今年は、5月15日に早々と梅雨入り
折角の花のシーズンに、天気予報は無情の傘マークが続きます
今週もダメかなと諦めてたら、ピカピカの晴れマークに変わりました〜♪
貴重な晴れ間、シロヤシオを楽しみながら、たっぷり歩きましょうと
石鎚公園線を走り、大瀧(おおたび)にやって来ました
大瀧コースで手箱山に登ったのは、もう17年も前のこと
そんなに歩き難い道では無かったと思うけど・・・あまり当てにはならない記憶です
キャンプ場P
(6:38)〜(6:48)大瀧登山口
〜(8:03)尾根
〜(8:41)氷室
(8:50)〜(10:16)石門
(10:34)手箱山
(10:50)〜(11:37)手箱越
(11:57)〜(12:28)筒上山
〜(13:33)本道
(13:42)
(13:52)名野川分岐
(14:00)〜(15:22)名野川登山口
(15:33)〜(16:10)P (9時間32分)
白猪谷オートキャンプ場に車を停め、車道歩き10分で大瀧コース手箱山登山口
本川村の「氷室祭りに」参加して、7月の氷室開きや、2月の氷詰めで氷を運んだのが懐かしい
名野川の水音を聴きながら吊り橋を渡り、整備された山道を登ってゆく
大瀧の上部になると、渡渉が数カ所出てくる
この苔生した木橋は滑りそうなので、慎重に足を運ぶ
ちょっと危なげな桟橋ですが、無事通過です
展望の無い植林帯をトラバースし、自然林になると尾根は近い
登山口から、1時間15分かかってやっと尾根に出ました
此処から氷室分岐までは、緩やかな尾根を進みます
あら、彼方にも此方にも面白い姿の龍さん(ギンリョウソウ)
氷室分岐 車道で擦れ違った方が、先行されています
この時は、山友の紅千鳥さんだとは気付かず、帰ってヤマップを見て知りました
氷室のオガクズはかなり凹んでいたけど、今冬の氷詰めは出来たんでしょうか?
登山道に戻り、水分補給しながら休みます
氷室から5分ほどで、氷室番所跡(左写真)
氷詰めの時は、此処から谷に下りて氷を運びましたが、道があるようにも見えません
番所跡を過ぎるとやや道幅が狭くなるけど、スズタケが刈られていて有難かったです
周囲が明るい若草色に染まり、ブナが目立ってきた
ブナ林の快適な道を進み、名野川コースを右に分けて暫くすると東の展望が出てくる
登山道を彩る満開のミツバツツジに歓声を上げていたら
前方に、目指す手箱山の石門が見え出した
手箱山から派生する北東尾根を見上げれば、凛と佇む「かむろ石」
登る前は、登山道から「かむろ石」に駆け上がり、尾根を進んで手箱山へと話してたけど
とてもそんな元気は湧いてきません、何度か立ち止まりつつ登山道を進む
雄大な笹斜面にアクセントを添えるミツバツツジ
シロヤシオの向こうに居並ぶ山々を眺める
最後の急斜面を頑張り、石門に着きました
「ちょっと待ちよって〜」と笹斜面を下っては、ハーハー言いながら登り返してくるグランパ
2年前の5月、笹原を掻き分け、かむろ石を目指したのが懐かしい
感動のかむろ石 (2019年5月25日)
満開のシロヤシオやミツバツツジに呼び止められ、
石門から20分近くかかって、やっと手箱山に到着です
山頂で寛がれていた年配のご夫妻が「お疲れさん」と労って下さった
三角点を確認し、おにぎり休憩にします
ちょっと塩気が足りなかったけど、おにぎりパワーで元気回復
筒上山へ向かってたら、ロープ場のところで土佐のカッパさん、隊長さんにバッタリ
先週の山行記を見させて頂いて、今日は筒上山・手箱山のシロヤシオかなと思ってました〜♪
嬉しい出会いに、会話が弾みます
鳥居の石段傍に咲く、エンゴサク
賑わう手箱越 オクサリに続く石段には、10人以上の登山者さんの列が続いていました
石積の間を通り、安居渓谷大滝神社からのコースをちょっと散策
大山祇神社(?)先の石門(右写真振り返る)を抜けると、笹斜面に薄い道が下りている
気にはなっていた古道ですが、何せ登山口までが遠いです
広場で休まれていた方たちが筒上山へ向かい、閑散としてきた
そろそろ、オクサリへと石段を上がっているところにやって来たのは
「仙ちゃんではありませんか」
今日は、SOTA仲間と一緒に岩黒山、筒上山だと言ってたから、何処かで逢えるかなと思ってました
でも、30秒ずれてたら、ニアミスで終わってたかもしれませんねぇ
無線が入った重いザックをおろし、お昼にするという二人に見送られ、オクサリに取り付きます
難所をクリアーして道場を見下ろせば、寛いでいる二人が見えてます
大賑わいの筒上山頂上は通過し、北尾根を下る
コヨウラクツツジ 名残を惜しむアケボノツツジ
エンレイソウ 今季初のヒカゲツツジ〜♪
シロヤシオの奥、天突く姿の霊峰石鎚を垣間見る
花をいっぱい付けたシロヤシオ、枝が重そうです
丸滝の向こうに石鎚が見え出したら、本道は近い
本道と合流し休んでいたら、カッパさんたちが早くも下りて来られ
またまた、話に華が咲きました〜♪
「また、お会い出来るのを楽しみにしています」
足取りも軽く丸滝へ向かわれるお二人を見送って、名野川分岐へ10分ほど登り返す
名野川分岐のシロヤシオ、一段と見事でした〜♪
さぁ、笹原を掻き分け下ってゆきます
クルマムグラも、グリーンの日差しを浴びて嬉しそうです
ブナが目立つ白い道をどんどん下りてゆく
笹は深いですが踏み跡はしっかりし、快適な道です
シロヤシオの次は長い長いシャクナゲ尾根 花が終わってて、ちょっと残念でした
オットット、よそ見してたら根っこに乗っかり滑りそうになりました
廃林道を横切って下ってゆくと、川音が大きくなり沢に出る
靴をぬらしながら渡渉します
この朽ちかけた橋、大丈夫かなぁ?
苔生した床板に恐る恐る足を運び、ワイヤーをしっかり掴んで渡りました
グランパは呑気に橋の上から渓谷を撮ってるけど、早く渡らんと踏み抜いたらどうするん!
難所の橋を通り過ぎれば、登山口は直ぐそこ やれやれです
登山口で小休止した後、景色を楽しみながらのんびり石鎚公園線を歩いてキャンプ場に向かいます
今日の車道歩きは3kmほどの下りですので、楽ちんです
6年前、名野川コースで筒上山へ登った時は
土小屋から名野川登山口まで、岩黒山北面の縦走路と石鎚公園線を歩いて、2時間35分
足が棒になったことを思い出します
充実感に浸りながら、今日歩いた稜線を見上げる
車道歩きを含め14.6km、累積標高1550m、9時間超の重い山行でした
歩いた道 ホーム