2018年09月16日 岡山てくてくロード”操山ルート”




週末度に雨続きで、その上用事も重なり、石鎚(8月18日)から歩けていません

今日もすっきりした天気では無いけど、傘差しでも大丈夫という事で

岡山てくてくロード6ルートのうち、歴史・文化と山を楽しめる「操山(みさおやま)ルート」を歩きます


岡山駅(8:25)〜(8:55)後楽園(9:25)〜(10:00)操山登山口〜(10:40)操山〜(11:00)旗振台
(11:35)円山不動明王〜円山往復〜円山不動明王(12:05)〜(12:30)曹源寺〜石高神社〜(13:00)バス停
                                          (4時間35分)



岡山は「晴れの国」、雨の心配は無さそうです  駅前広場の噴水が気持良い 

先ずは、桃太郎大通りを歩いて、岡山城(烏城)を目指します

旭川沿いの烏城道に入ると、川風が爽やか〜  折角だからと、月見橋を渡り後楽園へ

公園内の唯心山から見ると、「沢の池」の向こう、「延養亭」前に人だかりがしています

朝早くから何だろうかと行ってみると

今日は、タンチョウの園内散策日だそうです  ラッキー!



沢の池の上を並んで飛翔したり、優雅に歩く姿を見られて感動でした



後楽園から引き返し、烏城を通り抜け旭川に架かる相生橋を渡る

対岸から振り返れば、豪壮な烏城



岡山県の名門校、県立朝日高校 丁度、体育祭の最中でした

高校南側の御成川沿いを進むと、左手に操山登山口

石段を上がって行くと「操山文化財巡りの案内板」が有り、右に苔むした坂道が続いています



登山口から15分ほどで「三勲神社跡」  神社跡から市街中心部の展望を楽しむ

三勲神社とは、和気清麻呂、楠木正行、児島高徳を祀る旧県社で明治8年に建立されましたが

戦後の変革に拠り祭り手がいなくなり、昭和22年、本殿を玉井宮東照宮(中区東山)へ遷したそうです

広々とした快適な尾根道で、軽装のソロの方や子ども連れの家族とすれ違う お手軽ハイキングコースです

 

「落ちそうで落ちない石」 (受験生は、この石からパワーを貰ってくださいと書かれていた)

操山山頂(△168.7m) 木々に囲まれ展望は無い



道が入り組んでいるが、要所、要所に道標がある

左上の道標から300mで、東屋が建つ旗振台展望所

市街地を眺めながら、5,6人の方が休まれていた



展望所のすぐ奥の丘に「旗振台古墳」 方墳という特殊な形をもった古墳だそうです

東屋のベンチで小休止 風は爽やかなんですが、藪蚊の猛攻撃を受け早々に退散

鞍部まで引き返し、「曹源寺2700m→」へ進む

途中、標識に従い稜線から30mくらい下って行くと、「三畳岩展望所」

児島湾の向こうに貝殻山や八丈岩山が見える



横穴式石室墳「八畳岩古墳」 説明板に拠れば、六世紀後半に築造された円墳で

操山山塊の北に住んでいた当時の有力者の家族墓とみられる

大型の前方後円墳「 金倉山古墳」を左に見て数分で、「円山不動明王」に着く

四国八十八ヶ所第四十五番霊場 岩屋寺の分霊が祀られていました

小休止後、円山(石鉄山古墳)へ向かう



少し急な階段道を登っていくと、八大龍王や市川稲荷大明王、妙見大菩薩の石碑

この苔生した石祠は、主が居りません



巨岩や石碑を抜けて広場に出ると、円山(△138.1m、山名石鉄山)

三角点の下に、横穴式石墳「石鉄山古墳」 

てくてくロードのガイドでは、「いしてつやま」とふりがながある

よく分かりませんが、石鎚山と何か関連有るのかな?



円山不動明王まで引き返し、曹源寺(道標は「ゴロゴロ大師、笠井山山頂→」)へ向かう

ゴロゴロ大師、笠井山山頂との分岐まで下り、「曹源寺→」に従い下って行く

途中、道が流され木の根が剥き出しの箇所も有ったが、問題無し



右手に広い池が見え出し、手入れの行き届いた曹源寺庭園に下り立つ

国指定史跡「護国山 曹源寺」は、 岡山藩主池田家の菩提寺で、備前国第一の禅寺 

本尊十一面観音が祀られた本堂(仏殿)に、代々の霊碑が安置されている



秋まだ遠い緑のトンネルを抜け、三門(山門)を潜る

畦に立つ「岡山てくてくロード」の標柱から山の中腹を見れば、三重塔(写真では見難いです)



曹源寺参道西隣の丘に石高神社 石鉄山との関連を期待したのですが・・・

曹源寺参道の松並木を見て、近くのバス停着


街中歩きや低山歩きなので、暑いだろうなと思ってたけど

爽やかな風に助けられ、歴史ロマンたっぷりの「てくてくロード」を楽しく歩けました

機会が有れば、また違ったルートも歩いてみたいな

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