2020年01月25日 ”五瀬山・竜王山・虚空蔵山”

五瀬山(ごぜやま)


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今日は、さぬき市の里山三座を歩きます

高松道志度ICで下り、国道11を東に走り天野峠で右折

志度町岡病院の細道を進み、玉浦園南にある天野登山口を目指す

(8:05)〜(8:25)石鎚神社〜(8:40)五瀬山(8:50)〜(9:20)P  (1時間15分)



駐車場傍の大きな椿 朝ごはん真っ最中のメジロの群れが賑々しい

登山口には、「石鎚山参拝者用」と書かれたお接待杖が置かれていた

登山口から2分で、獣避けの柵を開け中に入る



「山の神さん」 登山道を逸れた所に、石祠が三社祀られている

尾根分岐を左へ (右は、鉄塔保線路)



鳥居奥に石鎚神社の建物が見えてきた

昭和56年に寄贈された木製の社の中に、歴史を感じさせる石祠が祀られている

神社前から、北の展望  志度の町、志度湾を見下ろす五剣山、奥でどっしり構える屋島

素晴らしい景色が広がってます

 

石鎚神社から15分ほどで、大きなヤマモモ が目立つ五瀬山山頂(△242.8m)

雨乞いの神「りゅうごんさん」の石祠が祀られている
 
広々とした 山頂から南西を見れば、標高198.2mの石鎚山 

山名の「五瀬山」は、石鎚山の御前山と呼ばれていたのが転訛したとか

石鎚山の右奥、こんもりしたお山は、白山(しらやま)かな?

下山は早いです 鞍部から鉄塔の少し先まで寄り道もして、30分でした


続いて

山友、Kszashiさんに教えていただいた竜王山を目指します

国道11を東進途中、買物客で賑わうお店に立ち寄る

店頭に並んだ柑橘類、金時人参、ホウレンソウ等々のお野菜、どれも新鮮で安いです

主婦魂が騒ぎ、 ついつい買物かごいっぱい買ってしまいました


竜王山(りゅうおうさん)


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迷うことも無く、「さぬきの森 森林浴公園」の広々とした駐車場に到着

公園駐車場の案内図を見ると、お楽しみなコースがいろいろありますが

今日は「やまなみコース」を歩き、竜王山を目指します

(10:10)〜(10:25)分岐〜(10:40)竜王山〜(11:05)119mP〜(11:30)小田峠〜(11:45)
                                (1時間35分)

 

擬木の階段道から取り付き、よく整備された広い登山道を歩く

要所、要所に、擬木のベンチも設置されている

 

「御殿山」って庵治もそうだったけど、松平のお殿様のお山なんですね

高松藩主松平頼重公がこのお山で狩猟される時は、7日〜10日ほど長滞在されたとか

西を見れば、山頂のヤマモモがよく目立つ五瀬山

牛の背中に見えるので「牛背山 ごせやま」と呼ばれたという説もあるそうです

そう言われてみれば、牛さんに見えなくもないかな?



歩き始めて15分で「小田方面600m(左)」「竜王山800m(右)」の分岐

分岐から、大小のコブを5つ拾えば竜王山(C△中尾 160.9m)です

「kazashiさん ありがとう  グ」って、ノートに書きました



分岐まで戻り、小田方面に向かいます

青空に広がるまだら雲 龍の形をした雲が無いかな〜? 

西に、五瀬山、山名はよく分かりませんが志度町の山々、遠くに霞むのは阿讃山脈



分岐から5分ほどで、見晴らし抜群の119mP

小田湾方面の展望

 

119mPに祀られた「りゅうごんさん」

引き返そうと思ってたけど、小田方面への道を下っていく

アララ 「立入禁止」って、今更無理よ!

 

林道に下り立ち、2分で県道に出る

小田峠を越え、「日盛の里」で左折し公園に帰って来た


今日の目的の竜王山も登れたし、お昼にしましょう

男山神社側の「麺処まはろ」で海鮮天ぷらとおうどんで満腹〜


虚空蔵山(こくぞうさん)


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今日の三座目は、お大師さん縁のお山です

長尾街道を走り大川町田面の虚空蔵山麓で駐車場探し

何とか、大川バス さざんか荘バス停奥の駐車場に停めることが出来ました

(12:55)〜(13:25)虚空蔵山(13:35)〜(13:50)P (55分)



阿条谷大師堂(一番霊山寺)取り付きに「お大師山火祭り」の案内板

「毎年8月24日、午後7時半頃打ち鳴らす太鼓の音を合図に麓から頂上まで一斉に火が燃え上がる」

この山で、お大師さんが雨乞いをした故事に因んで行われているとか

壮観な火祭り、機会があれば見てみたいものです

石段を上がり大師堂にお参りして、ミニ八十八ヶ所の石仏が並ぶ遊歩道を進む

石仏には、 嘉永年間、安政年間の文字が刻まれている



樹林が切れると、西にみろくアルプスの山並みが見え始めた 

後から分かったんですが

午前中に、reikoさん、え〜ちゃん、ピオーネさん、むらくもさんが歩かれてたそうです

真ん中の尖がりが、酷い藪だという閻魔山(魘魔山 きりがまりやま)なのかな?

ごつごつした岩盤むき出しの急傾斜地には、手摺が付けられている

 

石仏が鎮座する岩場に、火祭りの燃えカスが残る

中腹にある虚空蔵堂に祀られた虚空蔵菩薩

 

虚空蔵堂から、山頂まではひと登り

見晴らしの良い特等席で麓を見下ろす、石仏

 

絶景が広がる虚空蔵山山頂(194.2m)

北に見える岩山(△172.3m)は、ちょっと気になる面白そうなお山です

山頂に祀られた金毘羅宮



  未だ蕾も付けたツツジが咲き誇る 何だか、季節感が薄れるなぁ

ズルズル滑る花崗岩の道を下っていくと、大岩に石仏 



足場の悪いところにはチェーンが設置され、安心です

虚空蔵堂分岐に六十七番(小松尾山)大興寺の薬師如来が鎮座する



お祭り広場から下って来ると、大国木大師堂(八十八番大窪寺)

道沿いに建つ、さぬき市観光協会の案内板「自然と史跡のまち」の説明に拠ると

空海が善通寺から都へ通った道、また義経が屋島へと駆け抜けた道として

この辺りに数多くの史跡が残り、「たづら古道」と呼ばれているそうです


国道11から、存在感のあるお大師山(虚空蔵山)を眺め帰路につく

素晴らしい展望を楽しみながらのさぬき市の山、竜のお山も尋ねられ充実の山行でした


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