庭です」なんて、狭いことの例えに使われるが、そこそこ広い
さぁ 勝賀山城はもう近い
ですが、天然の要害に護られた中世の城 「馬がえし」の急坂を喘ぐ
左には五色台の一角紅峰 歩いた稜線の端にピラミッドピークの袋山
奥の伽藍山や六ツ目山と、尖がり度を競っている
勝賀山城に登城 山城にしては、とても広いです
承久年間、香西資村によって築かれ18代360年余に亘って栄えたが、天正の乱で落城
曲輪、石垣、土塁、空堀等の遺構が残り、高松市指定史跡となっている
奥の土塁に、勝ヶ山△364.1m
それにしても今日の山域は祠が多い 雨が少ない讃岐のこと、雨乞い祈願の龍王社かもしれない
本丸跡では、新年を迎える準備中 素敵な初日の出が見られると良いですね
北に5分ほど足を延ばすと展望所 何時の間にか見晴らしがすっきりして来た
桃太郎伝説の島・女木島、男木島を見ながら、お昼&コーヒータイムにします
少し引き返し、分岐を左「香西・是竹」方面に下る(直進は勝賀山城に戻る)
よく整備された道を10分ほどジグザグ下り、分岐を右「是竹」方面へ(左は、香西方面)
案内板があるんだから道は良い筈と思いきや、笹の茂った急坂
おまけに、クヌギの葉っぱがよく滑る ロープに助けられ、転がるように下りて行く
でも、急坂はほんの短い距離 5分で、登山口の農道に出る
字は読めませんが、小さいプレートがある(是竹登山口でしょうか?)
山際の農道を歩こうと思い地図を見たが、道が入り乱れて分かり難い
県道に出る方が早いと、甘い香りの漂う柑橘畑の中の舗装路を下りてゆく
良い山だったね〜と、収穫を終えたミカン畑越しに勝賀山を振り返る
足下に、陽だまりのオオイヌノフグリが可愛い
行き交う車や陳列された盆栽を見ながら、懐かしい旧国道を歩く
1時間ほど車道を歩いて、正月準備に忙しい桃太郎神社に帰って来た
今年もHPにご訪問いただきまして、ありがとうございます
お陰様で、無事に一年を締め括ることが出来ました
さて、古希を迎える来年はどんな歩きにしましょうか
みなさん、佳いお年をお迎えください
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