先々週、五台山から眺めた、
鉢伏山、小富士山、高天ヶ原山は、介良三山として親しまれている
ヤマガツオさんにいただいた「介良の史跡・自然めぐり」のパンフレットを片手に
小富士山〜鉢伏山と、周回して来ました
駐車地点
(8:50)〜(8:56)朝峯神社
〜(9:37)産宝様
〜(9:45)小富士山
〜(10:18)鉢伏山登山口
(10:23)石鎚神社
〜鉢伏山
〜(10:53)〜岩屋観音堂〜(11:24)白水橋
〜(11:30)駐車地点(2時間40分)
「介良ふれあいセンター」に車を停め、小富士山を正面に見ながら介良川沿いを行く
ご当地富士、
介良富士と呼ばれるのも肯けるスタイルの良いお山です
小富士山西麓に鎮座する延喜式内朝峯神社、御祭神は木之花咲耶姫命
由緒に拠れば、霊峰富士の本宮、浅間神社から勧請された神社で土佐の国延喜式内社二十一社の一つ
長宗我部氏も山内氏も尊信篤く、万葉集古義の鹿持雅澄も歌を奉納している
まいのぼる この朝峯の 皇神に 手向ける麻と 散る桜かも
さて、小富士山への取り付きは何処かな?
小道を進むと他所の庭に入り込んだり、行き止まりだったりと、10分近くウロウロした挙句
再び神社に戻り社殿裏から適当に山に入る 石段を登り詰めると、朝峯神社奥之院(?)
でも、道は此処までで、社殿は大岩と竹藪に囲まれている
大岩横から竹藪を登っていくと、左方向に道らしきが有り赤テープが見えた ヤレヤレ
ホッとしたのも束の間 急坂続きに、大汗をかきながら喘ぐ
ちょっと道を外れた大岩から、西の展望を楽しみながら小休止です
大岩を縫うように高度を上げていくと、展望場が有る
五台山〜♪ 咲き始めだった牧野植物園のユキワリイチゲは、もう満開かな?
展望場の直ぐ上が、朝峯神社の頂上(奥)の宮、産宝様
御祭神は大国主命と謂われ、名前の通り岩に囲まれた宝を産む神として崇拝されている
産宝様から道は緩やかになり、数分でお伊勢様(神明宮・伊勢大神)
此処から、東の伊勢神宮を遥拝していたそうです
更に数分進むと、介良富士の標識ある小富士山山頂(170m) 木々に囲まれ展望は無い
山頂から東へ下りて来ると東屋の建つ広場に飛び出す
潮見台団地や鉢伏山の展望を楽しみながら、コーヒータイム
汗も引いたところで、広い道をジグザグ下り鉢伏山に向かいます
潮見台二丁目の住宅街や潮見台第二公園を通り抜け
高台の潮見台三丁目から小富士山を振り返る
西面のシャープさとは打って変わり、南面はおまんじゅうのような形
団地の南西端から、チェーンが張られたコンクリート道を進む
見渡す限り、家、家、家 右写真は、後免方面かな?
コンクリート道を登り詰めると水タンクが有り、階段道が上に続く
段差の大きい階段を登りきれば、歩き易い道になる
三叉路を直進すると、細長く掘られた塹壕跡が残る
戦時中、砲弾や銃撃から身を守るために造られた塹壕で「たこつぼ」と呼ばれていたそうです
緩やかに登っていくと、木々の間に建物が見えて来た
倒壊しかけた社殿の床板を踏み抜かないように気を付けて入ると
正面に、お不動さんが祀られている石祠
「仁 智 勇 石仏三体」と刻まれた、昭和四十九年の石碑も見られるから
40年ほど前は、三体の石鎚大神が祀られていたのかもしれない
石鎚神社の扁額がかかる鳥居や手水鉢を過ぎ、三ヶ森石鎚教会の社殿を振り返る
鳥居から数秒で、鉢伏山(△213.4m)
三角点から少し下った所に、大山祇神社 御祭神は大山祇の神、通称「山の神様」です
大岩横を下って行くと、岩屋観音堂(ご本尊は石仏十一面観世音菩薩)
観音堂の石段を下りたところで、岩屋山薬師寺への道が分岐する
岩場に、新しい前垂れをかけて貰った石仏が祀られている 六地蔵さんかな?
道に木が倒れてもいたけど、概ね歩き易い道を進んでいたら「マンガン坑跡」に着いた
136.3mのピークを挟んで右に分かれる秋葉神社への道を見逃したようです
暫くして、右から秋葉神社の道が合わさる
下りて来た道に比べたら、此方はちょっと薄そうです
下って行くと何ヵ所か道が合わさるが、道なりにほぼ真っ直ぐ進み白水橋袂に下山
川風に吹かれながら、車を停めた「介良ふれあいセンター」へ
介良三山の一つ、高天ヶ原山にも登ろうと登山口のある高天原稲荷神社に来ると
無断立入禁止の石柱と「入山は全て予約申し込みお願いします 電話●●●●」の張紙
電話してみてもよかったんだけど、気が弱いので門前で引き返しました
ということで、今回の山行は「介良二山」です
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