2021年10月09日 ”丸石・次郎笈・剣山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



先週の石鎚に続いて、紅葉山行第2弾

今日は奥祖谷二重かずら橋から主稜線を目指し、紅葉を愛でながら見ノ越へ下山予定です

丸石から剣山、次郎笈を眺めるのは、超久し振りなので楽しみ〜♪


奥祖谷二重かずら橋(6:45)(7:16)国体橋(7:25)(8:45)丸石避難小屋(8:55)(9:28)丸石(9:38)
(11:16)
次郎笈(11:30)(12:37)剣山(12:50)(13:35)西島(14:20)見ノ越   (7時間35分)



丸石パークランドの駐車場に車を停め、かずら橋へと下りてゆく

料金所が閉まっていたので、入園料(大人550円)は下山後に払いました

祖谷川に架かる男橋を渡り、祖谷川支流の丸石谷川を遡る



渓谷沿いの道は傷みやすいけど、鉄橋もありそこそこ歩き易い

 

ザレた斜面にはロープが張られています

巨岩に根を張るのはヤマグルマかな? 居心地良さそう

 

国体橋で一枚調節、今日は朝早くから暑いです

水分補給をしてから橋を渡り、斜面に取り付く

主稜線に出るまでは、急尾根をジグザグ登ってゆきます



展望の無い道はしんどいねぇと話してたら、塔ノ丸がサービスしてくれました

素晴らしい青空〜♪ 早く主稜線に出たいわぁ



斜面に倒れ込んだ大ブナ

急坂も終盤、そろそろ主稜線だと思うと足どりが軽くなる



主稜線(剣山〜三嶺縦走路)に飛び出した  ヤレヤレ

  「奥祖谷かずら橋2.4km 三嶺12.4km 剣山4.6km」の標識を見て、東へ進む

石立山も見えてたんですが、直ぐに南からガスが押し寄せてきて隠れてしまいました

稜線は風もあり寒くなったので、一枚羽織る

 

歩き始めて丁度2時間、モミ林に佇む丸石避難小屋に着きました

「大休止にしようや」

避難小屋の少し先に、懐かしい踊り子ブナ(勝手に呼んでいます)

ほんのり黄葉が始まった縦走路は、良い雰囲気です

 

樹林帯を抜け、丸石手前の肩に出る(左奥のピークが丸石)

デ〜ンと広がる展望を期待していたのに、次郎笈はガスに隠れて見えません

三嶺へ縦走されるという4人グループの方と入れ違いに丸石(三等三角点 丸石 1683.75m)

 

次郎笈へと続く快適な縦走路を歩きながら、丸石頂上から北へと続く尾根を振り返る

ガスが出て一面真っ白だったら、間違えてあの北尾根に入りそうです

 

標識の所で剣山スーパー林道からの道が合わさります

まぁ、嬉しい! ウメバチソウが数輪、咲き残っていました



今日は白髪避難小屋泊まりだという女性お二人と気持ちの良い挨拶を交わして、擦れ違う

白骨林越しに次郎笈を見ながら、笹原を登り返してゆく



次郎笈にかかるガスが薄くなったり、濃くなったりを繰り返しているけど

剣山の方は見えているので、その内スッキリしてくるでしょう



ウァー、西面が綺麗に色付いています!



紅葉の名所・高ノ瀬峡向かいに聳えるのは、物部の霊山・石立山



振り返れば、丸石から歩いてきた道

そして、白髪山、三嶺、天狗塚と、奥には名だたる山々が聳えています



次郎笈山頂 (四等三角点 次郎笈 1930.01m)

ジャンクションピークの向こうには、塔ノ丸、矢筈山系や阿讃山脈の山々



吊尾根を下り、剣山に向かいます



二度見展望所への分岐から、登り返す

「最後のピーク、頑張ろう!」とは思うものの、足が重い

立ち休みしながら登ってたら、山友のてんきちさんが下りて来られ、暫し談笑



剣山山頂 (一等三角点 剣山 1954.65m)

ベンチに腰掛け休憩後、木道を下る 巨岩に祀られた宝蔵石神社



大剱道を下っていると、緋の海が目に飛び込んできて思わず歓声が上がりました

見事に染まるナナカマド、カエデやダケカンバに、感動!感動!



頬を染めながら、紅葉の海を潜ります



秋化粧した大剱神社の御塔石  奥で良い仕事をする次郎笈



色とりどりに染まった山頂北斜面が、御塔石を照らす



紅葉の向こうで天を突く三嶺



西島から山頂を見上げれば、紅葉ビームで眼の中が朱色に染まります



満足、満足で、西島を後にします



樹林帯手前で、名残惜しく山頂や次郎笈方面を振り返る



日差しを浴びて寛ぐダケカンバ

いつものブナは、もう少しで黄金色に輝きそうです


島外ナンバー車やバスがいっぱいの見ノ越で、暫く時間をつぶし

2時55分発の三好市営バスに乗って、奥祖谷二重かずら橋まで帰る

石鎚山と人気を二分する剣山の紅葉、たっぷり楽しみました

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