まんのう町に四等三角点「天皇山」の山が在り、山頂の神社マークが気になっていた
登るなら、天皇誕生日の今日でしょう!と、登山口も分からないまま出かけました
その前に、東隣に聳える讃岐七富士の一つ、高鉢山の龍神さんを尋ねます
高鉢山
綾川町西分の八十八茶屋前で、県道17(府中造田線)から逸れ高鉢山風穴へ向かってると
前方に、姿の美しい綾上富士・高鉢山が見え出した
管理棟横の駐車場に車を停め、歩き出す
直ぐに、高鉢山案内図が設置された登山口
「絶景山頂まで470m 30分」の指標を見て、急坂をゆく
ログハウスのある広場から山頂まで木の階段が512段、、標高に因んで設置されている
春には登山道を一際明るくするヤマザクラが、いっぱい
ファミリーハイキングに人気なのも、うなずけます
上がるほどに段差が大きくなって、ちょっとしんどいけど
あっという間に、八合目
山頂(511.98m)には、龍神さんが祀られてるという高鉢神社が鎮座する
祈雨祈願の神社だとは思いますが、歴史ある神社なのでしょう
嘉永元年申六月吉日(1848)に奉納された手水舎がある
余談ですが、嘉永といえば
この2月に始まったNHK大河「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一(1840〜1931)が幼少期の頃
時代の変遷に、どのように関わってゆくのか楽しみです
山頂奥の反射板からの展望を楽しみ、
大理石のテーブルでコーヒーブレイクをして下山
登り20分、下り10分のお気軽散歩でした
日本三大風穴の一つ高鉢山風穴は、バンガローやテントサイト(現在閉鎖中)の一角にある
中の温度計は2℃ かつては蚕卵紙、ウド、みかん、豆等の種子貯蔵所として利用されていたそうです
車道沿いにある鳥居が気になり上がってゆくと、祀られていたのは腰宮神社
これも何かのお導きだと
まだ少し痛みが残る左腰を擦りながら、よ〜く拝みました
天皇山
P
(11:20)〜(11:50)天皇山
(12:00)〜(12:50)P (1時間30分)
地図で確認し、△天皇山方面を眺める(山名は分かりませんが、此処では天皇山とします)
さて、取り付きは何処だろう?と思いながら、作業道を歩いてゆく
木が茂っているあの山が、多分天皇山でしょう
花崗土採掘場を回り込み、山に取り付く
藪の薄いところを選びながら、とにかく上へ
尾根に出たら、広い道が続いている
社務所跡?のような建物を過ぎ、緩やかに登って行くと、木々の奥に建物が見えて来た
四等三角点 天皇山(346.41m)の後ろは、拝殿 案外、すんなりと着きました
御祭神は分かりませんが、風格のある立派な本殿がひっそりと佇む
棟紋は、菊の御紋(十六一重表菊)です
少し引き返すと北方向に参道があるので、麓に鳥居でもあるかなと期待して下っていくと
アララ、ゴルフ場で切断されていました
柵沿いに進みながらゴルフ場内の小山を幾つか越え、竹藪を下りてゆく
堰堤で小休止後、畦道から車道に出る
右写真中央奥に見えるこんもりした山が、天皇山です
田園風景を楽しみながら県道17を歩いて、駐車地点着
県道17号を南進していたら、古びた説明板が目に入り停車
かすれて読み難いが、八代龍王社かと思います 祭神が天水分神、国水分神です
説明板裏の大岩が転がる谷に、小さな祠が祀られていました
やっぱり、讃岐は龍神さんの国ですねぇ
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