2019年04月28日 ”豊受山・赤星山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る




この時期気になる豊受山のアケボノツツジ

南側の豊坂(七々木)登山口から省エネコースを登り、赤星山まで足を延ばしてみます

(分岐から赤星山までのログは、手書きです)


豊坂登山口(5:20)〜(6:10)豊坂分岐〜(6:45)三度ヶ崖(6:55)〜(7:05)豊受山・大岩(7:30)〜(7:40)赤星分岐
(8:05)野田分岐〜(9:05)赤星山(9:30)〜(10:10)野田分岐〜(10:55)豊受神社〜(11:30)豊坂分岐〜(12:45)
                                                        (7時間25分)



県道6号から分かれ、岩原瀬集落をジグザグ上がる

七々木集落手前で左の林道に入り、1.5km位進む(途中から舗装が切れ、かなり悪路)と登山口

植林帯の急坂を一登りで支尾根に出る 朝日が射し込み木々が赤く染まって来た



荘厳な御来光に、暫しウットリ

尾根を少し進んでから左の植林に入り、緩やかに登って行く

登山道沿いに、たくさんのヤマシャク  帰りが楽しみです



50分で、登山道の十字路・豊坂分岐

古びた木の鳥居を潜り、鉦(フライパン)をつき、尾根を進むと五穀の神を祀る豊受神社



神社裏の急坂を登り、先ず三度ヶ崖からの大展望を楽しむ

東は法皇山脈を隔て、四国中央市の市街地と嶺南地区 南に予土県境の山々



引き返し豊受山へ 伐採地の細尾根で頑張るアケボノツツジ まだ、蕾が勝ってます

豊受山頂上(△1247.4m) 風が冷たくて寒い GWの気温とも思えません


 
頂上から北へ 急坂を下り大岩横を抜けると、桃源郷なんですが

日差しが無く、ピンク色が冴えません



ツツジのコラボ 七々木山の奥遥かに祖谷の山々

ヒカゲツツジもまだいっぱい蕾をつけていますが、なんとなく元気が無い

冷え込みと水不足の影響か?

アケボノ越しに、四国中央市街地や讃岐の山並を見る



花芽がやや少なめですが、初々しいアケボノ

辺りには、見頃はこれからという木が多い 連休後半がもっと華やぐんじゃないかな?(私見です)

分岐まで引き返し、赤星山へ向かいます

 

カタクリ群生地を過ぎると、野田登山口への下降点(左写真) 

「赤星山2.0km 豊受山0.7km」の道標がある

500m毎の道標を追って、徐々に高度を上げてゆく

 

ヤブレガサやバイケイソウが、殺風景な林床にいち早く彩りを添える

岩場も登山道の彩りです


 
年輪を感じるブナの古木 大ブナは山の風格を高めます

木の根元に残っている昨日の雪を見ながら緩やかに登り、カタクリがちらほら見え出すと・・・・

 

赤星山頂上(△1453.2m)です

南側からピストンというお二人と入れ替わりに、北側からソロの方が到着された

鋸山まで行って、引き返して来るそうです お元気!

伊吹島や荘内半島(右写真)、土居や新居浜市街地に向かって一面のカタクリが、スタンバイ状態ですが

日差しが無いし気温も低い カールするまでは待てません バナナ休憩し、引き返す



ぼつぼつ登山者とすれ違い始める

野田分岐のお花畑に咲く、○○エンゴサクと○○スミレ


 
白いカタクリと、ピンクのカタクリ 帰りに期待していたのに、うつむいたまま

もう10時過ぎですよ そろそろ起きたらどうですか?



忖度してくれたのは、一輪だけ 「ありがとう!」

 豊受山登山道では実になっていたけど、こちらのトサコバイモはまだ頑張っています



豊受山分岐300mほど手前で、藪の中に咲くアケボノツツジ

行きもしっかり撮ってたのに、またまた足場が悪い斜面をうろうろ しんどくないん?

アケボノと遊んでいる頃、土佐のカッパさんご夫妻が分岐を過ぎ、豊受山頂上へ向かわれていたそうです

呼べば聞こえる?ほどの距離にいたのに、残念!

ミツバツツジに迎えられ、やっと分岐に帰って来た

賑わう豊受神社で休憩後、下り始める



国道からでもよく目立つアケボノツツジ 満開手前で、足踏み状態みたい

朝は冷たい風に震えながら見たけど、今は日差しが心地良い



豊坂分岐で小休止後、芽吹き始めた爽やかな林を下って行く

後から分かったけど、少しの時間差でアカリプタさんともすれ違いでした

植林帯を抜けた所で、ぴんぼけギャラリーさんご夫妻とお会いし談笑していると、黒ラブ登場

「アンジーパパさん お久し振りです  があべらさん、初めまして」

お利口なアンジーを囲んで、話に華が咲きました〜

「また、お会いしましょう」 登って行かれる皆さんを見送り、ヤマシャクヤクの園へ

気品溢れる白い花で埋め尽くされた花園、立ち去り難かったです



明るい日差しを浴びて、イチリンソウもヒトリシズカも微笑んでいます

支尾根鞍部で下山口へ向かおうとしていたら、東からお二人が尾根を下り来られた

江崎隊のglicoさん、biscoさんと分かったのは、翌日の事

お話もさせていただいたのに、この歳になると2年のギャップは大きいです


今日は、一番身近なお山の花散策

ちょっと寒かったけど、嬉しい出会いあり、お目当ての花にも迎えられ、楽しい山行でした


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