2021年05月08日  ”赤星山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


 四国中央市が誇る、花と滝の名山・赤星山

標高差が1100m余と、ちょっとしんどいけど、マイナスイオンに浸りながら渓谷を遡ります

何と言っても、家から登山口まで25分と近いのが嬉しい


P(6:15)〜(7:30)千丈滝分岐〜(8:30)本道合流〜(10:00)山頂(10:25)
(11:20)分岐(11:45)〜(12:45)本道合流(12:50)〜(13:30)P(7時間15分)



野田登山口一番乗り 「赤星山まで4.5km」の標識に送られ歩き始める

何度か桟橋を渡り、右岸、左岸を進む 昨日の雨で水量が多い



右上写真の桟橋から水辺に下り、ヒメレンゲをパチリ

緑に包まれた渓谷のシンボル、機滝  帰りに下りてみます



紅葉滝も布引滝も豪快に流れ落ちています



苔生す岩壁を何段にも滴り落ちる玉簾ノ滝

歩き始めて50分で、豊受山分岐 此処へ下りて来ます



谷沿いの岩は滑りそうなので、チェーンを掴み慎重に足を運ぶ

マイナスイオンを浴びるラショウモンカズラ



水音のBGMを聴き、沢床を飾る花々に足を止めながら渓谷を遡る



「赤星山頂2.5km」標識のところが千丈滝分岐

分岐から20分ほどで、存在感のある大カツラの木が現れる

 

ヤマシャクヤクの向こうに千丈滝         シコクスミレ



何段にも落ちる千丈滝を間近に見ながら、足場の悪い急坂を上がってゆく



滝上部を渡渉したところに、小さなお花畑  サワハコベとニリンソウ



ツクバネソウ       本道と合流し、小休止

「山頂まで1.5km」の標識手前から、お花畑が広がる

 

可 愛いいイチリンソウ                   ちょっと密なイチリンソウ 

 

エンゴサク           もう直ぐ花開きそうなヤマシャクヤク
 
 

   面白い姿のヤマウツボ 初めて見ました  満開の笑顔が待ち遠しい、ヤマブキソウ

立ち眩みながら、しゃがんで撮るのも疲れますが

お花畑で暫し時間を忘れました〜♪

 

水場で暫く休んだ後、ロープ場を上がっているとトレランの方が来られた

何と、川之江から野田登山口まで走ってきて、赤星山、豊受山、鋸山を踏み

法皇スカイラインを走って川之江に帰るそうです  

「お気を付けて〜」と見送ったけど、とても人間業とは思えません

此方はとぼとぼ歩きで、「赤星山頂 1.0km」標識

此処から、植林帯の中を小さく切り返し、高度を稼いでいきます

 

小さな沢で水とお別れです

  名前も面白い、 コチャメルソウ 水場が好きなのかな?

よく見ないと分かりませんが、7裂した花弁が星形についていて宇宙人みたいです

 

「山頂まで 0.5km」標識を過ぎ、シャクナゲ尾根に乗れば、山頂は間も無く

「頑張って〜」 カタクリが励ましてくれる



カタクリ姉妹                    ユキザサはまだ蕾



山頂手前で桃色集団に呼び止められ、足が進みません

やっと、赤星山山頂(1453.2m)

折角の展望もご覧の通り、黄砂で二ツ岳〜赤石山系は霞んでいます

 

真下の四国中央市や、燧灘も薄ぼんやりとしか見えません

貸し切りの山頂で、残り少なくなったカタクリと遊びながら大休止
 


登山道沿いのカタクリを楽しみつつ、尾根を東へ

アケボノツツジは、まだまだ綺麗〜♪ 岩のテラスから、中尾登山道方面を見る

 

ブナの古木を見ながら、ミツバツツジ咲く稜線を快適に歩く



登山道をちょっと逸れて、1251mpのシャクナゲ〜♪

ピークから激下って登山道に復帰し、岩場を過ぎると、



赤星山山頂から1時間弱で、お花畑が広がる鞍部に出た(左写真 振り返る)

ヤマシャクやニリンソウが、ずっと奥まで広がっている〜♪



おにぎり休憩が終わったところで、「豊受山はどうする?」 「ウ〜ン、・・・」

展望岩のアケボノツツジは終わってるだろうし、スッキリした天気でもないし等と

あれこれ理由を付けて腰を上げない軟弱夫婦です

「もう此処から下りようか」



広場でのんびり寛いでから、下山開始

分岐から15分ほどは植林、後は雰囲気の良い自然林です

「アラ、コフタバラン」(花の表示札が無ければ気付かずに通り過ぎたでしょう)

 

シコクカッコソウ                 春の名残のヤマザクラ

 

ロープ場もあります 「豊受山まで1.5km」標識

水場を過ぎるとシコクブシの緑が広がり、ヤマシャクヤクやニリンソウの白い花が目立つ

 

フタバアオイ 花は地味ですが、葉っぱが三枚寄れば「ひかえおろう、この紋所が目に入らぬか!」

500m毎の距離表示に加えて、「どっこいしょ」「えんやこらしょ」等のユーモラスな看板

整備されている方のお人柄が感じられ、思わず笑みがこぼれる

 
 
下り始めて1時間で、「赤星山まで3.8km 豊受山まで2.4km」の標識がある本道に合流

登りではタオルを使うことも無かったのに汗をかきました、機滝で少し涼みましょう

水と花に癒される赤星山、郷土の宝です


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