夜半に物凄い風が吹いたが、朝起きると日が差している
未だ少し風が残っているけど雨の心配は無さそうだし、仁尾の竜王山を尋ねてみよう
丁度、仁尾八朔人形まつり開催中(21日〜23日)なので、楽しみ〜♪
さて、仁尾には竜がいっぱいです!
(2014年8月2日)
「仁尾竜まつり」は、 稲藁と青竹で作った全長35m、重さ2トンの巨大竜が主役
「雨乞いじゃ そぉれ、竜に水あぶせ」の掛け声とともに、沿道のみんなが一斉に水をかけるそうです
でも、この日は台風接近中 運行間際に風雨が強くなって来て、急遽中止となりました
楽しみにしていた「水あぶせ」が見られなくて残念!
市民センター仁尾で愛嬌を振りまく、マスコットキャラクター「竜太くん」
八朔人形まつり会場では、香川高等専門学校詫間キャンパス製作の「八岐大蛇」が上演中
素戔鳴尊が十拳の剣を振り下ろすと、大蛇の首がポロリと落ち、拍手でした
”仁尾竜王山”
GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号る
七宝山トンネル西口駐車場
(9:40)〜(10:25)ハングライダー基地・竜王山
(10:45)〜(11:10)日枝神社
〜(11:15)駐車場
(1時間35分)
七宝山トンネル西口にある駐車場に車を停め、出発
曽保果樹園の看板から脇道に入る ずっと車道を歩きます
明治時代からミカンの栽培が行われて来たという、
みかんの里・曽保地区に聳える竜王山
右写真中央の鞍部すぐ左の山 ハングライダー基地として有名です
擂り鉢状の斜面に広がるミカン畑
日当たり、潮風、段々畑の土壌がブランドミカンを育てるんでしょう
未だ青々としたミカンが大半ですが、潮風を受けて美味しくなってね〜
仁尾サンビーチ(海水浴場)に白波が押し寄せてきています
風が強いのでしょう 四国中央市のシンボル、煙突の煙も真横に靡いている
でも、視界はスッキリ 毎日眺めている豊受山や赤星山が綺麗に見えます
SNSで有名になった父母ヶ浜 帰りに寄ってみよう
竜王山直下をぐるっと歩き、稜線鞍部へ下る手前で右へ
少し進むと前面が開けハングライダー基地 さぁ、鳥になって飛んでみよう
テイクオフポイントを覗いて見ると、真下に天王山(△121.1m)
テイクオフ失敗したらどうなるんでしょうかねぇ 恐っ!
さて、今日の目的は山頂にある鎮守の森に祀られた石碑
梵字は読めませんが、「難陀跋難陀諸大龍王等」と刻まれている
調べてみると
「難陀とは歓喜の意味があり、釈尊が
降誕されたとき、雨を降らして灌いだとされ、潅仏会の起源となる
難陀龍王(なんだりゅうおう;アーナンダ・ナーガ・ラージャ)は、八大龍王の中でも筆頭で
経典では、頭上に9匹の龍を戴き、右手に剣をもち、左手を腰に当てる
跋難陀龍王(ばつなんだりゅうおう;ウパナンダ・ナーガ・ラージャ)は、難陀龍王の弟で
頭上に7匹の龍を戴き、右手に剣、左手は空中に位置する」
燧灘のほぼ中央に浮かぶ伊吹島が、香川県最西端 イリコの島として有名です
美味しい「伊吹イリコ」は、毎日の料理に欠かせません
9月28日〜11月4日まで、瀬戸内国際芸術祭2019秋会期が開催されます
北東を見れば、瀬戸大橋(備讃瀬戸大橋)もクッキリ
竜宮伝説が残る荘内半島や、仁尾の街を見ながら下る
七宝山系主稜線 左の少し開けた所が、上のパラグライダー基地がある433mp
初冬になれば、この斜面がミカン色に染まります
主稜線右端の稲積山(404m) 天空の鳥居で、一躍有名になりました
七宝山に抱かれるように鎮座する日枝神社
元日に初打ちが奉納される仁尾竜翔太鼓や、春を告げる百々手祭り
10月の秋祭りには、ちょうさの音がみかんの里に響きます
日枝神社の鳥居を潜り、竜王山を見ながら駐車場に帰って来た
今日も1時間半ほどのゆるい山歩きでした
竜王山は雨乞いの山、人々の生活圏に近い所にあるのでしかたありません
そろそろ秋も本番 龍様に休みを貰って、高いお山の紅葉狩りに行きましょうか
日本のウユニ塩湖として有名になった、父母ヶ浜
案外、身近なところにSNS映えするスポットがあるんですねぇ
我が家の近所にも、無いかしら?
歩いた道 ホーム