国道317号から、八幡山を見る 花見の前に途中下車です
中央のピーク右の岩場辺りに石鎚蔵王大権現が祀られているのかな?
この時期の藪漕ぎはパスと私は車で読書でしたので、グランパ単独です
66番札所供養堂北の農道を進み、突き当りから山道に入る(右写真 ピンクテープあり)
登山道の名残あるいは踏み跡を辿り稜線を目指す やがて右に大岩が現れる
展望場を探し、吉海町市街地方面を見る 奥の尖がりは大三島の薬師山、大崎上島の神峰山
右に竹林が出てくると稜線は近い
山道に入って18分で稜線に出る(左写真 テープあり)
稜線を右へ この辺り(右写真)が頂上(215m)でしょう
文化庁「史跡名勝天然記念物」に拠れば
「石槌山及び其の連山を南に伯耆大山及び其の一帯諸山を遥か北方の雲表に望む
頂上の展望極めて濶大雄麗なり」だそうですが、雑木がうるさく展望はありません
少し引き返し西へ 羊歯藪の踏み跡を辿り、ツツジなど見ながら50mほど下ると
大きな立石の前に祠! 鎮座するのは・・・・・
石鎚蔵王大権現です!
天狗岩と呼ばれる大岩は? 探してみたいですが、今日は此処まで
竹林をトラバースし往路を下りP地点に戻る 往復丁度1時間でした
宮窪石文化運動公園に車を停め、高取山へ向かう
運動公園南の山は天辺までヤマザクラが咲き進み、全山桜色〜♫
下山後に、歩いてみよう 中腹に見える屋根は、展望台です
車道から逸れ、山道に取り付いて直ぐ迎えてくれた満開のヤマザクラ
そよ風にハラハラと花弁が舞う、心揺さぶられる景色に見惚れます
いざ子ども 山べにゆかむ 桜見に 明日ともいはば 散りもこそせめ (良寛)
明日は春の嵐が吹き荒れそうだし、良寛さんの歌に誘われて来た甲斐があったわ
頂上手前で振り返る 奥に八幡山や来島海峡大橋が見える
「金」の印の一対の石柱を潜ると、高取山山頂(253m)
(写真は、境内奥から振り返っています)
鞍部まで下りて来ると真下に車道が見えてますが、少し先のコブまで足を延ばしてみましょう
風格ある古木です
桜に包まれたコブから、高取山を仰ぎ見る
もうイタドリが大きくなっています 5本ほど頂いて、春の香りを楽しみましょう
来た道を引き返し、展望台方面へ
「林道 高取山線」を進む 萌え出した森で春を謳歌するヤマザクラ
春の色の いたりいたらぬ 里はあらじ 咲ける咲かざる 花の見ゆらむ (古今・読み人知らず)
「私も春の色〜」 桜に負けじと、柔らかな黄緑色が萌え上がる
展望台から眺める高取山 花おぼろの艶やかなお山に、歓声の上がりっ放し!
目線の高さに、桜の園が広がる
目の中が桜色に染まります
のんびりコーヒータイムの後、運動公園へ下りてゆく
運動公園の西の端に、巨木発見!
根元付近で枝分かれしていて、一本で大きな桜の森を創っている
高取山を見ながら、野球場、多目的グラウンドをグルっと回って石文化伝承館へ
伝承館前に並ぶ大島石のモニュメント「能島村上水軍頭領の村上武吉像」
右手に掲げる采配が振られると、一斉に桜が散りだすのかな?
春満開のお山で会ったのは武吉さんだけ、2時間20分の貸し切り桜山行でした
カレイ山展望公園
展望公園へ向かう途中、高取山を眺める
展望台から見下ろす、鵜島、能島、鯛崎島
村上水軍の本拠地・能島に上陸したのは、11年前
賑やかに打ち鳴らす水軍太鼓に迎えられ
村上水軍の旗がはためく桟橋を渡って、城跡に咲く桜を楽しんだことが懐かしい
隣の鯛崎島に残る昔話「くじらのお礼まいり」が紙芝居になっているけど
昔はこの辺りの海にもクジラが来ていたんですねぇ
しまなみ海道を飾るソメイヨシノが見頃になるのは、もう少しかかりそうです
伯方・大島大橋の向こうは、「伯方の塩」で有名な伯方島です
伯方富士の名に相応しい尖山は、石鎚蔵王大権現が祀られた山、宝股山
亀老山展望公園
八幡山を振り返りながら階段を上がり、展望台へ
駐車場には次々と車がやって来て、満車状態です
展望台から、来島海峡大橋を見下ろす
今日は、さくら、さくら、さくらの一日でした〜♫
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