2020年04月25日  ”梶ヶ森・龍王ノ滝”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


三密を避けるため、GWに向けて8割減の外出自粛が呼びかけられている

お山に登って何処へも寄らず帰るので、密閉、密集は無いとしても密接は?

梶ヶ森が貸し切り、なんてことは無いでしょうから

あまり人と接触せずに下山出来るようにと、朝早く出かける



町道梶ヶ森線から、野鹿池山、黒滝山方面を眺める

佐賀山の里にも、朝の柔らかい日が当たり始めた


龍王ノ滝P(6:50)〜(7:00)龍王ノ滝(7:15)〜(7:35)奥之院〜(7:55)御影堂(8:05)
(9:00)
天狗ノ鼻・キャンプ場(9:20)〜(9:35)梶ヶ森(9:50)〜(10:40)奥之院〜(11:20)
                               (4時間30分)



駐車場から10分で、「日本の滝百選」龍王ノ滝

楽しみにしていたアケボノツツジは咲いているが、残念なことに日が差さない



トサコバイコ

「定福寺奥之院」の石段を上がり、紅葉川分岐を右に分け直進 



 岩だらけの「ゴロゴロ八丁」を頑張ると、両岸から巨岩壁が迫って来る

石洞に付けられたアルミ梯子や木段を上がり、「弘法大師御影堂」へ



御影堂で修行中?のグランパ

ボトルネックを越え直進すれば「山荘梶ヶ森」は近いですが、今日は山荘には寄りません

(町道梶ヶ森線入口に「新型コロナウィルス感染防止のため、しばくの間休館します」の喚起板有り)

覆い被さる岩壁の際を上がってゆく



急坂を登りきると、「苔の岩」経由「シャクナゲの森」と「山荘梶ヶ森」の分岐

岩場の突端で展望を楽しんでから、長い鉄階段を下り、名勝「苔の岩」へ


 
「苔の岩」に佇む阿弥陀如来の前で小休止した後、紅葉川に沿った雰囲気の良い道を歩き

東屋のある「シャクナゲの森」へ登り返す



  「シャクナゲの森」を抜けると林相は一変する 美形のブナ林帯に設置された木段を登る

ブナの次は、アセビやミツバツツジ等の低木 植生の変化が楽しい

展望が開け振り返ると、山荘や「ふたりの丘」展望台



コース途中屈指の展望台・天狗の鼻

迎えてくれるのは「密教」の最高位・大日如来

キャンプ場に、車や人の姿はありません



絶壁の突先から眺める、祖谷の国見山、中津山

キャンプ場まで緩やかに下り、頂上向け木段を登る



虚空蔵菩薩が労ってくれる梶ヶ森山頂 (一等三角点 1399.81m 点名 大兀森)

頂上から、石鎚山系を望む



ゆっくり展望を楽しんで、下山

天狗の鼻や前面に広がるキャンプ場を見ながら、木段を下ってゆく

ブナ林に入って空を見上げれば、タムシバ〜♪



シャクナゲの森から、真名井ノ滝へ下りてゆく

かなりの急階段です 転げ落ちないよう、慎重に足を運ぶ



不動明王が睨みを利かす「真名井ノ滝」

鉄橋を渡り、横駆け道を歩いていると



シロバナネコノメソウやサイコクサバノオが呼び止める



予定よりちょっと時間がかかったけど

御影堂、梶ヶ森、真名井ノ滝と周回して、定福寺奥之院へ帰って来た

日差しを受け、嬉しそうなヤマザクラ〜♪



ピンと背筋を伸ばしたヤマシャク、そろそろ出番ですね

登山道沿いに咲く花々を楽しみながら、龍王ノ滝上まで下りて来て

「アレッ? ストックが無い」

ヤマザクラの傍らに置いたままだろうと引き返し、直ぐに見つかりました!

龍王ノ滝でグランパと合流して、無事下山  ヤレヤレ



緑の風薫る吉野川から梶ヶ森を見上げ、とんぼ返りの山旅でした


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