2021年05月29日  ”石鎚山・西ノ冠岳”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る





今年はツツジの当たり年みたい 「チチ山のミツバツツジもきっと爆咲よ!」

最高の登山日和の中、チチ山・笹ヶ峰を周回しようと下津池を目指したら

    アララ、止呂橋手前に通行止めのお知らせ

仮設駐車場から登山口まで2.1kmとはいえ、行きも帰りも30分の林道歩きはちょっとたいそうやなぁ

南から登っても、一ノ谷橋から笹ヶ峰南面登山口の林道歩きが1時間だし・・・

急遽、石鎚山のシャクナゲ山行に変更し、土小屋まで走ります


登山口(7:27)〜(8:22)東稜分岐(8:30)〜(9:08)二ノ鎖元〜(9:30)面河道分岐
(9:46)
三角点分岐・三角点往復(10:40)〜(10:52)お花畑・西冠往復(11:50)〜
(12:50)
弥山・南尖峰往復(14:06)〜(14:46)東稜分岐(14:56)〜(15:57)登山口
                           (8時間30分)



登山日和なのに駐車場に車は少なく、吹き抜ける風は冷たいです

グリーンシャワーを浴びながら快適な道を歩き、東稜分岐で小休止

ルンゼに向かう途中、緑に染まる御塔谷を見る 天柱石がチョコンと頭を出しています



落石だらけのルンゼは、足早に通過する



南尖峰直下のシャクナゲをズーム



シャクナゲと、そそり立つ天狗岳



弥山は後からお邪魔することにして、面河道に入る

お気に入りのアングルです



三角点に向け笹斜面を漕ぐ 段差が隠れているので、ちょっと歩き難い



尾根に出ると、そこはシャクナゲの楽園〜♪

霊峰をバックに咲き誇る



尾根を東に下って行くと



初々しいシャクナゲと瓶ヶ森



シャクナゲに埋もれそうです



成就から稜線を左に辿ると、4月24日に尋ねた黒川山

アケボノツツジ越しに見上げた霊峰に、今立ってます



この辺りのシャクナゲは、未だ蕾

此処から先はシャクナゲも見当たらず藪が酷そうなので、引き返す



尾根を西へ進むと、三等三角点 (石鎚山 1920.94m)



尾根筋と北斜面はシャクナゲだらけ 青空に映えます



蕾もいっぱいなので、暫くは楽しめそうです



水晶尾根(?)を見下ろす

シャクナゲをたっぷり楽しみ、縦走路に引き返えしていたら

「まぁ! やまちゃん、きぬちゃん お久し振りです」

カール(勝手に呼んでいます)の真ん中で、会話が弾みます



西冠のお花畑〜♪



西ノ冠岳へシャクナゲの様子を見に行ったグランパを待つ間

 可愛いユキワリソウ、キバナノコマノツメ、イワカガミが愛嬌を振りまくお花畑でのんびりです



どこかに天狗岳とシャクナゲコラボはないかと、ブッシュをかき分け細尾根東面を覗き込む

小振りですが、天狗を従え得意げです



1866mpや二ノ森へと続く稜線 奥深い静かな山域です



以前より見通しが良くなった西ノ冠岳ピーク(山頂標識があるところ)から石鎚山を見る

付近にシャクナゲが数本ありますが、蕾はまだ固い



さらに奥(西)へ100mほど進むと(1894mp付近)、ここもシャクナゲの楽園



目の前に、二ノ森や鞍瀬ノ頭  素敵なロケーションです



北面にも、咲き始めたシャクナゲがいっぱい



西尾根突先のピークを見て引き返す

林の中の岩っぽい所にイワカガミの群生があったのですが、よう見つけんかった 無くなったのかなぁ

さぁ、そろそろ弥山へ向かいましょうと、縦走路を引き返してたら

ぴんぼけぎゃらりーさんご夫妻とバッタリ ワクチン接種の話で盛り上がりました



面河道分岐まで戻り、弥山へ 頂上山荘手前のイシヅチザクラ

今年は満開の花姿は見られませんでしたが



よくみると、花弁が二つだけ残っていました

天狗岳が呼んでいる 「ほっとくわけにはいかん」と、グランパがオクサリを下る



今年の見納め、アケボノツツジ  寒波や大風を凌ぎ、よう頑張りました

緑の海に吸い込まれそうな岩稜で、梅雨間の日差しを楽しむシャクナゲ



天狗岳を振り返る 何処から見ても霊峰の冠を欲しいままにしています



天空のハーモニーを披露するイワカガミ合唱団

岩場に生え、光沢のある丸い葉を鏡(古代の銅鏡)に見立ててつけられた名だそうです



南尖峰の懸崖で、瓶ヶ森を獲りあう二頭の白龍



東陵下降点から「カニのヨコバイ」付近のシャクナゲをズーム

今日は、石鎚山界隈のシャクナゲフルコース堪能しました



さぁ、引き返そう 西に延びる石鎚山系の脊梁

頂上山荘前のベンチで寛いでいたら、前を通るのは何とエントツ山さん

皆さんで、東稜や墓場尾根を楽しんでこられたそうです



午後の陽が北壁直下に差し込む 絶妙なコントラストが素敵です



ルンゼに咲くナツトウダイ           ミツバツツジが「ご苦労さん」



名残を惜しむヤマシャク         マイヅルソウは、咲き始めたばかりでした

 

 先週歩いた山岳信仰の山・手箱山、筒上山を眺めながら土小屋へ

梅雨の中休み 抜けるような青空の下、爽やかな風に吹かれながらの楽しい花旅でした

歩いた道  ホーム