2019年03月24日  ”雑誌山・カラ池山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



雪が少なかったこの冬でしたが、ネットでよく目にしたのが雑誌山の霧氷

雑誌山(ぞうしやま)はブナ林が素敵な上に、石鎚宮もあるらしい

それに、仁淀川町といえばこの時季、桜です

ひょうたん桜の山里が、そろそろ桜色に染まり始めているかも 楽しみ〜


大規模林道登山口(8:45)〜(9:15)稜線〜(9:30)雑誌山〜(9:45)西雑誌山〜(10:15)カラ池分岐
(10:40)カラ池山(11:20)〜(11:35)カラ池分岐・カラ池往復(11:50)〜(12:20)登山口(3時間35分)



池川439交流館で軽い食料を調達

国道から分かれ、小郷川沿いを大規模林道目指しどんどん高度を上げる

ツボイ集落手前に、お山の上の極上レストラン「てっぺんテラス」

名前通りの大規模林道に当り、左へ 日陰には薄っすら雪が残っている



登山口横の路肩に駐車 大伐採地の奥にカラ池山、猿越山、中津明神山

林道は何処まで続いているんだろう?

準備していると、今治からのご夫妻が到着した

ご夫妻に先行し、右登山口から山道に入る



薄っすら雪が乗り、ちょっと道が分かり難い

7分で作業小屋 カラ池方面の道と分かれ小屋の上を右へ



トラバース気味に7分歩くと、左に石鉄宮の鉄鳥居

鳥居を潜り、稜線鞍部に向け直登します 

かなりの急勾配ですが、一気に高度を稼げるので勝負が早い



稜線に出ると大きなブナが迎えてくれる (左写真)左から上がって来た

快適なブナの稜線を行く 稜線を4分歩くと・・・



登山道の真ん中に石祠 中に石鎚大神が祀られている

信者さんたちは、この石鉄宮に手を合わせ、北に見える石鎚山に思いを届けたのでしょう



左植林、右自然林の稜線を進むと、雑誌山(△赤滝1327.4m)

「←明神登山口6.3km 西雑誌山0.8km  水の峠3.7km→」の道標がある

ブナの稜線を進む 木々の間に覗くのは秀麗な中津明神山



小さなコブを越え登り返すと、西雑誌山(1341m) 「←明神登山口5.5km カラ池1.2km」の道標

雪が乗った笹を払いながら、急傾斜の県境尾根を下る



霧氷林を進む この辺りの霧氷が綺麗でした

西雑誌山から10分ほどで、右から道が合わさる(右写真 下りて来た尾根を振り返る)



尚も急斜面を下ると「西雑誌山0.6km」の道標(左写真 振り返る 奥に道が延びてるように見えた)

少し進むと分岐(右写真 中央の道標(雑誌山1.7km↑)の左上から下りて来た

右は大規模林道 左は黒滝峠 それぞれ木製の古い道標がある

(「黒滝峠」は、土佐と伊予の国境)



分岐からすぐ、カラ池(左0.3km)分岐

カラ池はあとから寄ることにし、右縦走路を進みカラ池山を目指す

灌木帯を抜けると、頂上西面に霧氷をつけたカラ池山が見え出した



ロープ左側がやや急斜面です 笹の刈り払いなどよく整備されています

頂上手前は、遠目になだらかに見えたが歩いてみると案外きつい



頂上手前で振り返ると、

西雑誌山の左奥に、手箱山〜石鎚山〜堂ヶ森の雄大なスカイライン

カラ池分岐から25分で、カラ池山(図根三角点1352.0m)



カラ池山頂上少し南から見る猿越山(真ん中のピーク)と中津明神山

どこまでも歩いて行きたい天空の散歩道ですが、今日はここまで

今治のご夫妻が到着され、もう少し先まで行かれるのを見送る 猿越山まで行かれたのかな?

さぁ、のんびり景色を眺めながらランチにしましょう



絶景を楽しみつつ、急坂を下ります 右に大規模林道や駐車地点が見える

カラ池分岐まで戻り、笹が茂る道を進み「Bポイント入口→」の指標に従い左へ



すぐそれらしき窪地 雨季には池になるのかなぁ?

湿原から見上げる西雑誌山、稜線にはまだ薄っすら霧氷が残ってる

「Bポイント入口」の指標からさらに南へ続く道をゆくと、ここがAポイント?(右写真) 

窪地なんですが、笹が蔓延り湿原の雰囲気は無い

(大規模林道がかなり奥まで延びているので、このまま進めば林道に下りられそうです) 



分岐まで引き返しコーヒータイム後、下山  ほんの少し登り返し、後は緩やかに下ってゆく

ブナが混じる明るい自然林が終わり植林帯に入ると、雪が残り空気が冷んやりしています



小屋手前に、「雑誌山→」の道標          雪がすっかり融けた駐車地点着

以前、中津明神山から眺め気になっていた癒しの稜線

僅か3時間半の山行とはいえ、未知の山域歩きは楽しいです



帰り支度をし、何処まで延びてるんだろうかと大規模林道を走る

3km位(?)走ると終点 カラ池山の南辺りでしょうか?

ここまで造ったのなら、中津明神山まで繋いで欲しい

景色を見ながら引き返し、三角点探しの途中下車

白い杭を見つけ、林道から少し駆け上がったら、藪の中に有りました!(C寄合943.46m)



ツボイ集落  稜線奥に頭を出すのは、アケボノツツジの名所・雨ヶ森

林道沿いに、「旧水ノ峠登り口 雑誌越え予洲高山通り」の標柱が立つ

この道は、池川〜水ノ峠〜黒滝峠〜猿楽大師〜久万と、伊予領への最短コース

池川町誌に、天明七年(1787)、池川紙一揆で農民601人が久万の大宝寺へ逃散したという記録が残る

アララ! 気になる道標を見てしまいました


大規模林道から土居川を挟んだ桜地区を見ると、薄っすらピンク色に染まっている

さぁ、お花見です ワクワク



端正な姿の雨ヶ森も、桜色に染まっています



満開なのは一番下の枝だけ、それでも十分綺麗!

天辺まで咲き揃えば、桜の山里は大賑わいになるでしょう



背後の稜線近くに大規模林道が見える 左端が、水ノ峠辺りかな?

また、行ってみよう

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