2022年02月20日  ”雲辺寺山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



今日の天気は、いまいち  こんな日は、のんびり「へんろ道」歩きが良いかも

家から眺めると、雲辺寺山は結構白くなってるし雪景色も楽しめそうです

でも、風が強いだろうなぁ〜


P(8:30)〜(8:58)登山口〜(11:35)雲辺寺頂上(12:04)〜(12:09)本堂(12:25)
(12:42)「四国のみち」
分岐〜途中食事〜(14:05)P        (5時間35分)



霰が降る中、車を走らせ雲辺寺ロープウェイ駐車場に到着

見上げる雲辺寺山には雲がかかり、寒そうです

車道を30分ほど歩くと、五郷からのへんろ道に出合う



「雲辺寺 登山口」の道標よりへんろ道に入って直ぐ「三十八丁石」が迎えてくれる

この道を歩くのは、およそ12年振り、記憶も薄れかけてはいますが

前回、崖崩れ状態だった箇所は、木々が育ち安心して歩けました

途中、観音寺市街、七宝山系方面が垣間見える

ここ以外は、頂上に出るまで展望はありません



羊歯が刈られていて有難い

放っておけば、あっという間に蔓延って道を隠してしまうでしょう

光背に「☜ 水あり」と刻まれた、舟形地蔵



三界萬(忌?)と刻まれた、天保二年(1831)建立の石仏

登山口から1時間余りで「二十丁石」 この辺りで、おおよそ半分くらい来たかな?

雪が出始めましたが、あまり風も当たらず思ったより寒くない



「是の右に水あり」と刻まれた、文政十二年(1829)建立の舟形石仏 

「十四丁石」を過ぎた辺りで雪が降り出し、ジャケットを着る

雪の中に静かに佇む三界万霊(明治期建立)の地蔵



急斜面に付けられたトラバースを過ぎると「十二丁石」 徐々に雪が深くなる細尾根をゆく

頭に綿帽子をかぶった「六丁石」 白いへんろ道が続きます



雪が降りしきる中、やっとスキー場に着きました

右へはロープが張られているので、スキー場北側の萱場を進む



雪の中に佇む「四丁石」

北側の吹き溜まりも歩き難いほどでは無く、せいぜい靴が埋まるくらいです



ロープウェイ山頂駅から続く車道に出ると、物凄い風&雪

眼も開けていられません

誰も踏んでいない、雲辺寺山山頂(927m)



雲辺寺山頂公園 雪交じりの強風が吹き荒れ、頬が痛い

ブランコに乗れと言われても・・・「イヤッ!」

氷点下の山頂に長居は無用 下りようとしていたら一瞬ガスが退き

観音寺市街や ロープウェイ山頂駅方面が見えました 

雲辺寺のご本尊、千手観世音菩薩様の有難い計らいでしょうか



寒風に晒された毘沙門天像も、凍えています

車道は除雪されていますが、凍っているので雪が載ってる所を踏んでゆく

仁王門は、石段に雪が積もって危ないので通行できません

本堂にお参りして引き返す



雪を被った五百羅漢を見ながら「四国のみち」分岐へ向かう

こちらも無彩色の世界です



「四国のみち」分岐

青空があれば嬉しいなと思いながら、霧氷の道をゆく



数分で、分岐

直進すれば、第六十七番札所・小松尾山大興寺へと続く「四国のみち」ですが

左折し、ロープウェイ山麓駅へと下りてゆく



山頂では寒くて、お昼を摂る気にもならなかったけど

1時も回ったら、ちょっとお腹が空いて来た

折角背負って来たんだからと、掘割の縁に腰掛けてお昼にします

さぁ、後30分くらいで駐車場に着くかなと腰を上げ下ってゆくと

樹間にロープウェイ山頂駅や歩いた稜線が見えている



ロープウェイ山麓駅が近くなったところで、日差しが出てきた

山頂駅へと上がってゆくゴンドラ 山頂付近にも、やっと青空が見え始めています



山麓駅に下り立ち、ブルートレイン「瀬戸」と「なは」が展示された駐車場に帰ってきた

日中の気温が上がらず寒かったけど、雪と霧氷の「白いへんろ道」もなかなか良いものでした


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