2022年01月01日 ”帷子崎・波介石鎚神社”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



明けまして おめでとうございます

本年も宜しくお願い致します

今年の初歩きは、高知県横浪半島の帷子崎(かたびらざき)

太平洋からの初日を見ようと、早朝土佐市へ向かう

日の出40分ほど前に着いたんですが、駐車場は人と車で溢れている 

ライトを照らして遊歩道を上がり、展望台でご来光を待つ



室戸岬右から、初日の出〜♪  穏やかに2022寅年が明けました



左が、この後歩く帷子崎 右奥に興津岬 足摺岬もぼんやり見える

展望台で初日の余韻に浸っていたら、真下の駐車場から潮が引く様に車が出て行く

皆さん、これから初詣なのかな?


P(7:50)〜(8:12)海岸〜(8:37)大岩取り付き〜(8:58)突先のピーク(9:12)
〜(9:22)
分岐(9:32)〜(9:45)P                             (1時間55分)



コーヒーで温まり、さぁ初歩きです

登山靴に履き替え、ガードレールを跨いで登山道に入る

大きな羊歯や海辺の森の中の道を緩やかに下ってゆく



12分で三角点ピーク手前の鞍部

西側の急峻な斜面に太いロープが見える 下りて見ましょう

ズリズリ道をロープをしっかり掴んで一歩一歩慎重に下る

この急斜面は、ちょっと緊張でした



海岸が見えてきて、ヤレヤレ



鞍部から10分で海岸に下り立つ

波打ち際を、ノジギク等見ながら岬に向かって歩く



雄大な海原を眺めながら、砂浜に足跡を残します



岬先端が近付くと、様子が変わってきた

上写真の一番右の岩場の向こう側が、下の写真



岩をへつれば行けなくもないような気がするけど

年始早々海に落ちてずぶ濡れになるのも芸が無いので、止めときます



少し引き返し、フェース(と言うんでしょうか?)の様な岩壁を登る



ノジギクはほぼ終わっていますが、時季には見事だったと思います



岩壁をクリアし、節理を眺めながらちょっと一休み



ここからは藪と格闘し、あの天辺へ

茨に引っ掻かれながら写真左下の岩を乗り越え、藪に埋もれているの分かりますか?



掴める物は何でも掴み、身体を持ち上げてゆく

棘が刺さって、手は血だらけ(少しオーバーですが)

正月からこんなことするとは思っていなかったわ



林に逃げると藪が薄くなるが、足を滑らせたら海岸まで一直線の急傾斜

木々を頼りに、やっとの思いで岬突先のピークに出る

海岸から標高差約50m、僅か10分余でしたが疲れました

ピークから東の尾根を少し下りてみます



ロープ場が出てくると展望が開け、目の前に荒磯が広がっている

海岸まで下りられるそうですが・・・

しんどい思いをして上がって来たばかりで、もうそんな気力はありません



西の横碆に釣り人が一人 寒グレ狙いかな?

岬は、ダイナミックな海崖に囲まれています



ピークまで引き返し、細尾根を進む 東側はこんな感じ



ピークを振り返る ハマナデシコも咲き残っています



尾根の西側 この真下の海岸を歩きました



木が無かったら、恐くて歩けそうにない 細尾根を進むと

林の中に、四等三角点・帷子崎(77.54m)



急坂を下ると鞍部(左写真、振り返る 往路は右に下りた)

ヤマモモ、カゴノキなどが茂る尾根道を緩やかに登り返す



東側のツヅラ崎方面 道があるんかなぁ?

羊歯の向こうにガードレールが見えて来て、駐車場に帰ると誰もいません

2時間前には車&人でごった返していたけど、岬まで行ったのは私たちだけでした


「初日の出」、「初歩き」の次は、「初詣」



横浪黒潮ラインから帷子崎全景を見る 鞍部から先の鋸尾根の険しいこと!



先ずは、四国霊場第三十六番札所 青龍寺で参拝を済ませてから

湿生植物やトンボの宝庫だという蟹ヶ池も少し歩いてみる



続いて、波介山(はげやま)展望公園

大峠〜高山〜石鎚の各展望所を(車で)訪ねます



擬木の長い階段先の大峠展望所から、宇佐湾



高山展望所から浦ノ内湾 帷子崎は、中央ピークの向こう側

四等三角点・波介(307.64m)



車道をどんどん西へ進むと波介石鎚山(と呼ばせて貰います)

鳥居手前を左へ オクサリをかけた先のピークに鎮座するのは・・・



勿論、石鎚神社 密の心配も無く心置きなく参拝します

筒上山の左奥に本家が見えるんでしょうが、生憎雲の中



土佐市街や工石山を見ながら車道を下る

風はちょっと冷たいけど、日差しは暖かい

〆に鰹のタタキとも思うんですが、さすがに今日は無理でしょう

心残りですが、次回の楽しみに


歩いた道  ホーム