2019年01月14日 ”琴弾山・興昌寺山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今日は予定があり、お山はパスの積りでした

が、素敵な青空に誘惑され、ソワソワと落ち着かない

先遊後躒(せんゆうこうらく  先ずは遊んでから、動けばいい) 

こんな四字熟語は有りませんが、パソコンの電源を落してGO!


琴弾八幡宮駐車場(10:05)〜(10:25)本殿〜(10:40)天狗山(10:50)〜(10:55)銭型展望台
(11:05)69番観音寺・68番神恵院(11:20)〜(11:30)興昌寺山八十八ヶ所(12:20)〜一夜庵
根あがり松
〜琴弾公園〜(12:55)有明〜(13:15)駐車場          (3時間10分)



琴弾八幡宮駐車場に車を停め、神幸殿にお参りしてから

瀬大鳥居を潜り、381段の石段を上がって行きます

松童神社、高良神社、風之神社、藏谷神社、五所神社、青丹神社等々

石段の両脇にたくさんの神様が祀られ、まるで神社のデパートです

拝殿下の鳥居を潜る前に、高燈籠に寄り道



琴弾八幡宮拝殿 本殿は拝殿の後ろ

大宝3年(703)、嵐の過ぎ去った浜に妙なる琴の調べが鳴り響き

その琴の主を船と共に山頂に担ぎ上げ、社殿を造営して祀ったのが始まりだそうだ

源義経が、源平合戦の戦勝祈願をした願文や神馬奉納の史実が残る

本殿の背後に回り、江甫草山、稲積山を眺める

 

天狗山展望広場(△琴弾山 58.3m)

目の前に観音寺港、遠く四国中央市の煙突や赤石山系が見える

 

象ヶ鼻岩銭型展望台から、砂絵を見る

見た人は、長生きでき、お金に不自由しなくなると言われているそうです

展望台から車道を下り、69番観音寺、68番神恵院の境内へ下りてゆく
 


お参りしてから、ミニ四国が祀られている興昌寺へ

境内奥に、四国八十八ヶ所霊場登口 先ず、1番霊山寺にお参りして山道に入ってゆく

興昌寺山一帯に、明和2年(1765)という古い本尊石仏や

明治2年(1870)再建の新しい石仏が祀られているそうです

2番さん、3番さんとお参りしながら緩やかに高度を上げていくと、お堂があり展望が少し開けた

その先に、山崎宗鑑のお墓 (江戸時代初期、俳諧連歌を興隆させた俳諧の祖である)

そして23番薬王寺の向こうに口を開けている横穴は、興昌寺山第一号古墳

古墳時代後期の円墳で横穴式石室の中には、お大師さんが祀られていた

 

羊歯が生い茂る植林帯を下って来ると、不動明王が祀られたお堂があり

一帯には、西国三十三ヶ所の観音の石仏が並ぶ

 

ミニ四国からちょっと逸れたが、山中にしては堂々たる楼門を潜ると再びミニ四国が続く

65番三角寺さんでお茶休憩後、真っ直ぐ登って行くと先程の山崎宗鑑のお墓に出た

アララ、おしゃべりしながら歩いていて左折する道を見落としてしまいました

少し引き返し、66番雲辺寺の所から下ってゆき、順調に讃岐の札所にお参り

墓所を抜けた所の立派なお堂に、88番大窪寺のご本尊が祀られていました

 

境内に戻り、案内に従って「一夜庵」へ

享禄元年(1528)、山崎宗鑑が結んだ草庵で日本最古の俳蹟である

天文22年(1553)に没するまでの25年間、俳諧発展に尽くしたそうだ

傍らに宗鑑法師の塔が建つ一夜庵は、宗鑑の詠んだ和歌に因んで名付けられた

上は立ち 中はひぐらし 下は夜まで 一夜泊りは 下々の下の客



一夜庵から、そのまま西へ進むと、天然記念物「根あがり松」

琴弾公園の浴日館や松原を散策しながら、銭型砂絵



有明浜で、の〜んびり

稲積山をズームすると 、今話題の天空の鳥居は大賑わい

銭型展望台も 県外ナンバーの車が目立ち、たくさんの観光客で賑わっていたし

今更ながらですが、ネットの力は凄いですねぇ

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