2019年10月06日 ”朝日山(龍神池)”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


予報ではすっきりした晴れの筈でしたが、山に雲が多い

今回も龍を求めて、秋祭りが始まった西讃へ

ファミマ(6:55)〜(7:40)健康づくりウォーキングの道〜(8:00)三角点〜(9:05)ファミマ
                            (2時間10分)



コンビニに車を停めさせて貰い歩き始める 光照寺を過ぎ、県道24号から分かれ坂道に入る

地元の方に登山道を尋ねると 「この先で行き止まり その先歩く道は無いよ」

まだ里山で藪漕ぎする時期じゃないけど、とりあえず車道終点まで行ってみよう

振り返り、まんのう竜王山方面を見る



作業小屋を過ぎ、地道を少し進むと道が消え、竹藪が待っている

引き返し登山口を探して県道沿いをうろうろするより、強引に進んだ方が早い

比較的歩き易い竹藪を抜けると、傾斜が増し灌木帯になる

岩場を迂回したり、獣道に騙されたりしながらとにかく上へ 最後は木を掴みながら直登すると



車道の縁らしきコンクリートが見えた

竹藪に入って30分 舗装路に飛び出す(右写真) ヤレヤレです

近くに、「健康づくりウォーキングの道 朝日山森林公園内コース1000m」の標識がある

山頂や桜並木を周回する延長1800mの遊歩道が巡らされているそうです

ミニ西国が置かれていたのか、ブロック囲いや

「石組」 「讃岐岩質安山岩の露頭」 「火山角礫岩の露頭」の札を見ながら、舗装路を進む



電波塔を過ぎ、広場手前左に鉄塔巡視路が下りている 下り口にアングルあり

この道を使えばすんなり登って来られたのかも

広場に出て、鬼ヶ臼山や七宝山を眺める 雲は多いが展望はまずまずです



「朱の鳥居と茅(智)の輪」を潜り、穢れや罪を祓い清めます

山頂部なのに水が豊かなのが不思議? これは龍神池ではなさそう



大師堂前に龍神池 

説明板に、 「森林公園新設の際、ここより東300mに鎮座する龍王祠を遷座した

山頂にもかかわらず渇水も無く、まさに霊泉というべきである 名付けて龍神池という」

麻口城(朝日山資料館)前に、しっかりガードされた4等三角点 朝日山(238.15m)

資料館は、9時開館 未だ開いて無くて、天守からの展望は得られませんでした



すぐ南には頂上に祠(竜王社?)が鎮座する傾山

伊勢朝日山本宮と、背後は頂稜に龍王社のあるこんぴらさんの山・象頭山

境内にある「伊勢朝日山本宮由来」説明板に拠れば

「・・・今を去ること300年の昔より、旧暦6月朔日には祈雨祭りが行われ、

麻村の村長を始め、氏子総代、近隣の村々から多くの村人達が参集し

降雨を祈願して、「綾子踊り」が奉納され・・・・」と記されている



復路はのんびり車道を下る

朝日山森林公園は桜の名所 春には2000本の桜が咲き誇る

この水辺(右写真)に龍王祠があったのか?



開運昇龍の大噴水

勢いよく空に昇る龍からパワーを貰いましょう



香川県の保存木・薬師院の大イチョウ(樹高25m)が、色付き始め

道端で、コスモスが秋風に揺れている

県道24号線を歩いて、駐車地点に帰って来た

讃岐には龍神さんが祀られている山が多いなぁと、改めて思います

雨が少なく、里山が点在する讃岐には、おそらく村の数ほどあるんでしょう

「おらが村の龍神さん」を尋ねる山旅は続きます


西讃地方は秋本番 太鼓と鉦の音に誘われ、金色に輝く龍を見て帰りました



財田町、鉾八幡宮



山本町、菅生神社

七重側面や掛布団を、金糸刺繍された「昇り龍、下り龍」で飾り

雨を表す房を四隅に垂らした太鼓台(ちょうさ)は

「雨乞い神具」としての性格を持っているそうです

太鼓を打ち、掛け声とともに2トンもの太鼓台を差し上げるのは

豊作の喜びと、龍神様への感謝なんですね

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