春のお山はピンク色〜♪
アケボノツツジ&シコクカッコソウの競演
先週(4月14日)やまじ風が吹き荒れる中、寒い思いをしながらカタクリの様子を見に行ったら
早くもスタンバイ状態(8時頃でしたので開ききって無かったけど、午後から咲いたと思います)
「ちょっと早過ぎん」 今日、明日を逃したら、見頃が過ぎてしまいそうです
今年は桜も早かったから、おといこさんのアケボノツツジが咲き出しているかもと
何時ものコースで、のんびり歩いて来ました
P
(6:40)〜(6:50)登山口
〜(7:40)分岐
〜(8:05)豊受神社
〜(8:20)三角点
(9:00)〜三度ヶ崖〜(9:25)神社
(10:30)七々木山
〜(11:30)鋸山テーブル岩
(11:40)〜(12:00)登山口
〜(13:00)P (6時間20分)
豊受神社参拝道をゆく
掘割に沿って 植林帯の際を進んで行くと、やがて自然林
朝の柔らかい日差しが降り注ぐ
ピンク色のパッチワークを点々と散らした豊受山が、
樹間に見える
目を凝らせば、岩場の所もほんのりピンク色〜 ワクワク
「カ〜ン カ〜ン」 今からお邪魔します
左上に大岩が出てくると、分岐は近い
鋸山、豊受山の分岐を右へ
程なく、五穀の神豊受姫大神が祀られた豊受神社奥宮の鳥居を潜る
最近、女性禁制の話題が持ち上がっているが
このお山も大正初年までは女人禁制の霊山だったそうです
境内隅に、科津彦神(風の神様)をお祀りした祠
傍らの風穴から、宇摩地方の名物?やまじ風(日本三大局地風の一つ)が吹き出すと言い伝えられ
年2回お供えの団子を投げ込み、風を鎮め豊年を祈る習わしが今に続いている
神社背後から痩尾根に上がり右へ進むと、赤星山分岐
赤星山へ続く稜線がポツポツとピンク色に染まっている
燧灘を見下ろせば、稲積山が薄っすら
四国中央市市街もぼんやりです
豊受山(△ 1247.4m)
急斜面を下り、三角点北側の大岩へ行くと
咲いてま〜す♪
咲いたばかりの初々しいアケボノツツジ〜♪
一本で存在感をアピールしています
断崖絶壁の危なげなところで咲くヒカゲツツジ
貸切の岩場で幸せ気分に浸り、コーヒータイム後引き返す
神社へ下りる前に、ちょっと三度ヶ崖の様子を見て来よう
葉っぱが展開し始めた稜線のブナ 青空に向かう枝先に、勢いが感じられます
三度ヶ崖のアケボノは未だ蕾でした
赤星山や二ツ岳にエールを送るのは、2,3日後かな?
神社で小休止後、下山
登りの時より少しは綻んだかなと、岩場のアケボノを見に行ったけど
1時間やそこらでは変わりません(写真は登りで撮ったものです)
今にも花弁が落ちそうな状態のトサコバイモ
既に実になっている仲間と共に、来年まで店仕舞いですね ご苦労さん
豊坂分岐まで帰り、鋸山へ
稜線途中の展望場(1154m) 直ぐ下のヤマザクラはすっかり葉桜
満開のミツバツツジ越しに、赤星山、二ツ岳方面を眺める
「アレー、つーちゃn! 仙ちゃん!」
登山口で会って一緒したとか 赤星山までピストン、お疲れ様でした
枯葉色の林床に、エンレイソウやハルトラノオ等々の緑が目立つ
鞍部付近のヤマシャクは葉っぱだけ まだ蕾を付けていないようです
七々木山への登り返しで、満開のカタクリが歓迎してくれています
ミツバツツジが咲き誇る七々木山(△ 1145.2m)
東は、鋸山、翠波峰方面 右下に柳瀬ダム湖・金砂湖
南は、予土の峠、野地峰、大登岐方面 富郷ダム湖・法皇湖が見える
山の南麓が七々木集落
余談ですが、寿永4年屋島の合戦に敗れた平家一門が銅山川に沿って落ち延び
隠れ住んだと伝わる嶺南地域
七騎の落武者が寒川峯(山)を越え、住みついたのが七々木集落だとか
平家の落人に想いを馳せながらゆっくり展望を楽しみ、急坂を下って行く
植林帯に入って少し進んだ所で、やまももさんご夫妻、アカリプタさんにバッタリ
久し振りの嬉しい出会いに、花談義で盛り上がりました♪
豊受山へ向かわれる皆さんを見送って、カタクリの園へ〜
日差しを浴びて、春を謳歌する
カタクリ♪ カタクリ♪ カタクリ〜♪
登山道まではみ出して、気を付けないと踏ん付けてしまいそうです
朝は賑わったのでしょうが、皆さん豊受山や赤星山に向かわれた後なので貸切状態
カールした可愛いカタクリを、たっぷりと楽しみました
テーブル岩で展望を楽しみながら、リンゴ&トマト休憩
まだ先代のヤマザクラほど大きくは無いけれど、2代目が頼もしいです
鋸山三角点(△1017.4m)左側の大岩で頑張る根性ミツバツツジに声をかけ、登山口へ
目に眩しい新緑の中、のんびりと基幹林道を歩き、駐車地点着
ピンク色の競演に心もほんわか、楽しい花散策でした
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