2022年02月12日  ”大谷山の巨石”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る




切山ウォーキングガイド(切山平家遺跡保存会発行)


太古の昔より、全ての物に霊魂が宿るという「万物有魂」の信仰のもと

姿の良い山、巨石、巨木等々を崇めながら、人々は暮らしてきました

平家伝説の里・切山に近い大谷山山腹にも、謂れのありそうな巨石があります

今日は、かんかん石や陽石、陰石を尋ねて

ウォーキングガイドに紹介されている「石の口コース(火成岩・古代ロード)」を歩いて来ました


P(8:30)〜(8:41)かんかん石〜(9:16)縦走路〜(9:55)石ノ口(10:06)〜(10:14)二俣
〜(11:03)かんかん石〜(11:15)P                    (2時間45分)



唐谷峠付近から見る、四国中央市

大谷山遊歩道に入り、石ノ口へ下る道を左に見て登ってゆく



よく整備された石段途中から、峠を振り返る 第2テーブル直ぐ先で、左へ

「かんかん石(火成岩)200m→」の案内板が木に掛けられています



植林帯の広い水平道を進むと前方が開け、かんかん石に到着

左右に大きな石がありますが、どちらがかんかん石? 両方?

ウォーキングガイドに拠れば、このあたりから陽石、陰石に下る道がある筈ですが・・・



道を捜しながら奥へ かんかん石から7分で、左に道が延びている

本谷方面へ下ってしまうのかと思いつつ5分ほど下ると、行き止まってしまいました(右写真)



引き返して、水平道をさらに奥へ ロープ場(左写真振り返る)が一箇所ありました

水平道に復帰して17分で予(阿)讃縦走路に出る



小屋右の(たぶん)箕浦方面への道(二つ上の右写真)と

左(たぶん)石ノ口方面への道(左写真)が、縦走路とクロスしています

一旦、石ノ口へ下り、陽石、陰石への道を探そうと下り始める

道らしかったのは下り口だけで、すぐ大きな羊歯が迎えてくれる
 


時々、道の名残があるので、箕浦への峠越えの道だったと思います

本谷の右岸、左岸、川底、歩き易い所を捜しながら下ってゆく



ちょっと川幅が広がり、砂防堰堤右を過ぎると前方が開ける

下り始めて25分で木橋を渡り、林道を進む



林道の先に石ノ口の民家が見えてきた

分岐を照らす金毘羅燈籠 左から下りて来て、右に行きます(右写真 振り返る)

ここからは唐谷峠を越え田野々への峠道(古代太政官道)です



落ち葉の積もった右岸の舗装路を進む

祇園さんの鳥居前を通過して



分岐から8分で、二俣(林道終点)

左写真の右へ入ると、昨年11月に歩いた 唐谷峠への道が在ります

今日は、左の作業道に入る



すぐ右に振ると、間伐された急斜面に細い作業道が続いている

振り返ると、砂防ダムの向こうに林道終点が見える



やがて雑木林の水平道になり、再び植林帯に入る

右下に巨岩が見える これが陰石(おかま石)か?

作業道が終わったところで斜面を見上げると、灌木の中に大きな石が見える

もうここまで来れば直登しかありません



巨岩というほどではないですが、藪の中に同じような石が次々と現れる

お目当ての石は名前がつくほどですので、大きさとか形とか個性があると思うんですが



どれが陽石(烏帽子岩)か? 特定できないまま尾根を登り詰めると、かんかん石に出た

かんかん石手前は少しだけですが薄い道がありました



金見山、雲辺寺山を見ながら唐谷峠へ

駐車地点付近から西を見る 辿ったのは左手前の植林の尾根だったのか?

向こう側の尾根にもっと大きな石が見えるけど・・・すっきりしない巨石捜しでした


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