2020年06月07日  ”チチ山・笹ヶ峰”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


2010年6月12日に歩いたチチ山は、ミツバツツジ大爆発!

今年はどうかなと思っていたら

ギッチャン、ヤマガツオさんが、素敵なミツバ便りを届けてくださった

傷んでた林道も復旧して登山口まで行けるそうなので

久し振りに、下津池から登ります


登山口(6:35)〜(7:20)宿(7:30)〜(7:55)丸山荘(8:05)〜(9:20)チチ山(9:35)
(10:55)笹ヶ峰(11:30)〜(12:00)丸山荘(12:10)〜(13:10)登山口 (6時間35分)



登山口に、先着車は一台 連続する小滝を見ながら吉居川右岸を登る

昨日大掃除をしたので腕が痛く、足腰も重い 一汗かいた頃、霧に包まれた宿 

木橋を渡ると植生が変わる 大ブナが目立つ自然林を緩やかに進む



丸山荘で小休止後、山荘右からモミジ谷へ向かう

健気に頑張っている谷間のヤマシャク

傍で見ると、蜜を求める羽アリが花弁にいっぱい(密状態です)



この巨岩を過ぎれば、カエデの楽園

岩角を掴んで登っていた個所に、ロープが付けられている

コル向け強い風が吹き上がり、寒い!

オオイタヤメイゲツの傍で、ヤッケと手袋を着用



霧の中に浮かび上がる、オオカメノキやミツバツツジ



コルで小休止後、ミツバの門を潜りチチ山へ向かう

岩場を彩るミツバツツジは、葉っぱが多くなっている



一瞬、霧が晴れて笹ヶ峰が現れる



が、またまた周囲は霧に覆われ展望が無くなった

コメツツジや色鮮やかなドウダンツツの緑を見ながら稜線を歩き、チチ山

 

イシヅチザクラのサクランボ 滴を湛えて瑞々しい

軽く食事をしながら霧が晴れるのを待ったけど、待ちくたびれてトラバース道へ下りてゆく



歩き難いトラバース道 濡れた笹で膝下がびしょ濡れですが

次々と歓迎してくれるミツバツツジにそれも苦になりません

ちょっと見頃が過ぎているけど、紅色の道を楽しみます



一際鮮やかなミツバツツジ〜♪



空が明るくなり、薄っすら笹ヶ峰が見え始めた

霧が晴れるまでと暫く粘ったものの、頂上は現れず



トラバース道から少し下ったところに、紅色の一叢

4,5日前が、見頃だったのかな?



ミツバの中で楚々と咲く、ウスノキ

チチ山分岐で、上から軽快に駆け下って来られた方と暫しお話しする

ヤマッパーのがべりこさんで、笹南尾根を登りチチ山をピストンしてきたそうで

これから伊予富士まで駆けてゆくといわれる!

「お気をつけて」と見送ったら、あっという間に見えなくなった

(ヤマップを見せていただくと、東黒森まで行かれてました)



霧に隠れたチチ山を、振り返り、振り返り、笹ヶ峰に向かう

山頂北側もミツバ色に染まっている



石鎚蔵王大権現と不動明王に挨拶してから

山頂より少し離れた岩に腰掛け、思わせぶりな雲に一喜一憂しながら待っていると

チチ山の雄姿が、現れました〜♪



山頂に戻り、下山します



真下に丸山荘や丸山を見ながら、笹斜面を下ってゆく

  そろそろ沓掛山も姿を現しそうです

残念ながら西の方はすっきりせず、石鎚は雲の中



山荘から、笹ヶ峰を見上げる

山荘前のシャクナゲに護られ群生するマイズルソウ



コケイラン

登山口に、車が随分増えている

石を落とさないように注意して歩き、登山口着

歩き始めからしんどかったけど、久し振りに下津池からの古道やモミジ谷を歩けたし

ミツバは見頃を過ぎていたとはいえ、、紅色の道の華やかさに満足満足で帰路に着きました


余談ですが

毎週楽しみに見ているNHK大河「麒麟がくる」がコロナ禍で収録が出来ず

6月7日の第21回放送をもって一時休止となりました

元禄2年、芭蕉が詠んだ ”月さびよ 明智が妻の 話せん”

妻の熙子が、その黒髪を切って金を工面し、献身的に尽くしたという話を描くのは

次回、信長に仕える時かなと思っていたのに、残念!

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