雪が少なかったこの冬でしたが、ネットでよく目にしたのが雑誌山の霧氷
雑誌山(ぞうしやま)はブナ林が素敵な上に、石鎚宮もあるらしい
それに、仁淀川町といえばこの時季、桜です
ひょうたん桜の山里が、そろそろ桜色に染まり始めているかも 楽しみ〜
大規模林道登山口
(8:45)〜(9:15)稜線
〜(9:30)雑誌山
〜(9:45)西雑誌山
〜(10:15)カラ池分岐
(10:40)カラ池山
(11:20)〜(11:35)カラ池分岐・カラ池往復
(11:50)〜(12:20)登山口(3時間35分)
池川439交流館で軽い食料を調達
国道から分かれ、小郷川沿いを大規模林道目指しどんどん高度を上げる
ツボイ集落手前に、お山の上の極上レストラン「てっぺんテラス」
名前通りの大規模林道に当り、左へ 日陰には薄っすら雪が残っている
登山口横の路肩に駐車 大伐採地の奥にカラ池山、猿越山、中津明神山
林道は何処まで続いているんだろう?
準備していると、今治からのご夫妻が到着した
ご夫妻に先行し、右登山口から山道に入る
薄っすら雪が乗り、ちょっと道が分かり難い
7分で作業小屋 カラ池方面の道と分かれ小屋の上を右へ
トラバース気味に7分歩くと、左に石鉄宮の鉄鳥居
鳥居を潜り、稜線鞍部に向け直登します
かなりの急勾配ですが、一気に高度を稼げるので勝負が早い
稜線に出ると大きなブナが迎えてくれる (左写真)左から上がって来た
快適なブナの稜線を行く 稜線を4分歩くと・・・
登山道の真ん中に石祠 中に石鎚大神が祀られている
信者さんたちは、この石鉄宮に手を合わせ、北に見える石鎚山に思いを届けたのでしょう
左植林、右自然林の稜線を進むと、雑誌山(△赤滝1327.4m)
「←明神登山口6.3km 西雑誌山0.8km 水の峠3.7km→」の道標がある
ブナの稜線を進む 木々の間に覗くのは秀麗な中津明神山
小さなコブを越え登り返すと、西雑誌山(1341m) 「←明神登山口5.5km カラ池1.2km」の道標
雪が乗った笹を払いながら、急傾斜の県境尾根を下る
霧氷林を進む この辺りの霧氷が綺麗でした
西雑誌山から10分ほどで、右から道が合わさる(右写真 下りて来た尾根を振り返る)
尚も急斜面を下ると「西雑誌山0.6km」の道標(左写真 振り返る 奥に道が延びてるように見えた)
少し進むと分岐(右写真 中央の道標(雑誌山1.7km↑)の左上から下りて来た
右は大規模林道 左は黒滝峠 それぞれ木製の古い道標がある
(「黒滝峠」は、土佐と伊予の国境)
分岐からすぐ、カラ池(左0.3km)分岐
カラ池はあとから寄ることにし、右縦走路を進みカラ池山を目指す
灌木帯を抜けると、頂上西面に霧氷をつけたカラ池山が見え出した
ロープ左側がやや急斜面です 笹の刈り払いなどよく整備されています
頂上手前は、遠目になだらかに見えたが歩いてみると案外きつい
頂上手前で振り返ると、
西雑誌山の左奥に、手箱山〜石鎚山〜堂ヶ森の雄大なスカイライン
カラ池分岐から25分で、カラ池山(図根三角点1352.0m)
カラ池山頂上少し南から見る猿越山(真ん中のピーク)と中津明神山
どこまでも歩いて行きたい天空の散歩道ですが、今日はここまで
今治のご夫妻が到着され、もう少し先まで行かれるのを見送る 猿越山まで行かれたのかな?
さぁ、のんびり景色を眺めながらランチにしましょう
絶景を楽しみつつ、急坂を下ります 右に大規模林道や駐車地点が見える
カラ池分岐まで戻り、笹が茂る道を進み「Bポイント入口→」の指標に従い左へ
すぐそれらしき窪地 雨季には池になるのかなぁ?
湿原から見上げる西雑誌山、稜線にはまだ薄っすら霧氷が残ってる
「Bポイント入口」の指標からさらに南へ続く道をゆくと、ここがAポイント?(右写真)
窪地なんですが、笹が蔓延り湿原の雰囲気は無い
(大規模林道がかなり奥まで延びているので、このまま進めば林道に下りられそうです)
分岐まで引き返しコーヒータイム後、下山 ほんの少し登り返し、後は緩やかに下ってゆく
ブナが混じる明るい自然林が終わり植林帯に入ると、雪が残り空気が冷んやりしています
小屋手前に、「雑誌山→」の道標 雪がすっかり融けた駐車地点着
以前、中津明神山から眺め気になっていた癒しの稜線
僅か3時間半の山行とはいえ、未知の山域歩きは楽しいです
帰り支度をし、何処まで延びてるんだろうかと大規模林道を走る
3km位(?)走ると終点 カラ池山の南辺りでしょうか?
ここまで造ったのなら、中津明神山まで繋いで欲しい
景色を見ながら引き返し、三角点探しの途中下車
白い杭を見つけ、林道から少し駆け上がったら、藪の中に有りました!(C寄合943.46m)
ツボイ集落 稜線奥に頭を出すのは、アケボノツツジの名所・雨ヶ森
林道沿いに、「旧水ノ峠登り口 雑誌越え予洲高山通り」の標柱が立つ
この道は、池川〜水ノ峠〜黒滝峠〜猿楽大師〜久万と、伊予領への最短コース
池川町誌に、天明七年(1787)、池川紙一揆で農民601人が久万の大宝寺へ逃散したという記録が残る
アララ! 気になる道標を見てしまいました
大規模林道から土居川を挟んだ桜地区を見ると、薄っすらピンク色に染まっている
さぁ、お花見です ワクワク
端正な姿の雨ヶ森も、桜色に染まっています
満開なのは一番下の枝だけ、それでも十分綺麗!
天辺まで咲き揃えば、桜の山里は大賑わいになるでしょう
背後の稜線近くに大規模林道が見える 左端が、水ノ峠辺りかな?
また、行ってみよう
歩いた道 ホーム