2021年09月23日  ”梶ヶ森”


9月19日の寒風山はガスの中でしたが、今日は大丈夫でしょう

梶ヶ森からの大展望と秋の花々、折角だから雲海&ご来光も楽しもうと4時半に家を出る



9月21日は中秋の名月、今年は8年ぶりに満月と重なりました

十六夜(いざよい)の月を見ながら町道梶ヶ森線を走る



6時前(日の出時刻は5時55分)、西大ボシ山の北から眩い光が差し始めたと思ったら

辺りの山々やススキを赤く染めながら、一気に日が昇ってゆく 感動のご来光でした



眼下の集落より一足先に朝を迎えたススキが、得意げに輝いています

急峻な谷を縫って流れる白い川の先には、山容が対照的な国見山と中津山

(帰りに気付いたんですが、この辺りにいっぱいアケボノソウがありました ご来光とセットで撮りたかったなぁ)


P(6:21)〜(6:26)定福寺奥之院〜(7:05)天狗ノ鼻・キャンプ場(7:31)〜(7:46)梶ヶ森(7:53)
〜(8:54)山荘梶ヶ森・二人の丘往復(9:20)〜(10:10)P        (3時間50分)



少し引き返し、定福寺奥之院分岐に車を停め歩き始める

すぐ分岐標識 左の尾根道はゴロゴロ八丁の上に出て、山荘への近道だけど

藪っぽい所があったと思います 今はどうなんでしょう

広い道(傷んでいます)を緩やかに5分ほど下ると、定福寺奥之院に着く



定福寺奥之院から右、紅葉川、真名井の滝方面へ

直ぐにサンヨウブシ群生地



紅葉川に架かる鉄橋を渡り、左岸を進む

真名井の滝まで、40mです



ところが、どうしたことでしょう

左へ振って川沿いに進まなければいけないのに、薄い道につられ右に振ってしまいました

間違えたことに気が付いたら引き返せばいいのに、「このまま谷を詰めたら登山道に出る」とグランパ

短い距離だから頑張れたけど、足元が不安定でゴロゴロ八丁よりしんどかったわ



無事に東屋の直ぐ上の登山道に飛び出し、ヤレヤレでした

美形のブナが目立ち始めると、梶ヶ森名物階段道が待っています

ブナ林を抜け、銀色のドームが光る梶ヶ森天文台、山荘梶ヶ森と、背後の「二人の丘」を見る



1000段を登り切り、大日如来が鎮座する天狗の鼻から本峰に対面です



まだまだ雲海が残っています

キャンプ場にはテントが一張 昨夜はお月様が綺麗だったことでしょう



小休止後、階段を数えながら登ってゆく

山頂まで420m、後200段余りかな?
 
あと50段ほどで1400段、山頂は直ぐそこです



貸切の梶ヶ森山頂(一等三角点 1399.81m 点名 大兀森)

西には法皇山系〜石鎚山系の名山が並んでいます



帰りは、沿道の花々を楽しみながら車道を歩きます

ウメバチソウやリンドウが、日差しを浴び嬉しそうです



車道沿いにはずーとススキ、足元にはアキノキリンソウ



山頂を見上げると、青々としたアセビ

アラ、こんなところにヤマラッキョウ♪



「梶ヶ森の霊水」 標識に従い、ちょっと寄り道

大きなキャンプ場を賄うに十分な水場に咲くシコクブシ



山荘梶ヶ森(喫茶開店は10時半です)に、「二人の丘」展望台登り口

グランパ一人で行く訳にもいかんねぇと、後ろから付いてゆきます

遊歩道沿いにはシコクママコナがいっぱい!



まぁ、こんなところにブナ! 黄葉が始まっています

段々高度を上げると、他の木々も薄っすら色が変わり始めている



展望台に上がって、四国山地東半分の山々を同定

牛ノ背〜白髪山 最奥にどっしり構えるのは剣山



ご来光を楽しんだ場所は、アケボノソウだらけでした



法面上部を見れば、アサマリンドウの群生〜♪



オタカラコウ            オオマルバノテンニンソウ

 

アキチョウジ                   ツリフネソウ



タカネハンショウヅル              オオバショウマ

寄り道しながら山頂から2時間20分、ほぼ車道歩きで駐車地点着

車道沿いも、十分お花畑でした たまにはこんな山行スタイルもいいですね



八畝「八幡様の棚田」

田の神様に見守られ、黄金色に輝いています



今日は秋分の日

曼殊沙華に彩られた畦が燃え上っています

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