先週の強風には参ったけど、冬は何と言っても暖ったか高知〜♪
2週続きで高知道を走り、片坂バイパスから眺めた尖がり山・五在所ノ峯を訪ねます
折角、2町に跨るお山だから、四万十町から登り、黒潮町へ下山し
岩本寺〜金剛福寺を繋ぐ長い遍路道を、ほんの少しだけ歩いて出発点へ戻ります
峰ノ上峠登山口
(8:20)〜(9:15)五在所ノ峯
(9:25)〜(9:35)哨戒所跡
(10:00)
(10:10)分岐
〜(11:00)岩屋地蔵
〜(11:25)登山口
(11:30)〜(12:00)遍路休憩所
(12:10)
(12:35)環境美化センター
〜(13:00)峰ノ上峠登山口 (4時間40分)
国道56号峰ノ上峠が登山口 先月開通した片坂バイパスに車が流れ静かです
道路空きスペースに車を停め歩き始める 大観峰と描かれた派手な看板を見て、左の林道へ
車止めゲートを抜け、林道歩き8分で登山道入口
「頂上1500m」と「炭素固定の森」の案内板がある
はっきりした尾根に出るまでの10分ほどは、植林帯のやや急な道です
「女の執念岩をも通す」、「人像描画石、人工か自然かご鑑賞下さい」
遊び心が楽しい
頂上手前の分岐標識(振り返って撮っています) 復路は左、市野瀬に下りる予定です
五在所ノ峯(一等三角点658.31m 点名、五在所森)
「五在所」は、この地を支配した「仁井田五人衆」の領地であった五つの在所を指していると言われている
後のコンクリート製の柱は天測点 天文測量をするための基準点だそうです
気になっていた案内板 早速、行ってみよう
弘化二年と刻まれた手水鉢が、神域に入った事を告げる
石祠には大山祇大神が祀られている
横に、読み取り難いが「山伏修行の場」のプレートがある
西側は大きな露岩が目立ち行場の雰囲気 どこか静かに修験道のご本尊がいらっしゃるのかも?
尾根を進むと前方が開け、米軍機哨戒所跡に出る
北には天狗高原、不入山、白い鳥形山 その右に石鎚山が有ると思うが、木がうるさい
東下に興津の半島、三崎山 室戸岬方面も薄っすら見えてるけど、写真ではちょっと分かりません
先週の柏島に半分分けて欲しいような穏やかな大海原が、日に輝いて見飽きない
大展望の哨戒所跡の上空に、今は米軍機じゃなく旅客機が飛ぶ
朝、ゆういんぐ四万十で買った温かいおにぎりを頬張っていたら、ソロの女の方が登って来られた
天気の良い日は、この地元の山で鍛錬されるとか、暫く談笑して下山された
余談ですが
写真は、2015年11月に訪れた興津の三崎山(218.3m)と海水浴場です
興津海水浴場から五在所ノ峯を眺めたと言われても、三崎山に登った記憶さえ有りません
(僅か3年前の事なのに、写真を見ても思い出せないなんて大丈夫かしら?)
暫し昔話に浸った後、分岐まで引き返し左の市野瀬方面へ
下り始めはテープがあったが直ぐ消え、道も消えた(見落としたのかな?)
分岐から7分、雑木帯を下るとしっかりした道に出た ヤレヤレ
「五在所山→」の標識も設置され、初めはしっかりした道だったんですが
倒木で道を塞がれた箇所も多くなり、段々歩き難くなった
特に、沢筋は、倒木、枯れ枝、岩屑が急斜面を覆い、かなり厳しい道になってくる
「五在所山頂上まであと1500m」の標識を過ぎると、岩屋地蔵 思ったより時間がかかりました
社の中や裏の岩屋を覗いてみたけど、地蔵さんはいないようです
岩屋地蔵からは、やや歩き易い道になる
涸れ沢沿いをどんどん下ってゆくと、水音が聞こえ出し、林道に出る(祠左横から下りてきた)
祠の中には、子宝安産地蔵と、岩屋地蔵(上から此処に移されたのかな?)が祀られていた
林道を少し下ると市道に当り、五在所山頂上まで2500mと轟の滝2km標識
お茶休憩後、伊与木川沿いを下ってゆく
片坂バイパス市野瀬橋を見上げる 高さ77.7mも、あるそうです
あの尖がりが、五在所ノ峯かな?
国道を渡り遍路休憩所で一休み 「38番金剛福寺まで74.1km」の遍路道標がある
今日も遍路道歩き 休憩後、さぁ標高差170mほどの登り返しです
すぐ右へ、次は民家裏を左へ、その後は遍路道のプレートに導かれ林の中をじぐざぐ上がってゆく
朝、登山口近くの電光表示はー1℃だったが、気温が上り一枚上着調整
国道56号片坂第一トンネルの上を通り、落葉が覆う石畳道を進む
休憩所から30分で片坂を登り切り、峠を越えて環境美化センターの裏に出る
峰ノ上の集落を抜け、国道56号に出ると、お大師さんと、可愛い小坊主さんが並んでいる
第37番岩本寺から歩いてきたお遍路さんは、此処を左折して第38番金剛福寺を目指す
お遍路さんとすれ違う事も無く、登山口に帰ってきた
下山後の楽しみは、佐賀のカツオのたたき〜♪ とっても美味しかったです
「道の駅 なぶら土佐佐賀」で冷凍のたたき等々、お土産をたくさん買って帰りました
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