2022年01月15日 ”永納山・医王山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る





「白村江の会戦」前後、唐や新羅の侵攻に備え築造された(古代)山城

西日本に25ヶ所(四国に3ヶ所)発見されているそうですが

今日はその一つ、永納山城を尋ねます


P(9:00)〜(9:35)永納山山頂(9:47)〜(10:06)医王池(10:25)〜(10:44)石鎚神社
(11:21)龍神社〜(12:04)虎ヶ鼻(12:30)〜(12:55)△浦手山〜(14:18)医王山〜(14:40)P
                                 (5時間40分)



永納山城は、永納山と医王山の二つの独立山塊を取り囲むように城壁が築かれ、

城壁の全長は約2,5km 史蹟指定面積は約40万u(甲子園球場約10個分)だそうです

今日は、南登山口から入り、復元城壁など見て、山頂を踏み北に下り、

その後、海岸を散策し、最後に医王山に登ります



世田薬師栴檀寺向かいの広場に車を停め、歩き始める

作業道を200mで、善人杖がたくさん置かれた南登山口



南東部頂上 皿ヶ峰連峰から法皇山系まで、中央構造線断層帯山々の展望台です

ご来光ポイントとしてもいいでしょう  来年の初日の出は、此処にしようかな



掘り起こされた場所にビニールで覆われた礎石?のようなものが設置されている

道前平野一帯が見渡せるので角楼跡のようにも思うけれど、それにしては規模が小さい

他にも見晴らしの良い場所で数カ所見かけましたが、何でしょう?

頂上方面を見ると、復元されたという城壁(土塁)が見える



令和2年度工事で整備した、高さ2.6m 幅4.3m 角度70度の城壁(左写真)

すぐ近くに、列石を据え基礎部を積み上げている復元中の城壁(右写真)



東部頂上 展望のいいピークが続きます



東部頂上から1分で永納山頂上(128m) 世田山や高縄山系の山々を見る



今治市街地、しまなみ海道方面

さて、築城したのは誰なんだろうかと気になりますが、詳しいことは分かっていない

大和朝廷時代に、この付近を治めた豪族といえば、今治平野の越智氏、道前平野の凡直氏ですが

海上勢力を持ち、渡来系氏族と繋がりがあった越智氏が有力かも?

1300年以上も前、ここで来島海峡からの唐、新羅連合軍の船団を見張っていたんでしょうね



カブトガニ繁殖地・河原津海岸、西条、新居浜方面



遠くに来島海峡大橋を見ながら、北登山口へ下る

今日は、最後にあの岩山が待っています



湿地植物約60種類が生育しているという県指定天然記念物・蛇池湿地(医王池)

国道196号を南へ 河原津から大崎ヶ鼻方面を見る



石鎚本教吉田教会横の大岩に刻まれたステップを登る

大崎ヶ鼻への海崖 地図に破線がありますが、こんなところ歩けるの?



はっきりした道はありません 下を覗くとこんな感じです

ちょっとの距離ですが、もうこんなとこ嫌と思いつつ藪を進む



広い駐車場に出て、八大龍王神の神額が架かる鳥居を潜ると

石鎚大神、八大龍王、蔵王権現、役行者が並び、後ろにはもちろん霊峰石鎚が聳えている

「石鎚」の左には、祐眼大権現(眼の神様)と大岬龍神(海の神様)が祀られています



「休暇村瀬戸内東予」から、大崎ヶ鼻先端に鎮座する龍神社へ向かう



大きさ、形の揃った綺麗な石積横の遊歩道を歩く 

東屋を過ぎ下ってゆき、大岩から大展望を楽しみます



大岩を回り込むと、アララ! 

畏れ多いことに、祠が祀られた天狗岩でした



ウバメガシの林の中に佇む龍神社

蛇越池(医王池)に棲んでいた大蛇を「龍神様」として祭っているんだとか

さらに先へと、ヤマモモの巨木が目立つ林を進む



林を抜け、花崗岩の急斜面を慎重に下って大崎ヶ鼻、遠くに虎ヶ鼻が見えています

北に続く白砂青松のビーチ 埋立で海岸線が歪んでしまった東予地方で貴重な自然海岸です



岩に出来た横穴を利用した天然サウナ・「石風呂」 夏場だけの施設だそうです

石風呂上の薬師堂から、歩いてきた海岸線を見る



虎ヶ鼻海岸公園を進むと、今年の干支ポイント虎ヶ鼻

雪に似た感触を味わいつつ、ザクザクと砂浜を歩く  案外疲れます

ベンチに腰掛け、海を眺めながらのんびりお昼にする



石波止の先から虎ヶ鼻 登れないかと見回しますが、難しそう

海辺リゾート地を抜け、桜井総合公園脇の舗装路を上がる



ツワブキが目立つ斜面を登ると遊歩道に出た 取り付きを見逃したようです

遊歩道を進むと、「湯ノ浦ハイツ」



綺麗に刈り込まれた遊歩道の木段を登る

ベンチの左少し先の藪の中に、三等三角点浦手山(82.6m)



引き返し、尾根通しに孫兵衛作に下りる(地図に破線あり)予定でしたが、歩けそうにない

遊歩道を下り、近道はないかと「クアハウス今治」付近をウロウロしたけど・・・



結局、車道を下り国道196号に出て南へ 次は、医王山です

西条市との市境付近(左写真)を右に少し駆け上がると、しっかりした尾根道に出ます

(往路はもう少し先で取り付いたので、登山道に出るまで難儀しました)



最後の岩場を攀じ登ると要害・医王山の頂上 南側は垂直に切れ落ち、高度感あります

南の世田薬師方面 何処かに、グランマーが見える筈なんですが・・・



直下から、見上げてましたよ〜



東には、先ほど歩いた永納山 特等席から、展望満喫〜♫

赤星山、豊受山、翠波峰、四国中央市の煙突の煙まで見える



医王山に見送られ、世田薬師さんにお参りし駐車地点着

車道と渚歩きが長かったですが、天気も良く楽しいウォーキングでした

古代山城は、中世、近世の城とはイメージが異なりますが

発掘、復元が進み、全貌が明らかになるのが楽しみです


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