2018年07月14日  ”三 嶺”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


積乱雲が連なる「線状降水帯」が発生し、西日本に集中豪雨をもたらした

水は無くては困るが、本当に恐ろしい!

人命、家屋、ライフライン等々、過去に類がないほど広範囲に災害の爪痕を残した

梅雨明け(四国地方は10日ごろ)後、列島各地は猛烈な暑さが続いている

一日も早い復旧を願わずにはいられない


(7:25)〜(8:00)林道〜(9:00)ダケモミの丘(9:15)〜(11:00)山頂・避難小屋(11:55)
(13:00)ダケモミの丘(13:15)〜(13:45)林道(13:50)〜(14:20)P   (6時間55分)



今日は、コメツツジを楽しみに三嶺へ  高いお山なら、少しは涼しいかも

でも、登り始めから半端ない暑さです  一足ごとに汗が噴き出る

林道合流点で、びしょ濡れになってずり落ちるバンダナを替え汗を拭う



ダケモミの丘が近付いた辺りから、ようやく風が出て来た

少し下った所の通行止標識傍で、丸太に座って大休止

カニコウモリが群生するモミ林先のチェックポイント・マユミの古木 この暑さでお疲れかな?



水場分岐を過ぎガレ場を頑張っていたら、タカネオトギリとイブキトラノオがエールを送ってくれる

ミヤマクマザサが席巻する頂稜部に可憐な花は少ない(と思う) 貴重な登山道縁の彩りです



養生中の斜面を抜け、大岩群が眼前に迫ってくると、山上池までは一登り



涼感漂う山上池と、飛び込みたい素振りのホソバシュロソウ

剣山、次郎笈 涼を求めて多くの登山者で賑わってるだろうなぁ



期待していたコメツツジは、いまいち  茶色く変色している花が多いのは、暑さの所為?



大岩に陣取るイワキンバイは元気です

やっと三嶺(1893.6m)頂上 三週間ぶりの山歩きとこの暑さ、時間がかかりました

間もなく到着したのは、可愛い小学一年生の女の子とお父さん

女の子は、山は初めてだって! 「お父さんと登った三嶺」の想い出は宝物になるねぇ



生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉  (漱石)

秋の季語である赤トンボ(アキアカネ)が群れを成して飛んでいる

暑い夏を高山で過ごし、秋になると平地へ下りて行くとか

のんびりと山頂からの展望を楽しみ、避難小屋へ向かう



ミヤマクマザサの笹原歩きが、三嶺の醍醐味 暫し快適な雲上散歩を楽しみます

高台から、避難小屋、山上池、本峰を眺める

装うほどにはコメツツジが咲いてないけど、十分素敵な景色でした

避難小屋で小休止し、さぁ、汗をかきかき下りましょう

何組かの登山者にすれ違いながら、満杯の駐車場着

気象庁が13日、「今までにない、厳しい暑さになる恐れ」と注意を喚起した

チベット高気圧と、太平洋高気圧が重なり合い、上空まで熱気に覆われているという 

まだ7月中旬 数十年に一度の暑夏ということにならなければいいのですが

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