三谷三郎池を取り囲むように並ぶ、日山、馬山、実相寺山、日妻山、上佐山を
総称してクレーター五座と呼ぶ
十数年前、三座は登ったけど、記録も無いし記憶も曖昧です
今日は、山友のKazashiさんのログを片手に5座+αを歩き、「緑と水の町」を楽しみます
三郎池P
(8:40)〜(9:06)日山
(9:14)〜(9:32)雨山
〜(10:10)祠
〜(10:30)馬山登山口
(10:40)馬山
〜(11:10)実相寺山登山口
(11:15)〜(11:47)実相寺山
〜(12:05)見性寺
(12:12)日妻山登山口〜
(12:38)日妻山
(12:51)〜(13:25)上佐山登山口
(13:30)
(13:49)雌上佐山〜(14:07)上佐山
(14:16)〜(14:33)登山口
〜(14:55)P (6時間15分)
三郎池自然公園の駐車場に車を停めて、出発
「三谷三郎池の”じゃ(蛇)”」伝説から生まれたモニュメント「竜王丸」の横を通り
車道を横切って、山道に取り付く
10分余で、東屋が建つ小日山(日山の四合目)
七合目手前辺りから、露岩が出てきて勾配がややきつくなる
八合目に「東稜顎出しルート 難関の尻見坂」のプレート 汗が出ます
小日山から15分ほどで、石祠が祀られた日山頂上(四等三角点 日山191.64m)
日課のように登られてるという皆さんで、東屋や三角点前のベンチは賑わっている
よく整備された擬木の階段道から左に逸れて下り、車道に出る
(擬木の階段道を行っても同じところに下りるそうです)
日山駐車場の手前に、雨山取り付きを示す赤テープ
結構急坂ですが、車道から7分で雨山山頂(116m)
遠くに連なるおにぎり山は、六ツ目山、伽藍山、狭箱山
目の前の住蓮寺池や、前山池畔の法然寺五重塔、そして平池を見ながら下りてゆく
登山口付近に祀られた祠は、金毘羅大権現
文化三寅七月廾四日建立の三界地蔵が見守る場所に出て、暫くは車道歩きです
本日一番の青空〜♫ 曇り予報だっただけに、嬉しい青空でした
南にこれから尋ねる馬山、実相寺山、日妻山が見える
その前に、グーグル航空図で検索した時何やら在りそうな雰囲気だった山に寄り道しよう
取り付きが分からないが、せいぜい80mほどの山だからと、適当に竹藪に入ってゆく
山頂に立派な石祠が鎮座し、傍らには苔生した祠の屋根が置かれていた
龍神さんかな? 地元でお祀りされているようで参道がある
右写真の土塀の奥から下りて来ました
登山口で小休止後、馬山へ
竹藪の中の道を過ぎると、自然林になる
登山口から10分で、馬山山頂(146m)
山頂標識を見て通過し、10分で下山口に下り立つ
前方に実相寺山を見ながら、車道を進む
電波塔を目指して左折したら、高台の住宅地にある電波塔付近に来てしまった
ですが、何処にも登山口は見当たりません 道を曲がるのがちょっと早過ぎたようです
しんどい思いをした急坂を下り西へ進むと、満開の桜〜♫
河津桜でしょうか?
やれやれ、何とか登山口の電波塔に着きました
まだ4座も残っているというのに、どっと疲れが出てきた ちょっと休みましょう
少し高度を上げると、日山、雨山、馬山が見送ってくれてます
遠くには、独特の山容の屋島、そして五剣山
中腹に鎮座する山の神様 (錆びた説明板は、文字が読み取れません)
実相寺山(250m)も山頂標識を見て通過します
東にこれから登る日妻山、上佐山、雌上佐山が見える
麓の見性寺に下りて来ました
日妻山は、どこから見ても尖がってますねぇ
畦道から日妻山登山口へ向かい、いきなりの急坂を頑張って、尾根にのる
少し開けたところから、実相寺山を振り返る 良い姿です
「後少しよ 頑張って!」 可愛いツツジのエールにホッと一息
胸突き八丁を頑張れば、日妻山(四等三角点 日津間235.77m)
ちょっと小虫が煩いけど、お腹も空いたのでお昼にします
東に上佐山を見て、急坂を下ってゆく
まぁ、蕾をいっぱい付けたツツジ! 咲いたら、登山道が華やかになるでしょう
日妻山から車道に下り立つ 残すは、後2座です
でも、なんで帽子を振っているのかしらん?
道沿いの梅の花を愛で寄り道しながら、上佐山登山口へ
登山口で休んだ後、快適な道を進む
歩き始めて直ぐ、一角に手水舎、山燈籠があり、石祠が祀られている
山の神様なのか?龍神様なのか?
新しい紙垂が付いた注連縄が張られています
石祠から5,6分で、「徒歩 約15分」のプレートがある分岐
上佐山まで後少しですが、先ずは雌上佐山を往復して来よう
貯水棟が建つ鞍部に東から道が合わさり、「下山道 稗田集落へ→」の指標
雌上佐山(193m)から北を見れば、本日最後のピークが指呼の距離で待っている
今から行くよ〜
分岐まで引き返し、冬枯れの木々の樹間から北麓を見ながら進む
次第に斜度が増してくるが、頂上が手招いているので足は軽い
最後は、鎖やロープを手繰り山頂に飛び出す
周囲が急峻な要害で護られた、平坦で広い山頂です(二等三角点 宇和佐山255.67m)
永和元年(1375)、この辺りを拠点とした三谷氏の王佐山城が在ったと伝わっている
先ほど尋ねた雌上佐山も砦跡の様な雰囲気があったので、出丸だったのかもしれません
讃岐の多くの城同様、長宗我部氏に敗れて天正十年(1582)廃城となったそうです
大展望の山頂に鎮座する石祠 水の町に祀られているのだから、きっと龍神様よ!
西を見れば、ピークを踏んできた山々が仲良く並ぶ
北麓に下りる道は要所要所にロープもあり、よく整備されている
無事に全てのピークを踏みルンルンで下ってたら、登山口付近で道を整備されてる方にお会いした
「ありがとうございます」
水の町に浮かぶ日妻山、実相寺山、馬山を眺めながら、三郎池駐車場に帰りました
さて、讃岐のお山の楽しみはもう一つ
今日は竜に拘って、法然寺境内にある「本格手打ちさぬきうどん 竜雲」へ
閉店時間ギリギリだけど急いで車を走らせる
が、 残念! 暖簾が仕舞われていました
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