2022年04月23日  ”国見山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



萌黄色に染まり始めた山に木々の花、林床の花が次々に咲き出し、好季節到来

お山の候補がいっぱいで行き先に迷うなんて、ぜいたくな悩みです

そんな中、今日のテーマは国見山の紅白競演〜♪

林床を埋め尽くすヤマシャクが楽しみです


上の登山口P(6:55)〜(7:55)国見山(8:13)〜林道(8:55)〜花散策〜
(11:23)
コブの木〜(11:46)林道復帰〜(12:30)P      (5時間35分)



上の登山口へ一番乗り、続いて来られたのはてんきちさん 「お久し振りです!」

急勾配の防火帯を熟すと、1370mP手前からは緩やかな快適な道

登山道を左に見ながら尾根を歩く

そろそろ芽吹きそうなブナと、咲いたばかりのオオカメノキ



私は国見神社にお参りしてから山頂へ

西祖谷山村後山の四社神社の飛地境内である国見神社は

大山祈命が祀られ、寛永3年(1626)の創建と伝えられているそうです

グランパは尾根通しで山頂へ



 二等三角点 国見山(1408.98m)

折角の国見の山なのに、今日の展望はあまり良くありません

小さな小さなフモトスミレ (てんきちさんに教えて頂きました)



紅紫色のミツバツツジが、地味な登山道に彩を添える

山頂下の分岐には、ヤマヤナギやアブラチャンが咲いています



山頂から確りした道を下ると、林道に出会う(左写真 振り返る)

グランパは尾根を進み、コブ南の林道法面を下りました



林道から再び登山道に入り、萌え出した木々越しに西の山々を見る



広い登山道の中央分離帯の植え込みで咲くカタクリ



カタクリ山の衛兵 大ブナが芽吹き始めています



登山道をさらに下ると 杉林にシコクカッコソウとヒトリシズカ



ガレ谷に咲くヤマシャクヤク

もう十分満足なんですが、てんきちさんのお勧めポイントへ



△958.0m手前、鞍部の北斜面を埋めるヤマシャクヤク



圧巻です! こんな大群生見たこと無い!



白い谷にシコクカッコソウが彩を添える 傍でニリンソウが微笑んでいます



萌え出した林床で、紅白競演



お楽しみの後は、コース一番の難所「心臓ばくばく!」の急坂を登り返します

足元に可愛いスミレ〜



またまた、カタクリを楽しんで帰ります



グランパは、昔ヤマシャクがいっぱい咲いていた造林小屋方面への道が気になるらしく

てんきちさんと二人、お腹が大きく膨らんだ木のところを右折する (私は、林道に上がります)

暫くは、まずまずの道だったそうですが



ザレたり、倒木が道を塞いだりと、段々道が怪しくなってきた

伐採地で道が分からなくなり、林道に復帰する



もう、造林小屋は諦めてそのまま林道を歩けば良いものを

「ちょっと、見てくる」と、またまた下りて行ってしまった

少し先の谷を上がって来るのかなと思いながら待っていると、林道を帰ってきた

「時間がかかりそうなんで止めた」 「もう普通に歩くよね!」



 カタクリ山が見送ってくれている

花の名山・国見山のカタクリ、ヤマシャク、カッコソウ十分楽しみました

後山峠に鎮座する金毘羅神社にお参りして帰路に着く


てんきちさん、お世話になりました


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