13号、15号とWで台風が近付き、お山は休みかなと思ってたら
思いのほか、讃岐は良い天気〜♪
先々週、先週に続いて、竜神さまを尋ねます
綾歌竜王山
![](190907a01.jpg)
(往復45分) ログは手書きです
国道32から分かれて山裾を10分ほど走ると、大原俳句会の石碑が立つ
広くなった路肩に車を停め、「竜王山遊歩道」を進む 遊歩道なので、広くて安心です
「竜王神」の神額がかかる鳥居前に、彼岸花〜♪ そろそろ暑さも収まって欲しいものですねぇ
鳥居から100mほどで、鉄塔下の説明板を見て左折
コンクリート道をジグザグ登って行くと
程なく展望場 讃岐らしい風景が広がっている
展望場直ぐ上に、水の神・竜神が祀られた竜王社
祠からひと登りで、竜王山(△255.0m)
今日は此処から引き返しますが、尾根を北へ進めば、横山(254m)、大原(246m)と続く
また冬にでも歩いてみよう
折角登ったのに、さっさと下りてしまうのは勿体ない
展望場のベンチに腰掛け、のんびり綾歌の絶景を楽しみましょう
猫山〜城山の麓にレオマワールドが見える この暑さなので、プールは大賑わいだろうな
眼を右に振ると、端正な姿の讃岐富士・飯野山
日差しは強いけど、吹く風は秋の風 すっかり汗も引き、ルンルンで下りていたら、「キャー」
古来より、竜神信仰は蛇神信仰よりもたらされたとされているが
、竜に代わってわざわざ挨拶してくれなくても・・・
下山後、竜王山遊歩道から見えていた「陣の丸古墳」へ
「周辺には、古墳時代前期(4世紀中頃〜後半)に造られた古墳や経塚が多くあり、
弥生時代頃から大規模集落が開けていたと確認されるが、古墳の被葬者は判らない」そうです
前方後円墳2基、方墳1基が埋葬された丘の向こうに、竜王山が聳える
古墳とは関係無さそうな明治期建立の石碑が2基
さぁ、富士見団地を抜け讃岐富士を目指します
飯野山(讃岐富士)
登山口〜八合目〜天狗周遊道〜頂上〜直登道〜三合目〜登山口(約2時間)
![](190907a16.jpg)
駐車場上の道に車を停め、出発
讃岐富士登山口と書かれた標柱を見て、左の石段を上って行くと宝性寺跡の広場に出る
信貴山讃岐別院本殿跡の碑が建つ大岩は、何とセリワリ石でした 通れるかな?
三合目から丸亀・多度津方面 高見島が何時もより近くに見える
秋を代表する花・ハギ 万葉集に詠われている植物の中では、その数が141首と一番多い
六合目から、先ほど歩いた綾歌竜王山(ほぼ中央の尖がり)を見る
「暑いですねぇ」と、ツルリンドウ
日陰にひっそりと咲く、ミヤマウズラ ランの仲間だそうですが、面白い姿です
八合目で飯山からの登山道を合わせ、「山頂まで210m」の標識に従って左折
急坂途中、左へと分かれ、巨岩がゴロゴロの岩石帯へ
「お不動さん」 「石鎚さん」を見て、天狗周遊道に下りる
大岩テラスから高度感と大展望を楽しむ 今日は思いのほか空気が澄んでいるのでしょう
県境辺りは雲が多いけど、象頭山や五岳山、沖の島々はクッキリ
象頭山の右奥に法皇山脈、赤石山系、そして四国中央市のシンボル・煙突も見えている
という事は、我が家からも讃岐富士が見えてもいい筈!
![](190907a26.jpg)
急斜面を這い上がる途中の大岩に空っぽの祠が三つ
さきほど「石鎚さん」があったのでこの辺りは行場? 蔵王権現さんが鎮座していたのか?
かわらけの祠には龍神様も祀られていたのかもと、想像するのも楽しい
メジャーな里山の登山道を一歩逸れると、神秘的な空間が広がっています
登山道に飛び出し、右に進むと頂上広場
安養寺奥の院・薬師堂前で水分補給後、おじょもの足跡や広場周辺をウロウロ
役行者、不動明王が祀られた祠の傍らに、八大龍王の石碑がある
今まで、何度か登っているのに、此処に八大龍王が祀られていることを初めて知りました
讃岐平野の象徴的なこの山に竜神様がいないわけないですよねぇ
背後に小富士大権現の石碑、奥の林に三角点(421.9m)
、大きくて平たい岩は磐座か?
いろいろ?の多い山です 「ボーッと歩いてんじゃねーよ!」と叱られそう
展望の無い直登道を下り、右手に坂出方面が一瞬見えると間もなく三合目
裏表が無く、シンプルな容姿の割には奥深い山ですね
今日は台風の影響も無く、竜のお山を散策出来ましたが
照りつける日差しは夏のもの、風が無ければ熱中症になりそうでした
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