2021年09月25日  ”塩塚峰”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


ススキの名所・塩塚高原で、秋風に吹かれながら花散策〜♪


P(8:10)〜(8:43)塩塚峰(8:51)〜(10:35)展望所(10:52)〜(11:51)P
                        (3時間40分)



「霧の高原センターハウス」に車を停めようと思ったら、入口にチェ〜ンが張られています

新型コロナ感染対策期のため、9月26日まで休みだそうです

引き返し、「やすらぎの広場」に駐車

波打つススキの原を見上げながら、歩き始める



真っ青な秋空の下、ススキの穂が爽やかな風に揺れている



法皇山脈南の銅山川から湧き上がる雲海とススキは、塩塚高原の秋の風物詩です



蕾をたくさん付けたノコンギクが元気いっぱい

あちらこちらで、ススキの足元に薄紫の一叢をつくっている



その一叢にアクセントを添えるのは、アキノキリンソウやマツヨイグサ



東赤石山〜二ツ岳〜赤星山を振り返りながらススキの原をゆく



山頂への急坂途中に、ツルニンジン(キバナアキギリも咲いていました)

確かナンバンギセルがこの辺りに咲いていたけど・・・もう時季が終わったのかな?

展望の山、塩塚峰(二等三角点 塩塚 1043.35m)



山頂から南西方向 左端の山は、5月にアケボノツツジを楽しんだ奥工石山



パラグライダー基地を見ながら下り、車道を進みます

早速、涼しげなヤマハッカが目を楽しませてくれる



塩塚高原の秋には欠かせない、オトコエシ&オミナエシ

 

アケボノソウも元気です

車道を下ってゆくと、塩塚峰8合目の休憩所

此処から尾根直登の「がまん坂」を頑張れば、直ぐに山頂です

ガードレールが切れたところに、秋田登山口(新瀬川ルート)からの道がある 

 

    アケビは食べられないまま、口が開いてしまってます

塩塚峰から45分で、新宮町新瀬川分岐(通行止看板有) 「塩塚高原→」に従い左上する

広範囲にわたって山肌一面にアジサイが植えられており、時季には見応えあるでしょう

 彼岸明けが来たというのに、中には青々している花もありました

 

ツリフネソウ                     ヤブタバコかな?   
 
 

           おどけた三角顔のアキチョウジ                 清楚な装いのシロヨメナ

 

         岩っぽい法面で頑張るアサマリンドウ         

ヒマワリを小さくしたような植物だなと思い調べてみると、メナモミのようです

花が終わると、あの嫌な「ひっつき虫」になるらしい



林の中に、シコクブシ  色が少し薄いけど、同じ葉っぱなので色白のシコクブシなのでしょう



ノゲシ          キバナアキギリ(高原の方々で咲いていました)


 
シモバシラは終わりかけ          アキノキリンソウ



花弁の枚数が違いますが、どちらもウメバチソウ



  ホタルブクロ               オミナエシ



展望台で暫く寛いでから引き返す

 

キンミズヒキ

山焼きの時は、見物の人たちが行き交う道を下ってゆく
 
「塩塚高原 山焼き」は、まるで龍が這うように炎の帯が山を焼き尽くす

春恒例のダイナミックな行事ですが

昨年に続き、今年も3月28日(日)に予定されていた山焼きが中止となりました



咲き始めたばかりのノコンギク

一斉に花開き、苔生した巨木を明るく彩るのも間も無くでしょう

ヤマジノホトトギス

 

小さなミゾソバも、集団だと見応えあります         花期が7月〜10月上旬と長いクサアジサイ

 

鈴なりの、小さな、小さなタカネハンショウヅルが可愛い

展望台から、45分で霧の高原への車道に合流



オオバショウマ        オタカラコウ



駐車地点の「やすらぎの広場」が近付いてきた頃、空一面に薄雲が広がってきた



ナンバンハコベ、初めて見ました               ツルニンジン

一応、ピークは踏みましたが、秋の花々をたっぷりと楽しめた高原散歩でした


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