2021年03月22日 ”七宝連山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


我が家のソメイヨシノは21日に開花宣言、例年より一週間ほど早い

近場の山々も微笑みを浮かべ出したし

ヤマザクラの名所七宝連山は、そろそろ見頃かな〜?

高屋神社下宮に車を停め、今日もコミュニティーバスのお世話になります

大麻荒神バス停(9:20)(9:55)登山口(10:00)(10:15)真平山(10:20)(11:00)竜神登山口
(11:55)志保山東峰〜(12:15)志保山(12:25)〜(13:05)七宝山445m(13:15)〜(13:35)上之山
(14:05)高屋神社本宮(14:15)〜(14:30)斉田社(14:40)〜(15:00)高屋神社下宮 (5時間40分)



室本バス停で乗車し、大麻荒神バス停で下車

吉池傍に下り、「四国のみち」大麻荒神バス停〜高屋神社(ミカンのみち 13.7km)を歩きます

800mで「四国のみち」から逸れ、法面に付けられた「←七宝山」標識に従って左折



北に、スタート地点の大麻荒神バス停、高尾木山や妙見山

南には、吉津峠を挟んでこれから向かう志保山、志保山東峰 

その右下の可愛い尖がりは、「難陀跋難陀諸大龍王」の石碑が祀られている仁尾竜王山でしょう



ミカン畑を縫いながら高度を上げてゆく

ヤマザクラが咲き始めた真平山は、雪洞が灯ったようで綺麗です

振り返れば仁尾の町、そして碧い燧灘に浮かぶ蔦嶋、薄っすらと見えるのは伊吹島

風は冷たいが、素晴らしい青空が広がってます



車道終点が登山口 山道に入って直ぐ右に道を分け、ロープ沿いに真っ直ぐ尾根を目指す

うっと暗い植林帯を進み、貯水槽のところで尾根に乗る



登山口から15分で、真平山山頂(地図では七宝山) 四等三角点 社山298.67m

山頂から少し東へ下った三野町側展望所に、石碑が祀られている

寛政十年戊午(1798)六月二十八日、龍王神社を建て大雷神を勧請し雨乞い祈願したそうです



龍王神社前の展望所から、広々とした三野平野を眺める

削られてしまった汐木山が気になりますが、ヤマザクラが満開ならば絶景でしょう

暫く展望を楽しんだ後、本ルートを下る

ヤマザクラ咲く見返り坂は、風も無く暖かい



小柄な木ですが、一生懸命咲いている姿に感動します

赤道ルート合流点で、真平山を振り返る



吉津峠への近道だと思い、赤道ルートを少し進んでから直ぐ左の実線に入ったけど・・・

アララ、途中でごちゃごちゃになり直下の県道に逃げる  近道にはなりませんでした 



吉津峠の100mほど先で、車道をショートカット 竹林を抜けて、上の車道に出る

志保山竜神登山口 取り付きは急ですが、尾根に乗れば緩やかに登ってゆく



登山口から10分で、真山竜神頂上(218m)

頂上直下に龍神祠



大岩展望所(大岩桜はまだ蕾)から下りてきた鞍部で、風穴登山口からの道に出合う

付近はヤマザクラの古木がいっぱい まだ三分咲きくらいですが、咲き揃えば見事でしょう



中間展望所で、三野平野や荘内半島方面を眺めながら小休止



中間展望所からは、初めての道

志保山と東峰との稜線鞍部向け緩やかに登る よく整備され歩き易い

7合目 清正公コースが右から合わさります

2013年12月、志保山北面を下った時、藪から飛び出したのはこの道だったんだ



7合目のちょっと上が鞍部 まず東峰へ向かう

日当たりの良い稜線付近では、ヤマザクラが満開です



快適な稜線の先が、志保山東峰

素敵なハートのベンチに座って、ゆっくり展望を楽しみます
 

 
鞍部まで引き返し、12時のチャイムを聴きながら登ってゆくと志保山 三等三角点 石ヶ谷425.98m

山頂のヤマザクラは、まだ固い蕾です

真下に父母ヶ浜 木々が刈り払われ素晴らしい展望が広がってます



頂上から縦走路を少し南へ 南郷コースを30mほど下ると龍王神社

パラグライダーテイクオフ地点で曽保集落を見下ろしながら、お昼にします



下司コース分岐 目の前のコブは巻道を行く

最高のロケーションで春を謳歌する、天涯桜〜♪

ブランコに揺られながら景色を楽しんでいたらトレランの方が走って行かれた

今日、初めて会う登山者です

「香地岩→」標識が気になり、東へ少し下ってみるが、分からない

目的地までの距離が書かれていたら有難いなと思いながら桜を後にする



直ぐに、七宝山445.0mの標識 この真下を七宝山トンネルが走っている

「七宝山山系(志保山)最高地(つず)449m」



上之山 一等三角点 高野山444.21m

次の分岐を左(不動の滝方面)へ50mほど下ると、林の中に龍王神が鎮座する

分岐で寛がれていた三人の方と少しお話して、「さぁ、稲積山に向けて最終章」です



寄らないわけにはいきません 「不老長寿の神泉」

春休みとあって、平日でもシャトルバスが運行されているようです

駐車場には、観光客の方が10人位居る

稲積山稜線の岩場から荘内半島を見る 真平山が遠くなりました



高屋神社本宮裏の見事なヤマザクラ 満開でしたが、林の中なので写真になりません

天空の鳥居(写真には写ってないけど、そこそこ賑わっていました)



修復された石段を下り、「ゆるぎ岩」から振り返る

四丁石先で右に逸れ、「鼻ご岩」から江甫草山、有明浜を見下ろす



五丁石から左に逸れ、「斉田社(さいだしゃ)」へ

石祠に祀られているのは龍神さんかと思ってたけど・・・斉田社って何かしら?

駐車地点まで、後少しです 丸木のベンチに腰掛けて、のんびり展望を楽しみましょう

ソメイヨシノがちらほら開花し始めた高屋神社下宮へ下山し、稲積山を振り返る


今日のテーマは「龍と桜」

ヤマザクラが見頃を迎えるのはこれからでしょうが

ほんのり色付き出した宝の山の新たな発見もあり、充実の山旅となりました


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