2019年09月23日 ”仁尾竜王山”

夜半に物凄い風が吹いたが、朝起きると日が差している

 未だ少し風が残っているけど雨の心配は無さそうだし、仁尾の竜王山を尋ねてみよう

丁度、仁尾八朔人形まつり開催中(21日〜23日)なので、楽しみ〜♪

さて、仁尾には竜がいっぱいです!


(2014年8月2日)

「仁尾竜まつり」は、 稲藁と青竹で作った全長35m、重さ2トンの巨大竜が主役

「雨乞いじゃ そぉれ、竜に水あぶせ」の掛け声とともに、沿道のみんなが一斉に水をかけるそうです

でも、この日は台風接近中 運行間際に風雨が強くなって来て、急遽中止となりました

楽しみにしていた「水あぶせ」が見られなくて残念!



市民センター仁尾で愛嬌を振りまく、マスコットキャラクター「竜太くん」

八朔人形まつり会場では、香川高等専門学校詫間キャンパス製作の「八岐大蛇」が上演中

素戔鳴尊が十拳の剣を振り下ろすと、大蛇の首がポロリと落ち、拍手でした


仁尾竜王山


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


七宝山トンネル西口駐車場(9:40)〜(10:25)ハングライダー基地・竜王山(10:45)〜(11:10)日枝神社〜(11:15)駐車場
                                                (1時間35分)



七宝山トンネル西口にある駐車場に車を停め、出発 

曽保果樹園の看板から脇道に入る ずっと車道を歩きます

明治時代からミカンの栽培が行われて来たという、 みかんの里・曽保地区に聳える竜王山

右写真中央の鞍部すぐ左の山 ハングライダー基地として有名です



擂り鉢状の斜面に広がるミカン畑

日当たり、潮風、段々畑の土壌がブランドミカンを育てるんでしょう

未だ青々としたミカンが大半ですが、潮風を受けて美味しくなってね〜



仁尾サンビーチ(海水浴場)に白波が押し寄せてきています

風が強いのでしょう 四国中央市のシンボル、煙突の煙も真横に靡いている

でも、視界はスッキリ 毎日眺めている豊受山や赤星山が綺麗に見えます


 
SNSで有名になった父母ヶ浜 帰りに寄ってみよう

竜王山直下をぐるっと歩き、稜線鞍部へ下る手前で右へ


 
少し進むと前面が開けハングライダー基地 さぁ、鳥になって飛んでみよう

テイクオフポイントを覗いて見ると、真下に天王山(△121.1m)

テイクオフ失敗したらどうなるんでしょうかねぇ 恐っ!

 

さて、今日の目的は山頂にある鎮守の森に祀られた石碑

梵字は読めませんが、「難陀跋難陀諸大龍王等」と刻まれている

調べてみると

「難陀とは歓喜の意味があり、釈尊が 降誕されたとき、雨を降らして灌いだとされ、潅仏会の起源となる

難陀龍王(なんだりゅうおう;アーナンダ・ナーガ・ラージャ)は、八大龍王の中でも筆頭で

経典では、頭上に9匹の龍を戴き、右手に剣をもち、左手を腰に当てる

跋難陀龍王(ばつなんだりゅうおう;ウパナンダ・ナーガ・ラージャ)は、難陀龍王の弟で

頭上に7匹の龍を戴き、右手に剣、左手は空中に位置する」

 

燧灘のほぼ中央に浮かぶ伊吹島が、香川県最西端 イリコの島として有名です

 美味しい「伊吹イリコ」は、毎日の料理に欠かせません

9月28日〜11月4日まで、瀬戸内国際芸術祭2019秋会期が開催されます

 北東を見れば、瀬戸大橋(備讃瀬戸大橋)もクッキリ

 

竜宮伝説が残る荘内半島や、仁尾の街を見ながら下る

七宝山系主稜線 左の少し開けた所が、上のパラグライダー基地がある433mp

初冬になれば、この斜面がミカン色に染まります

 

主稜線右端の稲積山(404m) 天空の鳥居で、一躍有名になりました

七宝山に抱かれるように鎮座する日枝神社

元日に初打ちが奉納される仁尾竜翔太鼓や、春を告げる百々手祭り

10月の秋祭りには、ちょうさの音がみかんの里に響きます

 

日枝神社の鳥居を潜り、竜王山を見ながら駐車場に帰って来た
 
今日も1時間半ほどのゆるい山歩きでした

竜王山は雨乞いの山、人々の生活圏に近い所にあるのでしかたありません

そろそろ秋も本番 龍様に休みを貰って、高いお山の紅葉狩りに行きましょうか



日本のウユニ塩湖として有名になった、父母ヶ浜

案外、身近なところにSNS映えするスポットがあるんですねぇ

我が家の近所にも、無いかしら?

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