2020年09月21日  ”丸笹山・赤帽子山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


何気なくグーグルを見ていたら、つるぎ町一宇の八大龍神社が眼に入った

道はクネクネですが、△大野(655.13m)よりも高いところにあるので展望も良さそうです

赤帽子山の秋の花々を楽しんでから、龍神様を尋ねてみよう


(7:25)〜(8:05)丸笹山(8:13)〜(8:25)丸笹分岐〜(9:30)赤帽子山三角点(10:08)
(11:20)
丸笹分岐(11:30)〜(12:00)P             (4時間35分)



ラ・フォーレつるぎ山は、濃い霧の中

お四国さんの石仏(二十八番トサ大日寺 大日如来像)に見送られ、乳白色の道をゆく



「霧が晴れたら雲海じゃ」の言葉を信じて暫く待ったけど、晴れそうにありません

丸笹山から10分余りで、赤帽子山(2300m)への分岐



広々とした笹原を進みます

丸笹山から1600mで最低鞍部、此処から赤帽子山まで1200m

「R438ルート→」分岐の標識があるけど、道は笹に埋まっています



何度かアップダウンを熟し、前方に赤帽子山の肩が見え始めたら

山頂は近いです



期待したウメバチソウはパラパラ、今年は花が少ないのかな?

ツリガネニンジンは愛嬌を振りまいているけど、リンドウはお日様を待っています

7年前、大展望の稜線を歩きながら花々と遊んだことが思い出される



展望のない山頂は通過して三角点(1611.4m)へ、中尾山へと続く稜線を見下ろす

雰囲気の良いアカマツ林を縫い、山頂へ引き返していたら

空が明るくなり、真上に青空が見え出した


 
赤帽子山山頂(1620m) 山頂南斜面の木々は、薄っすら色が抜け始めている

剣山、次郎笈が現れそうになったと思ったら、また次の雲が流れて来ます

一喜一憂しながら、雲との睨めっこも楽しいけど



次の予定もあるし、そろそろ下山しましょう

剣山は未だ薄っすら雲がかかっているものの、丸笹山の雲は退いたようです



気の早い紅葉 〜♪

西の方はすっきり晴れてます

 丸笹山分岐手前でちょっと道を外れ、塔ノ丸や三嶺を眺める



分岐で休憩後、貞光川源流方面へ向かってたら、何処からともなく声が聞こえてきた

木の間越しに数人、丸笹山から下りて来るのが見える

下山中、10人ほどの方々とすれ違ったけど、剣山にかかる雲も退いて

赤帽子山からの素晴らしい展望を楽しまれてるだろうな

冷んやりとした空気が流れる遊歩道、良い雰囲気です



満杯の駐車場に着くと、霧に包まれていた朝とは打って変わり太陽が眩しい

ラ・フォーレつるぎ山の庭に咲く、アケボノソウ〜♪


今日、眼を楽しませてくれた花々



シコクブシ             ツチアケビ



タカネオトギリ          シコクフウロ



リンドウ              アキノキリンソウ



ツリガネニンジン               センブリ



ウメバチソウ

 

虫に食われちゃったツルリンドウ          テンナンショウの実        
        

 
何キノコでしょう?                      アオベンケイ
               


帰路、つるぎ町一宇大野の八大龍神を尋ねる

国道438沿いの久藪分岐を左に見て、右折 大野集落までドンドン高度を上げてゆく

車道終点、標高700mくらいのところに八大龍神を祀る神社が鎮座しています



鳥居にかかる立派な神額は「八大龍神」



苔むした手水舎や弘化四年未年十月吉日建立の常夜灯など、歴史を感じさせる雰囲気です

石段を上がってゆくと、城壁のような石垣の上に神社が見える

地神塔と並ぶ石積みの祠に「金毘・・・」と読める納め札、「こんぴらさん」が祀られてるのかな?



背後の木々に護られるかのように拝殿と本殿が並ぶ

それにしても絶景です

先ほど登った丸笹山から、塔ノ丸への稜線がよく見える


 
下りる途中、八大龍神が祀られていた森を見上げる(最終民家上のこんもりした森)

西を見れば、久藪集落を見下ろすように聳える津志嶽

歩いた道  ホーム