2019年01月05日  ”貴峰山〜毘沙古山〜竜王山”

GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


昨日までの穏やかな天気も一休みし、今日は生憎の曇り空

讃岐の方が回復が早いだろうと思ったが、三野に入っても未だ小雨が降っている

まぁ、すっきりした展望は期待出来ないと思うけど、雨はそのうち止むでしょう

今日は、貴峰山から毘沙古山、竜王山、△松崎126.65m(通称ハゲ山)と縦走します


(10:10)〜(10:24)発心堂(10:35)〜(10:50)26,27番〜(11:04)貴峰山〜(11:20)発心堂
(11:33)26,27番(11:54)毘沙古山(12:19)竜王山(12:29)ハゲ山(12:40)(12:47)コンクリ道
(13:20)長寿院・五社八幡宮(13:30)〜(13:55)日枝神社〜(14:05)P     (3時間55分)



宮脇自治会生活改善センター傍に車を停め、歩き始める

雨も何時の間にか止んだようです

住宅の間を抜けると畑が広がり、舗装路分岐に貴峰山の案内板が立つ 



宮脇の大磐座と呼ばれている巨岩 いかにも祭祀が行われそうな神々しさです

畑を横切りながら、三野平野を振り返る

 

桜が植えられている急斜面を直登すると、発心堂 

ここがミニ四国八十八ヶ所スタート地点です

まずは88番さんに見送られ、逆打ち(反時計回り)します

 

本尊の表情や刻まれた年号、前掛けなど見ながらほぼ水平の遍路道を進む

  26番さん、27番さん(貴峰山側)が向かい合うコルに出て、貴峰山へ向かう

この後頂上から発心堂に下り、また此処に戻ってきます



ひっくり返りそうな急坂が続く お助けロープが有難い

遮るものが無い貴峰山(△貴宝山 222.83m)頂上 柱状節理の露頭に埋め込まれた三角点標石

南北朝期、天霧城の支城として構築された貴峰山城(大見城)が三野一郡を睥睨していた

頂上や中段に、城郭の遺跡が残っているそうです



三野平野や塩飽の島々を眼下に見下ろし、城主の気分に浸る

毘沙古山、竜王山への縦走は来た道を戻るのが早いのですが、ミニ四国を打ち終えていない



正面登山道を一旦発心堂向け下る 下り口から見る五岳山

先程の直登道に比べ、ジグザグ下る分まだましですが、急傾斜に変わりは無い



発心堂に下りてきて、今度は1番さんから順打ちします

26番さん、27番さんが祀られたコルに戻って来た



コルから西は初めての道です  ワクワクしながら、落葉の敷き詰められた尾根道を進む

20分ほどで、低い笹に覆われた毘沙古山(231m) アクリル板の山名プレートが木に括られている



コブを拾い、峠道の面影とクロスし、なおも尾根を進む

毘沙古山から25分で、竜王山(178m) こちらは木製の山名プレート

それにしても、讃岐に竜(龍)王山はたくさん有ると思う 辰年にでも整理してみようかな?

 

竜王山から2分ほど下った所で展望が開けた

目の前にハゲ山、奥に荘内半島の山並みが見渡せる

急坂を下ると鉄塔巡視路に出合い、右へ進む



すぐ鉄塔に出て、左に進むと、△松崎126.65m

傍の山名板に、ハゲ山(通称)と書かれています 地元の方に親しまれている山なんでしょう



山名に違わず、ハゲ山からは遮るものが無い

選り取り見取りのおにぎり山が勢揃い 次はあの山にしようかな?

あっ、アンパンマン列車! 古希も来たというのに、一瞬童心に返るんですねぇ



急斜面の薄い道を北へ下ると、鉄塔巡視路に再び出合う

コンクリ道に出て左へ ここからは山裾を巻きながら駐車地点までの舗装路歩きです



南面は日当たりが良く、早くも水仙が満開  のんびり山裾歩きも楽しい



寺号に魅かれて、ちょっと高台の長寿院へ寄り道

整然とした境内から、汐木山や七宝山系が見える

長寿院背後の石段を上がり、五社八幡宮にもお参りして来よう

貴峰山(一番右)から竜王山、先程歩いた稜線が 池に姿を落す



季節感が薄れる菜の花と、ご本家よりシャープな貴峰山(大見富士)

日枝神社と隣の宝城院にお参りし、駐車地点に帰って来た

すっきりした天気では無かったが、雨にも遭わず予定通り周回出来ました

これから暫くは、軽装で気軽に歩ける里山歩きが続きそうです


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