2020年03月15日  ”阿佐尻山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


龍巡りも楽しいけれど、たまには春の花も楽しみたいと

祖谷に聳えるフクジュソウのお山へ〜♪


堀切大師(8:15)〜(8:45)△小川〜(9:50)林道〜(10:25)阿佐尻山(10:35)
(11:00)
林道分レ〜(12:20)△小川〜(12:45)堀切大師    (4時間30分)



国道439から分かれ、栂峯方面へ 分岐点に「国体営農道→」の標示あり

堀切大師に車を停め、車道歩き5分 民家手前が登山口(標識無し)

 

登山口から見る、祖谷の山々

道はまずまず やがて薄くなりますが、林床がすっきりしているのでとにかく上へ



痩せ尾根を進み、急坂を頑張れば



三等三角点 小川 994.2mに飛び出す 傍にあるのは、NHKのアンテナ中継基地

三角点から尾根を進むと四国電力の鉄塔があり、北に龍宮崖公園が見える



広々とした伐採地には、苗木を食害から守るハイトシェルターが並ぶ

後、60年もすれば立派な木に育つのでしょう

薄っすら白くなった、牛ノ背〜土佐矢筈山

此処まであまり休まずに登って来たので、お茶休憩しながら展望を楽しみます



あら、こんなところで逢えるとは! 祖谷の龍さん、こんにちは

急坂を登ってゆくと、面白そうな岩場になる

 

北側に巨岩が現れ、良い雰囲気です

雪で何処が道か分からないけど、尾根を外さずに進めば大丈夫

 

岩に埋め込まれた標高点(1168m)

雪が重たげなフクジュソウ よく見ると、窪地のあちらこちで頭をもたげ始めています

尾根をそのまま進めば、気付かずに通り過ぎるところでした



雪雲が近付いて空が暗くなって来た

「早よ、山頂を踏もうや」と、林道を進む

山頂まで後少し、雪雲とどちらが早いか競争です



林道から、京柱峠方面を見る

林道歩き20分ほどで、「阿佐尻山登山口」標識

少し雪が増えて来た



足首が隠れるぐらいの程よい新雪、快適です

人の気配を感じたのか、ニホンカモシカが走り去る



雪化粧したブナ 何だか嬉しそうです
 
登山口から15分で、阿佐尻山山頂 

あの真っ白いのは牛ノ背かなと、景色を楽しんでいたら

雪雲が山々を隠し、粉雪がチラチラ舞い出した

雪に隠れた三角点(B△ 樫尾 1374.43m)を掘り出し、写真を撮って下山します



「降り出しましたねぇ」 すれ違った3人グループの方と言葉を交わし、林道を引き返す

フクジュソウ群生地でのんびり

日が差せば、満開の笑顔を見せてくれることでしょう



それにしても、寒峰の賑わいに比べたら静かだなと思っていたら下から声が聞こえてきた

登って来られたグループさんは、warukoさん!

2007年2月に笹ヶ峰でお会いして以来ですから、何と13年振りです

 嬉しくて、話に華が咲きました♪

warukoさんや、山としまなみのバリーさんたちを見送って直ぐ、ちょっとした岩場にかかる



おむすびころりんにならないように慎重に急坂を下ってゆくと

まぁ、アカリプタさん! お久し振りです

寒峰、鶏足山に続いての阿佐尻山 祖谷のフクジュソウ山行、楽しまれてますね〜



蕾を付けたヤマシャクも思わぬ雪に驚いたのかな?

葉っぱがいっぱい出てるから、時期には楽しませてくれそうです

快適な尾根歩き〜  日差しが戻り、暖かい

 

伐採地に咲くフクジュソウの傍らでお昼にし、牛ノ背を見ながら下りてゆく



△小川からは尾根を外し、急斜面を左に振りフクジュソウ群生地へ

黄色い声をたっぷり聞いて、心もほんわかでした♪


龍宮崖公園



龍宮トンネルを通らず、左横の旧道に入ってゆく

機械の無い時代、断崖絶壁の岩盤を万人の人夫の手によって削り造られた道を

祖谷地方では、マンプ(万夫)と呼ぶそうです

マンプの向こうに、龍宮コテージ、龍宮橋が見えて来た

 

龍宮橋の袂に、三角点(C△龍宮500.79m)が有る筈なんですが

標柱は有るのに、標石は見当たりません?

龍宮橋途中から、祖谷川上流 オレンジ色の橋の向こうに、先ほど歩いた稜線が見える



一面のフクジュソウは終盤 ほとんど終わっていました

私見ですが、2週間位前は見事だったと思います



川へ下りてゆく道沿いのミツマタが満開〜♪



ゆらゆら揺れる龍宮橋を渡って車に戻ります

県道に出る手前(観光案内所・喫茶龍宮傍)に、水量は少ないですが「龍ノ滝」

転んでも・・・・とは言いますが、祖谷の龍にも出会え

龍の山旅、なんとか繋ぐことが出来ました

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