2020年03月22日 ”江甫草山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


海の守り神、室本の龍王神社を尋ね

有明富士と呼ばれる 讃岐七富士の一つ、江甫草山(つくもやま)へ


室本港(8:45)(9:00)蓮光院(9:25)江甫草山(9:40)(10:00)有明浜(10:15)(10:40)室本港
                             (1時間55分)



室本港に車を停め、係留された釣り船を見ながら埠頭を歩いてゆく

 龍王大明神(龍神さん)が祀られた室本の 龍王神社

由緒に拠れば「航海の安全、大漁、豊漁の神として、港の入り口宮の元に鎮座し

船持ちの守護神として、崇敬されてきた」そうです



七宝山蓮光院羅漢寺 大同3年(808)、稲積大権現鎮護の寺として弘法大師が開基

「四国巡礼 ミニ八十八ヶ所めぐり」の表示板下に、たくさんのお助け杖が置かれている

本堂前で休まれている年配の方々とお話しすると、「ミニお四国さん」の整備をされてたようです

「左回りで歩いたらいいよ 気を付けて」と、見送ってくださった



羅漢堂横の石段を上がり、よく整備された参道を進む

四十四番大宝寺から、 八十八ヶ所巡りは折り返し下ってゆくが

「山頂まで300m」の標識を見て、急坂を頑張る



ヤマツツジ越しに北を見れば、稲積山

七合目で有明浜方面への下山路を確認して、山頂を目指す

八合目、九合目の急坂途中にある、何ヶ所かの平地は郭跡かと思います



江甫草山頂(C△153.1m)

築城年代は分からないが、細川伊予守氏政の居城と伝わる九十九城跡(つくもじょうせき)

天正6年(1578)、長宗我部元親に攻められ落城したそうです

山頂から西に50mほど進むと、ベンチが置かれた展望所

真下に有明浜が広がり、その先に、観音寺市街、そして阿讃山脈

霞んではいるが、四国中央市の煙突や法皇山脈が見える



七合目の石塁跡のところから、「有明浜方面→」の道標に従って下りてゆく

 芽吹きが始まり、ヤマザクラが満開するのも間も無くですね〜♪

高屋神社奥ノ院、稲積山を見れば、今人気の天空の鳥居周辺で人が動いている



急斜面を下り、ちょっと開けたところで休憩

三合目辺りまで、ロープ場が多かったです



落ち葉を踏みながら緩やかに下り、コンクリート道に出た

倒れかかった竹を潜って直ぐ、道路に出る



登山道取り付きに「江甫草(九十九)山城跡」標識

痛々しい様相の山腹を見ながら、有明浜に向かう



採石で掘削された真下付近まで行ってみたら、ハマダイコンがいっぱい!



有明浜でのんびりと寛いで、室本港へ帰ります

県道から見る江甫草山は、ちょっと愛嬌のある姿です



観音寺の地酒、「清酒 川鶴」 財田川に鶴が舞い降るのを見て名付けられたとか

室本といえば、永禄年間より麹を作っている「津久茂こうじ」も有名です

1時間30分ほどで周回し、蓮光院羅漢寺まで帰って来た

さぁ、港までは後10分くらいです


令和2年8月30日に、観音寺市港町の龍王宮を訪ねました



龍王宮



八代龍王宮                        八代龍王宮


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