大勢で食卓を囲むと、ついつい箸が進む
年末からの食べ過ぎ解消に、ちょこっと歩いて来ようと山城町へ
阿波川口から大任峰峠を越え、賢見神社までウォーキングして来ました
駐車場
(9:35)〜(10:55)峠・大任峰神社
〜(11:10)賢見神社
(11:35)〜(12:00)峠
(12:10)
(12:25)大任峰山
〜(12:55)林業体験施設
(13:05)〜(13:45)駐車場 (4時間10分)
土讃線と国道を潜って、吉野川沿いの広い駐車場に下り、車を停め歩き始める
「国登録有形文化財・旧川口郵便局局舎」や、土讃線・阿波川口駅を見ながら商店街を歩く
山城幼・小学校→に従い、大川持集落への車道を登ってゆく
20分くらいクネクネ歩くと、交差点に案内板がある
ショートカットの歩道があったようだけど、気がつかなかったなぁ
案内板前で会った地元の方に「賢見神社へお参りです」と言うと、「此処から歩いたら遠いよ」
「ちょっと急なけど、大任峰峠からこの道(一番上の細い赤線)を歩くとええ」と地図を指し教えてくれました
「ありがとうございます」
車道とはいえ勾配がきついが、初歩きにはちょうどいい
銅山川に架かる鉄橋を渡る列車の音が、V字谷を駆け上がってくる
車道から一段高いところにある若宮神社
法面を刳り抜いた穴に祀られた小さな祠が祀られていたが・・・
此処は狸伝説の里、山城町 「お狸大明神」かも?
郵便屋さんや黒猫さんが上がってゆく 雪が積もれば大変だろうな
「大川持農林業体験施設キリサコ村」広場からの展望を楽しみながら小休止
鈴なりの柿の向こうに鮎戸の瀬が光っている 車道を歩き通して大任峰峠
峠すぐ南に、大任峰神社 中央に、文字が刻まれた板碑と石碑が祀られており
「光明真言」「天下泰平 國土安全」「奉供養六万五千」等の文字が、かろうじて読み取れる
(石造供養塔の板碑は、承久の乱(1221)後に東国から伝わったと考えられ
特に頭部が三角形の板碑は、「阿波型板碑」と呼ばれている)
両脇の祠が、金刀比羅宮、天満宮
(賢見神社まで)三丁と刻まれた丁石と、阿波型板碑に導かれ、急な舗装路を下りてゆく
三好郷土史研究会発行の「三好の古道」に拠れば
丁石は、山城小学校下から賢見神社まで十一基あったが、車道が出来、今ではほとんど草木の中だそうです
林の中で霊気漂う、賢見(けんみ)神社 今風に言えばパワースポットです
「犬神憑きを落とす日本随一の神社であり、病気平癒や家内安全に御利益があるお宮」です
憑きものは縁が無いので、家内安全、身体健康、交通安全をお願いする
奥社は本殿より上にあるのかと思ったが、急坂をジグザグ下ってゆく
狛犬に迎えられ、少し登り返すと奥社 左の水行場には「金龍水」と刻まれた石碑が建つ
本殿に戻り、境内入り口の鳥居を抜け狭い舗装路を進む
道沿いに参拝者の車がたくさん停まっている
折角だから、大任峰山のピークを踏んで来よう 茶畑横を直登し上の車道に出て、峠まで車道を歩く
峠のベンチでコーヒータイム後、尾根につけられた作業道を進む
途中、苗木が植えられた伐採地から西の展望が開け、左に塩塚峰、最奥に赤星山が見える
北からの林道を合わせ少し登ると、NTTやNHKの電波塔が建つ
NHKの裏が龍王神社・雷電?社が祀られた山頂 大任峰山(△上大任 535.9m)
木々に囲まれ展望は無いが、戦時中に監視硝があったそうです
来るときは気が付かなかったが、道路わきにたくさんの阿波型板碑が祀られている
峠まで戻り、車道を下りていると雪が舞い出した
流れてくる雪雲が、白いカーテンを引くように中津山や国見山を隠してゆく
2箇所ショートカットし、駐車場に帰ってきた
ほぼ車道歩きでしたが、気になっていた神社を尋ねられたし
超マイナーだけど新しいピークも踏み、楽しい初歩きになりました
「祖谷そば もみじ亭」の年明け蕎麦で温まり
ついでに「四国まんなか千年ものがたり」を撮ろうと、雪が散らつく中構えたが
予定時刻を過ぎても気配がない 調べたら、1月6日から運行されるそうです
新年早々の、あらら!でした
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