2020年10月24日  ”奥白髪山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



シーズンに一度は見てみたいブナの黄葉

奥白髪山から竜王峠はどうだろう あの大ブナさんは、元気にしてるかな?

(今日もグランパ単独山行です)


(6:35)〜(8:00)奥白髪山(8:15)〜(9:10)ジャンクションピーク〜(10:30)林道〜(11:10)P(4時間35分)



冬の瀬登山口にはまだ一台も停まっていない 山頂まで3kmの標識を見て出発

2分で2.5kmの標識(右写真) ちょっと早くない? この後500m毎に標識があります



柵やロープが設置された急峻な谷沿いの道を行く

谷を渡る 水量がやや多いですが、靴を濡らすほどではありません



左岸を進む あと2kmの標識 再度谷を渡り右岸へ 谷沿いの道は湿っぽく歩き難い

冬の瀬コースは20数年前に歩いたが、道の状況などあまり記憶が無い



道は緩やかになり、ヒノキやシャクナゲが目立ち始める

根上りヒノキの巨木 あと1.5km

ヒノキやシャクナゲは岩場が好きなの? 根を張り難いと思うんですが・・・



紅葉がぱらぱら まだ日が当たっていないので色が映えない

登山口から1時間15分で分岐 右は「八反奈路ヒノキ巨木」 気になる山域です



頂上手前に、ロープが設置された急な岩場

竜王峠分岐、頂上はもう目の前です 1時間半足らずですが、案外長く感じました



頂上から今日初めての展望 南に延びる稜線の先にきびす山や奥に工石山

十分展望を楽しんだ後、竜王峠方面へ 

暫くはヒノキやシャクナゲ林の中、赤テープを追います



500m下って来た この辺りから林相が一変、落葉広葉樹の明るい森となり、道も良くなる

「お久し振りです 根上がりブナのモンローさん(勝手に呼んでいます)」

瘤が出来、お歳を召していますが、相変わらず足の運びが艶かしい



登山道から右を見ると、広い林冠ギャップが出来、青空が覗いている

嫌な予感が的中 これが2012年12月偶然出会った大ブナです

雪の中、二人でメジャーを回し、幹周4.55mの迫力に圧倒された記憶が蘇る



密でない程度に現れ、目を楽しませてくれる大きなブナ

日に透かして金色に輝く姿を撮りたいが、スズタケに阻まれ近寄れません

 

所々スズタケを掻き分けながら登り返し途中、白髪山を振り返る

ジャンクションピーク(右写真)で直角に折れ、竜王峠へ



登山道で今日一番輝いていたブナ



古都の紅葉にも勝るこの黄金の輝きを見なければ、年を越せません

(私、見てないのに・・・どうしましょう?)



ブナの稜線は続きます



遠くなった白髪山を見る



頂上から3km、下りて来た

主幹が折れ、登山道を塞ぐブナの古木 抜けるの難儀しました



ブナの稜線の先で、奥工石山が呼んでいる



流れ来る雲が日差しを遮る 暫く待って撮った孤高のブナ



秋のブナの森は、個性的な脇役が一層引き立てます



青空に向かって背伸びするブナ



鉄塔から左に下りるとすぐ奥白髪林道(右写真) 少し奥が竜王峠です

時間があるし、そんなに疲れもないので奥工石山もと思うけど、気力が足りません



奥工石山は、昨年この時期に登ったと納得し、紅葉を楽しみながら林道を下ってゆく

駐車地点には相変わらずマイジムニーのみ 今日は貸し切りだったのかな?



汗見川渓谷の名称「升渕」

モミジが熟れ、エメラルドグリーンの川面に彩を添えると素敵だろうなぁ


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