メリークリスマス〜
🎵
雪を被ったモミの木を見に行きたいところですが、ジングルベルを唄いながら
予讃の峠・五郷越から、三国境の海老済を経て、阿讃の峠・曼陀越への峠道を歩きます
P
(8:00)〜(8:32)登山口
〜(8:46)五郷越
(8:55)〜(9:39)△海老済
(9:49)
(10:17)曼陀峠
〜(11:12)薬師堂
(11:21)〜(11:30)P (3時間30分)
県道8号脇の広いスペースに車を停め、歩き始める
歩き始めて直ぐ、石砂集落への車道分岐に舟形地蔵道標(左あハ道、右いよ道)
分岐から17分で石砂観音堂 西讃岐三十三観音の第二十七番札所です
集落を抜け車道を進み、ちょっとショートカット
衣服調節して登山道に入る 道は広く、よく整備されていて歩き易い
植林の先に峠が見えてきた
登山道に入って14分で、五郷越 (グランパは、今月三度目の五郷越です)
お茶を飲みながら休憩します
西は伊予の肥窪、切山 東は讃岐の石砂、海老済
予(阿)讃縦走路は、大きく弧を描きながら雲辺寺山へ向かう
551mp分岐 直登道がありますが、躊躇なく巻きます
急斜面に落ち葉が乗りやや歩き難い
振り返れば、右に△石砂と544mp、左奥に金見山と木峰
五郷越から35分で、分岐
縦走路は直進ですが、このピークは外すわけにはいきません
急尾根を直登する 久々に「山に登る」という感触です
四国に二つしか無い三国境ピーク、三等三角点海老済(595,08m)
三角点から南に、伊予と阿波国境尾根が延びる
小休止後、讃岐と阿波の国境尾根を東へ下る 緩やかで歩き易い
左から縦走路を合わせ、「四国のみち」に下り立つ
ベンチと、「三角寺16,5km 雲辺寺6,9km」の道標
遍路道の雰囲気が出て来ました
案内板や道標が立つ車道に出て、暫く車道を進む
南側の祖谷方面は、雪雲に覆われている
車道をショートカットして、
△海老済から18分で曼陀峠
説明板に拠れば
「屋島合戦後、この地に落ち延びた平家一門が一族の法要・曼荼羅供を
営んだことから名付けられ、曼荼羅がなまり曼陀になったそうです」
峠から北の海老済集落へ広い道が下りているそうなんですが・・・
取り敢えず、看板後ろの支尾根(道ではありません)を下ってみる
(標高差)50mほどで、左に広い道が見えたので下り立つ(左写真)
この峠道は、戦前までは阿波から讃岐へと借耕牛が行き来した道です
ジングルベルじゃなく、カウベルでも鳴らし、丑年の峠道歩きを〆ましょう
(翌日再訪 峠の看板左、竹が茂りこれ道かな?との雰囲気ですが
竹を避けながら少し下ると右に折れ、上の左写真に繋がりました
グランパは、峠の阿波側が気になり覗いていますが、モーいいでしょう)
倒木を跨いだり潜ったりしながら、足裏が喜ぶフカフカ道をどんどん下る
古道の雰囲気を醸す道標、石仏、牛の供養碑などはありません
一瞬、東の展望が開け、左奥に雲辺寺山
曼陀トンネルと雲辺寺を繋ぐ車道のヘアピン地点に出る
車道から、三国境にそそり立つ△海老済(左)と△石砂(右奥の尖がり)
ヘアピン地点右から再び山道に入る 同じような道が続いています
マツタケが採れそうな雰囲気です
一箇所だけ荒れた所がありました 藪の先に最奥の民家が見えてきた
逆コースの場合、この取り付きが分かり難いと思います
藪を抜け、作業道を進むと車道に出る 振り返る(左写真)と最奥に△海老済
薬師堂で一休み 南天が赤い実をいっぱい付けています
こんぴらさんを見て、「観音寺市のりあいバス」五郷高室線・海老済バス停
ブルーフェンス沿いの歩道を歩き、車道をショートカットし駐車地点着
3時間半、静かな国境峠道歩きでした
今年は、金毘羅街道、へんろ道、龍神の道、峠道等々、いろんな道を歩きました
今日は雪も無い、花も無い、大展望も無い、何とも地味な歩きでしたが
「借耕牛」の道が歩き納めなのも丑年に相応しい気もします
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