2018年02月18日 ”中蓮寺・六地蔵越”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今回のログは青色です

2月11日、下野呂内から若狭峰・中蓮寺峰を経て六地蔵越へ行く積りが

途中で阿讃縦走路を外し、そのまま下りてしまった(赤色のログ)

で、今日は宿題を片付けに下野呂内を再訪しました


小谷入口P(8:35)〜(9:00)廃林道分岐〜(9:20)破線取付〜(9:50)阿讃縦走路〜(9:55)中蓮寺峰(10:05)
〜(11:15)六地蔵越(11:30)〜(12:10)県道268分レ(12:20)〜(13:00)小谷入口P     (4時間25分)



「こんぴら道」の道標傍らに車を停め、下野呂内谷沿いの道を上がって行く

(道標の後に、「左箸蔵道是より七十五丁  明治十一年」と刻まれている)

前回、歩いた廃林道を左に見て、直進



TONTONファームへの道を左に分けて、10分ほどで

右から車道(先週歩いた空堂集落に繋がっている)が合わさった

この辺りが西谷集落なのなか?

地図を見ると、破線の道を辿って阿讃縦走路へ乗るのが最短です

車道が大きく西へ振る所で、 砂防ダム横を駆け上がると薄い道が続いている



でも段々と道は覚束なくなり、そのうちに藪と化して来た

ちょっとはましかなと、途中から小さな流れの谷を遡行するが

谷筋も見ての通り ゴチャゴチャ



難儀しながら、細尾根(阿讃縦走路)に飛び出した ヤレヤレ

(破線は、もう少し東寄り(右)で縦走路に繋がっている)

縦走路に乗って5分で、トラバース道分岐 後ひと登りで中蓮寺峰です



静まり返る中蓮寺峰(755.9m) 雪は日陰に少し残るだけ

讃岐平野を眺めながらコーヒータイム後、六地蔵越へ向けて出発

さて、先週の宿題は片付くでしょうか?



中蓮寺峰から13分 問題の小ピークに到着すると、棒杭の根元に道標が有りました

前回はこの道標が雪に埋もれていて、何の迷いも無く直進してしまったけど

阿讃縦走路は、此処で右へ120度くらい折れ、直ぐスイッチバックするように尾根を乗り換えます

5,6歩進めば「阿讃縦走コース」の指標が有るが、東から歩いて来たら見えません



先週下った尾根を左に見ながらドンドン下って行く

天気は良いが、痩せ尾根を吹き抜ける風は冷たい ヌタ場も薄氷が張っている



真っ直ぐで迷いようも無い道

 明るい日差しを浴びながら快適な縦走路を進むと、左から道が合わさる 

阿讃縦走路を横切る破線の道かと思い、地図で確認すると

破線の道はとっくに過ぎている(道らしき痕跡は無かったと思う)

此処も、昔の峠道なのかな?



掘割状の道を下っていると、足下に「阿讃縦走コース」の道標

道標が指し示している方向(左)へ、直角に曲がる

(地図を見ると、真っ直ぐ下れば薬師峠に着きそうです)



道標から2、3分で広場に出る  倒れた道標が、「中蓮寺峰→」と歩いて来た方向を指す

此処が旧六地蔵越(猿ヶ額)のようです

右へ下る道に赤ペンキや赤テープがあるが、多分先程の掘割状の道に繋がっているのでしょう

広い道を10mほど直進すると、「阿讃縦走コース」の道標

間もなく六地蔵越だと思うと足取りも軽い ほどなく、下にガードレールが見え出した



旧六地蔵越から10分足らずで、県道が走る六地蔵越に下り立つ

無事宿題を済ませ、六地蔵さんの傍らでお昼にします



さぁ、此処から駐車地点までは長〜い車道歩き

車道の雪は殆ど消えているが、何ヵ所か道路が凍結

歩く分には大丈夫だけど、車で下るのはちょっと怖いかな

それにしても、展望も無く、うっと暗い道が続く



前方に野呂内小学校(休校)が見えて来て、直ぐ下に県道6が走る

何処かショートカット出来ないかなぁ

県道268分レでコーヒータイム後、鮎苦谷川(あいくるしだにがわ)を見ながら進む

上野呂内の県道沿いに、上部に仏像が彫られた六十丁石が有る

その南側の川岸に、こんぴら灯篭が佇む

イノシシ避けの柵を開け、棘に引っ掻かれながら草藪の斜面を下る

嘉永四年(1851)三月中旬建立の灯篭正面には

「金右 こんぴらへ 五(?)里 小松尾寺へ二里」と刻まれている(参照「三好の古道」)

此処は六地蔵越と遍路道の交差点

谷筋に沿って山道(旧六地蔵越の古道?)が延びている


今日は縦走路に乗るまでが大変だったけど(グランパは面白かったそうです)

阿讃縦走路は快適そのもの、無事に宿題が済みました〜

これで安心して寝られます

歩いた道  ホーム