2020年07月25日 ”讃岐の龍巡りU”


ログはイメージです


龍を尋ねる前に、財田の石鉄大權現にご挨拶

登山口は?ですが

「100mそこそこの山なので適当に、行き詰ったら引き返してくる」と、グランパ単独です



広い路肩に車を停め「池田養鶏場」の看板から脇道に入る

前方に見える頂が三角点入樋の山でしょう ( 山名は分かりません)



左に溜池を見ながら進む 何池なんでしょう?

竹林に付けられた作業道に入る(右写真 振り返ってます)



楽勝の雰囲気だったんですが、嫌な予感的中 もう直登あるのみ!

茨や羊歯藪より益しです 竹を跨いだり、潜ったり、踏み折ったりしながら



なんとか登りきると、奥の方に石碑が見えて来た

石鉄山權現です 「施主十方組中安全」と刻まれている

「鉄」の字からも、歴史のある石鎚山なんだと思います



碑の近くで笹に隠れていた、三等三角点「入樋(129.87m)」 

北側(右写真)は、少しすっきりしているようですが・・・参道があるのかな?

駐車地点から、登り15分、下り10分の竹藪漕ぎでした


財田町、雨宮神社



財田町、県道5号沿いの雨宮神社

 

ハグロトンボが群れ飛ぶ長野川を見ながら、鎮守の森に囲まれた雨宮神社の鳥居を潜る

見事な社叢を造っているのは、樹齢1000年といわれるタブノキ

 

祭神 高龗神 闇龗神 天水分神

長久4年(1043)春、大干魃のため種苗が枯れそうになった際

村人が雨乞いを祈願したところ、霊雨が降り、稲が生育した

入樋に伝わる弥与苗・八千歳踊りは、これに端を発する雨乞い踊りだそうです

境内には、大正4年(1915)の大嘗祭の折、献納する御莚用(むしろ)御早苗を洗い清めたとの、石碑が建つ


思ったより天気も良いし、こんぴらさん



誰にも会わない裏参道を歩いて本宮へ

本宮から583段を登り、奥社の厳魂神社に到着

爽やかな風が吹き抜け、汗がスーッと引いてゆきます



旭社にお参りして、桜馬場西詰の銅鳥居を潜り左折、裏参道を下る

表参道に出て見たら、 裏参道の静けさを他所にそこそこ賑わっていました


豊中町、竜王神社



溜池に架かる小さな橋を渡り、鳥居を潜る

神額には何も書かれていない

平成生まれの可愛い狛犬に迎えられ境内へ(左写真は振り返ってます)

 

「至誠和合慈降瑞雨 雲蒸龍變其徳潤土」と刻まれた一対の石標柱

『史記』彭越伝に、「其の一死を賭して、雲蒸龍變成功を万一に僥倖したる」との言葉があるが

「雲蒸龍變」とは、天に昇る龍は雲を巻き上げ、変幻自在に活動して勢いを増すという意味で

英雄や豪傑などの優れた人が、時運に乗じて活躍することを表しているのだそうです

「其の徳が土を潤す」より、雨乞いの龍神が祀られているんだと思います


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