2018年10月21日 ”笹ヶ峰・チチ山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


久し振りに、下津池から笹ヶ峰〜チチ山を周回しようと出掛けたら

止呂橋手前に、通行止の看板・・・アララ

それじゃ、南側から周回しようと、林道大座礼線へ

今日は一番乗りです

登山口(6:50)〜(7:55)大ブナ(8:05)〜(9:00)笹ヶ峰(9:15)〜(10:00)チチ山(10:15)
(10:50)
チチ山の別れ(11:00)〜(11:20)一ノ谷越(11:30)〜(12:50)一ノ谷橋〜(13:45)登山口
                                         (6時間55分)



登山道に入って直ぐ尾根に乗れば、一瞬東側の展望が開ける

一ノ谷橋に下山し、歩いて帰る林道を確認 ちょっと上り下りがあるなぁ

ロープが設置された植林帯の急坂を頑張り、ガレ場に着くと頭上が明るくなり、鳥の囀りが賑々しい



紅葉、黄葉真っ盛りの大ブナの森で、暫し時を忘れて遊んでいると、ソロの方が登って来られた

下津池が通行止で南から登ったけど「此処のブナは、存在感ありますねぇ」と言いながら、一気に頂上へ向かわれた



大ブナを十分楽しみ、樹林帯を抜け笹原の急斜面を登っていく

左に、寒風山、その奥に伊予富士を眺めながら、青空に向かって一直線



振り返れば、大ブナの森もずいぶん遠くなった 一歩一歩のチカラです

コメツツジが出てくれば頂上は近い 右に、冠山、平家平、大座礼山、遠く剣山系までクッキリ



先ほどのソロの方は、お天気いまいちの昨日、西之川から瓶ヶ森に登られたそうで

今日は笹ヶ峰をピストンして瓶林を走り、瓶ヶ森からの展望を楽しんで東京に帰られるという

今日は最高の展望が広がってることでしょう

頭上は四周全部青い ひと秋に数度あるかないかの、これぞ日本晴れ♪

暫くして、大永山トンネルからだというソロの方が到着し、休む間なく寒風山へ向かわれた

お元気〜



さぁ、山系屈指の笹原稜線漫歩スタートです まずはチチ山までいってみよう

左は、沓掛山の向こうに西条や新居浜の市街地、燧灘に浮かぶ島々など箱庭の世界です



チチ山を見ながら、コルに向け下ってゆく

縦走路から分かれ、ツツジやカエデの紅葉を楽しみながらチチ山へ


 
チチ山から笹ヶ峰を見る 周りの木々はそろそろ冬支度です

獅子舞の鼻の奥にどっしり構えるのは、赤石山系



コメツツジの群生を縫いながら、縦走路に向け急斜面を下りてゆく

気が抜けませんが、時々立ち止まり雄大な景色を楽しみます



深い笹に足をとられ、トラバース道は思ったより時間がかかりました

チチ山の別れ手前で4人のグループとすれ違う 一ノ谷橋からだそうだ
 
久し振りのチチ山の別れ ここは石鎚山系が赤石山系と出会う場所



赤石山系への稜線も、笹が元気よく茂っている 獅子舞のブナは元気かな〜?

どなたか登られてるんだろうなぁと思いながら、クッキリスッキリの赤石山系を眺めてたら

山友ギッチャンが、西赤石山の紅葉を楽しまれていたそうです

小休止後、一ノ谷分岐へ向かう 十数人のグループが賑やかに登って来られている

「もう下りてるんですか!こんな上天気、勿体ないですね」

ホント、このまま下りてしまうのは勿体ないような素晴らしいお山日和ですが

10年前ならいざ知らず、今は平家平まで行く元気は有りません



フワフワモコモコの枯れ尾花を掻い潜って、ハイジの気分〜♪

が、翌日から鼻がムズムズ 今日(24日)も、まだ花粉症気味です

程なく、笹が刈りはらわれた一ノ谷分岐に着く (一ノ谷越へは、もう少し尾根を直進)

チチ山の別れでも十分休んだけど、心残りの無い様に大展望を楽しみます



寒風山、笹ヶ峰、チチ山を見ながら、快適な登山道を下りて行く

このころ土佐のカッパさんが、笹ヶ峰頂上を目の前にしていたそうです

何となく、今日は笹ヶ峰界隈の予感がしていました

さて、一ノ谷分岐からの下山道は20年近く前に歩いたきり、記憶も定かではありません



笹原が終わり、吸い込まれるように紅葉真っ盛りの森に入ってゆく

全開した黄金色のパラソルの下で一休み 南尾根に劣らず、此方のブナも見事です

素敵な紅葉に包まれた広くて緩やかな道が続く

 

道が薄い涸れ沢は、ピンクテープや登山道を示す(?)長いロープを頼って下りてゆく

素敵なカエデに見惚れてばかりいたら、道を見失いそうです

沢音が近くなり、左岸に出ると、ちょっと道が荒れている

 

水音が心地良い此処は、以前にも休んだ場所なので記憶に残っている 

そう、あの時はこの先で右岸に渡った筈よと対岸を見ると、古い橋が残っていて道の面影がある

左岸を少し進み、右岸に渡ると前方に一ノ谷橋が見えてきた



橋を潜りすぐ、登山道(今は通行止?)と分かれて橋の袂に出る

以前歩いたのは、未だ林道が此処まで延びてない頃ですので、当然この橋も有りません

寒風茶屋まで車道を登り返したらいいと、「一の谷やかた」まで下ったのが懐かしい

運良く上りの車に乗せて貰ったから良かったものの、今思えば無茶でした 

若かったんですねぇ

そんなことを話しながらのんびり景色を楽しみ、駐車地点に帰って来た


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