佐多岬半島宇和海県立自然公園の中にある諏訪崎は
宇和海を望む小さな岬です
碧い海を眺めながら、
心地良い潮風に吹かれてきました
駐車場(8:08)〜(8:47)展望場・海浜(9:08)〜(9:40)駐車場 (1時間32分)
舌間厳島神社海の鳥居 舌間の宮島様と呼ばれているそうです
県道250号から分れ、数分で「自然休養林諏訪崎」遊歩道入り口
入口には「あんない図」や、「先端まで1800m」の道標などがあります
緑に囲まれた岬は「えひめ森林浴八十八ヶ所」等に選ばれており、よく整備されていて快適です
キャンプ場手前の広場は、ツワブキが群生
一面が黄色い園になれば、圧巻でしょう
キャンプ場から下りてゆくと広場があり、北遊歩道が合流する
此処から先端の展望台まで、400m
400m道標から4分で、四等三角点 諏訪崎 58.37m
岬の先端が近付き、前方に碧い海が開けます
「ちむどんどん」してきました
南には川名津、真網代地区 右端にねずみ島や竜崎が見える
足元は、海食崖
遊歩道先端の展望台から、魚霊塔、赤い灯台を見る
前方に浮かぶ島は、佐島、黒島、その背後には宇和海に突き出る佐多岬半島
少し引き返し、海岸へ下りてゆく
干潮時には、魚霊塔まで行けるそうです
行き交う
宇和島運輸フェリーと九四オレンジフェリーをのんびり眺めます
久しく乗ってないなぁ
海岸に群生するハマボッスとママコノシリヌグイ(ミゾソバに似ていますが、茎にトゲトゲがある)
ツワブキやアジサイ、ヤマザクラの古木など見ながら遊歩道を帰ります
ログハウスから、四国の西の玄関・八幡浜港方面を見る
この後、港左の権現山へ
ミカンの段畑を縫って、細い車道をどんどん上がる
4月に供用されたばかりの新ターミナルからフェリーが出港します
背後の細長い半島の突先が諏訪崎
駐車した広場から坂を上がったところで、道は二手に分かれる
右へ進み、左の鉄塔巡視路(左写真の舗装路)を下りてきます
車道を5分弱歩き、参道に取り付くと直ぐに手水舎と鐘楼堂が在る
明治初年まで続いた神仏習合の名残でしょう 神社の鐘も趣があるねと話しながら、「ゴ〜ン」
鐘楼堂の直ぐ上に置かれた南無石槌大権現の梵鐘を見て石段を上がってゆく
嘉永六年(1853)丑六月吉祥日の鳥居の奥に、朧神社、産敷神社・守神社、敷地神社、一宮神社
石段を上がると、社殿正面の蟇股に「石」の字 石鎚神社です
社殿前の鳥居に「弘化三(1846)丙午九月吉日」とあり、オクサリが下まで続いている
この崩れかけた石段が、参道だったのでしょうか?
折角だから、「三等三角点 向灘 364.36m」を踏んどきましょう
車を停めた広場から、よく手入れされたミカン畑と八幡浜港を見下ろす
青い小さい実を付け始めたミカンが熟れる頃は、壮観だろうなぁ
天空の段畑を後に、道の駅「八幡浜みなっと」へ
ど〜や市場で新鮮な魚を買ってから食事を済ませ、大洲へ向かう
棚田や満開の栗の花を眺めながら県道235を走り、稲積の花菖蒲園に着く
この時季目立つ栗の花も、梅雨入りと共に散ってしまいます
余談ですが「栗花落」は、鬼滅の刃の登場人物の名字で「つゆり」と読みます
梅雨入りを表す「栗花落」は難読名字の一つで、その歴史は古く
室町時代、摂津の国(現、神戸市北区)に栗花落氏が居たそうです
日当たりの良い棚田に植えられた花菖蒲
花菖蒲は120種類、1万株あるとか
伊予の小京都大洲の山里に、癒しの風景が広がっていました
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