先週に続き、別子山へ
お日様は見えず、風が冷たい いまいちの天気です
こんな日はのんびり里山が良いのにと思いながら、大永山トンネル南口に着く
準備していると、お二人のハンターが来られた 今日はこの界隈で狩猟されるとか
(下山時、ハンター車は4台に増え、猟犬2匹がウロウロと近寄ってきて恐かったです)
P
(8:35)〜(9:13)縦走路
〜(9:45)馬道の別れ
〜(10:21)大ブナ
〜(10:30)獅子舞ノ鼻
・△迫割(11:05)
〜東尾根でブナ遊び〜(12:05)馬道の別れ
〜(12:25)縦走路分れ
(12:40)〜(13:15)P (4時間40分)
大永山トンネル南口に車を停め、スタート
トンネル手前左の林道を入ると直ぐ、登山口です
暫くは雪も無く、倒木を跨いだり潜ったりしながら平坦道をゆく
渡渉点は凍ってますので、滑らないよう慎重に
余談ですが、あと6日で北京冬季五輪
羽生選手の超人技・クワッドアクセル(4回転半)ジャンプ、楽しみです
ここで落ちたら滝下まで何回転か? しょうもないこと考えました
右岸の植林帯に入るが、木の根の間がツルツルに凍り歩き難い
想定外です
アイゼンあったほうが良かったと思いながらも
何とか、縦走路に出合う
縦走路を数分で、土山越(大坂屋敷越) 林道を横切る
ザレ場から三ツ森山、大座礼山、東光森山
馬道の別れ(左写真、振り返る)は、すり鉢の底から吹き上げてくる風が冷たい
此処を過ぎたところで、思わぬハプニング
グランパの靴底が剥がれかけていて、スパッツをきつく締め直す
獅子舞ノ鼻への取り付きから、霧氷が出始めた
雪量が増え、適度に締まっているので、アイゼンが良く効くんだろうなと思いつつ急坂を登る
モノトーンの世界を30分、大ブナの楽園です〜♪
獅子舞ノ鼻の主さん、ご無沙汰でした
随分久し振りですが、以前と変わらぬ勢いが有りますねぇ
此方は気力、体力が衰えて、歳を感じ始めました
嬉々として、急斜面を駆け下りていった
グランパ
「何してるの〜?」
お気に入りのタコブナを撮ってました
冷温帯に分布するブナには、雪が良く似合う 手足を広げて喜んでいるように見えます
大岩の庇に護られ、祀られているのは山ノ神様・獅子舞大権現
山ノ神様のことを教えてくださった酒呑童子さん、お元気なのかな〜?
大岩を回り込み、細坂を登ると
獅子舞ノ鼻(四等三角点 迫割 1481.62m) 通過します
右(鈴尾谷)側が切れ落ちた尾根を南へ進む
時折霧氷の欠片が風に舞い落ちてくる
真っ白なチチ山の別れや精悍な姿のチチ山を見上げる
視界はまずまずですが、日差しが欲しい 先週の青空を半分、持ってきたい気分でした
このコースここからが本番だけど、せめてチチ山の別れまで 「どうする?」
グランパの足元がおぼつかないし、あの白い斜面を見たら気力が失せる
沓掛山・黒森山や、冠山・平家平を見ながら、引き返す
お茶休憩後、獅子舞ノ鼻から下りていたら東尾根の方から大きなブナが呼んでいる
何時もは茂ったササに足を取られるけど、この時季は何処でも道
適度なクラスト状態で、大きく沈み込むこともなく歩き良い
獅子舞の主やタコブナより一回り小さいですが、それでも4m位かな?
もう少し先へ進むと、美形のブナが並んでいる
こんな雪道ばかりだと、楽しいなぁ
足跡を残しながら斜面を戻り、本道に合流する
沓掛山や黒森山を見ながら、急坂を下ってゆく
霧氷を落とした木々は、少し赤みを帯び始めている
そういえば、立春(2月4日)も近い
チチ山に見送られ、帰ります
予報ではそろそろ日差しが出る頃なんですが、その気配はありません
凍った雪道の端を慎重に歩き、ザレ場を過ぎて縦走路分れでお昼ご飯です
のんびり寛いだ後は、登山道を外し植林帯(此方の方が断然歩き良いです)を下りてゆく
登山道に復帰すると、登りで難儀した凍結箇所 下りはもっと難儀しました
剥がれかけた靴底でスタスタ歩くグランパを追ってゆく
今日は、獅子舞の鼻といえど、思わぬ時間がかかりました
雪山は体力のバロメーターです
体力の衰えか、装備の問題か
それなりの準備をして、もう一度歩いて結論を出しましょう
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