2020年04月11日  ”大川山・龍王堂”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る




香川県第2の高峰・大川山(だいせんざん)は、安産と雨乞いの神を祀る山

天平六年(734)諸国大旱魃がルーツとされる「大川念仏踊」が

旧暦の6月14日に近い日曜日に、大川神社他三ヶ所で今に伝承奉納されている

登山の前に、まず麓の三神社を尋ねます



天平2年(730)創祀の天川神社(あまかわ) 国の天然記念物に指定されている社叢が見事です

さらに1kmほど奥、国道左脇で静かに佇む新生龍王社



琴南公民館横に、いくつかの境内社を配した中通八幡神社

鐘や太鼓を打ち鳴らして奉納される「大川念仏踊」、見てみたいです


大川山

琴南公民館P(7:45)〜(8:05)登山口〜(10:40)頂上(11:05)
(11:20)
展望所〜(12:15)隋神門〜(12:50)P  (5時間5分)



琴南公民館駐車場に車を停め、土器川沿いの農道をゆく

国道438に出ると、「大川山のぼり 三十九丁十二間実測」の石碑が建つ

今日は、国道をもう少し奥に進んだ下皆野から入山し、ここに下りてくる予定です



下皆野バス停で国道と分かれ、森林管理道 琴南財田線(9km先行き止り)に入る

10分ほど進むと、左に登山口(法面の白い手摺) 道標は無し



落ち葉が積もった広い道をゆく 丁石こそありませんが古道の雰囲気です

登山口から20分 周りはミツバピンクに包まれる



768P東のやや急な斜面をトラバース 倒木もあります 

ヤマザクラの下方に見えるのは、下皆野集落かな?



登山口から1時間、林道に出合う

2011年に歩いた時は、左写真の登山道は藪で林道に下りたけど

「登山道を行くぞ」と呼び戻され、林道を左下に見ながら15分程進み、車道を横切る

右写真の小屋右から、登山道が続く



思ったより、道は確っりしている (以前は右の尾根を歩き、藪に苦労しました)

花がありそうな雰囲気に、きょろきょろ 可愛いスミレがぽつぽつ咲いてます



萱場を抜け(獣除けフェンスあり)、南に阿波の矢筈山や剣山系を見ながらお茶タイム

霞んでいるけど、此処までで一番の展望〜♪  



小休止後、車道から分かれ登山道へ 

楽しみにしていた頂稜のヤマザクラはもう少し先です



まんのう天文台 宇宙にも龍がいるそうですね

キャンプ場を抜けると、頂上は直ぐそこ



老杉に迎えられ大川神社 祭神は、大山祇命・木花咲耶姫命

境内左奥に秋葉神社(横に、二等三角点1042.9m)



境内裏手に、龍王堂

龍王堂前から中讃方面を見る 高松市街地や屋島がぼんやり

小鳥の囀りをBGMにお昼をいただきながら、のんびり



頂上から急な北西尾根を下る 今日は傘はいらないでしょう

春山の魁・タムシバ



車道を横切り、少し登り返した展望所から満濃池や象頭山を見る

下山は植林が多く単調ですが、丁石が古道の雰囲気を残しています



車道を何度も串刺しながら下りてゆく途中、今日初めての登山者(グループ)さんとすれ違う

野口川右岸の斜面は、一目千本桜〜♪



隋神門を抜け、振り返る 奥に大山祇神社

右奥の大川山を見ながら、 車道をヘアピンし再び参道に入る 



トレランの若い方と言葉を交わし、参道(ブルーの手摺)を下り車道に出た

車道の先には勇ましい笠形山 山腹の緑とピンクが綺麗です



植え付けを待つ棚田の風景 最奥に水源の山、大川山

大川神社鳥居を潜り、国道に下りてきた

今日は、下山途中2組に会っただけの静かな山でした


山腹のヤマザクラを眺めながら、国道438を走り美霞洞渓谷へ



「道の駅ことなみ」に車を停め、明神川沿いにつけられた遊歩道を歩く

指標に従い木段を下りてゆくと



弘法大師が雨乞い祈願をしたという竜王神社

神社右のゴルジュが、大蛇が棲んでいたと伝わる雄淵、雌淵



大きなケヤキの根本に祀られるのは石槌神社

ユキワリイチゲやアワコバイモからバトンを受け継いだイチリンソウ

40分ほど散策し、足早に高速に乗りました

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