一昨日の雪が残っていれば、真っ白なキャンバスに黄金色が輝いているかも〜
大判小判がザック、ザク、ザク、ザク♪(先週の山行を未だ引きずっている)を楽しみに、栗枝渡を目指します
住吉神社
(8:05)〜(8:55)上の登山口
〜(9:20)フクジュソウ群生地
(9:40)〜(10:20)△栗枝渡
(11:25)寒峰
(12:00)〜(13:20)標高1000mの廃屋
(13:30)〜(14:10)住吉神社 (6時間5分)
住吉神社すぐ奥が通行止め(看板には、3月31日までとなっています)
車道横の(仮)駐車場(10台くらい駐車可 500円)に車を停め
久し振りに、住吉神社にお参りしてから登ります
ところが、林道に出る手前で道を見失い、強引に直登
(道が無くなっているように見えたけど、そのまま進めばすんなり出られたようです)
20分ほどロスして、やっと上の登山口 疲れました
樹間から、落合集落方面を見る
ウァー、輝いてます!!!
フクジュソウの輝きを愛でていると、登り始めの疲れも吹き飛びます
思ったより雪が残っていて、綺麗〜♪
日当たりの好い所は、ザック、ザク、ザク、ザク〜♪
たっぷり遊んだ後は、黙々と急坂を頑張る
△栗枝渡(1415.1m)
ミズナラに挨拶しながら、
西寒峰をトラバース
上のフクジュソウ群生地は、未だ雪の中です
寒峰峠も一面の雪
登山道を逸れて、大ブナの森へ
「元気してた〜?」 二重山稜の高みから見下ろすペアブナに声をかける
何だか旧友に会った懐かしい気持ちになります
青空に向かって背伸びする義経ブナ(平家になぞらえ、勝手に呼んでるだけです)
霧氷があれば言うこと無しですが、贅沢、贅沢
登山道沿いの大ブナ
そのどっしりとした佇まいは、寒峰の主といった存在感があります
急坂を頑張り寒峰の肩に出れば、山頂まで後ひと登りです
振り返れば、西寒峰 遠く、土佐矢筈山、小檜曽山までクッキリ見える
西には、国見山、中津山が仲良く並ぶ
寒峰(△1604.6m) 大展望が広がる空間を二人占め、何て贅沢なことでしょう
でも、ちょっと風が強くて寒い 縦走路を少し進み岩陰で食事にする
先行されてたお二人も、風除けしながら食事中
前方には、大迫力の矢筈山系 大自然に包まれ、稜線を進んでいると
「千日回峰行」を2度満行された比叡山の酒井雄哉(ゆうさい)大阿闍梨の言葉が浮かんでくる
「人間の自然な姿は歩くことだから、歩くことは人間を振り出しに戻してくれる
なにかを振り返らせてくれるような気がする。原点かもしれない
地べたに自分の足がつくことで、土地とふれあい、大地の力をいただくことができる」
( 「一日一生」 朝日新書より )
右手に、剣山・次郎笈から牛ノ背の嫋やかな稜線
左奥の寒峰頂上に見える数人は、山頂でお会いしたグループのようです
丁度お昼時ですから、次々と登って来て山頂がいっぱいになると思ったんですが、案外少ない
落合峠分岐(右写真振り返る) ここから道標に従い奥ノ井方向へ下ります
雪が緩み始めた
急坂は、ズルズル滑って歩き難い
分岐から30分、モノレールが出てきたところでやっとなだらかな尾根道になる
小さな鞍部で尾根から分かれ左へ (木に「寒峰→」のプレート)
暫くは緩やかですが、窪地を抜けると斜度が増す
水平道に下り立ち(分岐点に「寒峰→」のプレート)、作業小屋を振り返る
北面は、そこそこ雪が残っている 慎重に、急斜面を歩く
たまにはグランパも
朽ちた桟橋には、軽量でも乗れません
標高1000m付近から、大展望を楽しみながらお茶休憩
三嶺や天狗塚を眺めながら、縁側で一日中読書なんて憧れます
直ぐ下に林道が見え、下りられそうです
が、この先の登山道がどうなっているのか気になるので、そのまま進む
5分くらい行ったところで、登山道は行き止まり 林道に下りる
寒峰や道端のミツマタ等見ながら林道を歩き、駐車地点に帰って来た
駐車場では、グループの方々が楽しそうに食事中 いいなぁ〜
フクジュソウが咲きもっと賑わってるのかと思ったけど、周回だったので殆ど貸切状態
静かな寒峰の春でした
歩いた道 ホーム