2022年08月27日 ”石鎚山”

危険な暑さが続いた8月も、そろそろ終わりが見えてきた

お山は秋の花々が咲き出し、季節は夏から秋へとバトンタッチされてゆく

天気はあまり期待出来ないけど、曇ってる方が涼しくて良いかも

なんだかんだで、ザックを背負って歩くのは40日振りです


土小屋登山口(8:00)〜(10:20)弥山(10:55)〜(13:10)登山口
                   (5時間10分)



土小屋からずっとガスの中を歩く

景色はありませんが、風に揺れるススキが秋を演出してくれる

第2ベンチで汗を拭きながら休憩し、1時間余りかかってやっと東稜分岐です

夏の終わりを告げるようにオオマルバノテンニンソウが咲き誇っている



分岐から直ぐのところに、ツルニンジン    あら、お隣はモミジガサ



シオガマギクも花弁を落とし始めている
 
小さな花々を見ながら、シシウドの道を進む



レイジンソウ          サラシナショウマ



夏のルンゼを彩ったシコクフウロも、花弁をいっぱい道に散らしている

龍のように頭をもたげた、シコクブシ



オオマルバノテンニンソウ&シロヨメナ

「山頂は晴れてますよ〜」と、すれ違った親子連れの方に教えて頂き、元気が出てくる

 

 ミソガワソウの爽やかブルー&ちょっと地味なミヤマノダケ



1時間40分かかって、やっと二ノ鎖元の鳥居を潜ります
 
ピンク色が可愛い、ミヤマトウヒレン



  レースが涼し気な、シラヒゲソウ   岩を飾る、ダイモンジソウ

三ノ鎖の巻道は、見所いっぱい 後少しで弥山ですが、なかなか進めません

 

オオトウヒレンの向こうに、やっと青空が見えました〜♪

アキノキリンソウに迎えられて石段を登れば、弥山着



ガスが湧き上がる天狗岳を眺めながら、のんびりとします



西の山域には、西ノ冠岳、面河ノ頭、二ノ森、鞍瀬ノ頭が雲海に浮かぶ

他を引き立てるように整然と並び、見飽きることの無い景色です



さっきまで天辺が見えていた二ノ森に、また雲がかかり始めました

オタカラコウやミソガワソウ咲くお花畑を楽しんで、下山します



 オクサリをかける登山者を見上げる、 三ノ鎖のリンドウ



東稜分岐まで下りてきたら、青空〜♪



青空に向かって聳える南尖峰や天狗岳は、迫力満点!

緑濃かったお山も薄っすら色が抜け出し、秋の気配を感じます

後、一月もすれば山装う季節の到来です



が、東に連なる岩黒山、筒上山、手箱山の空は、まだまだ夏空を思わせる  



朝は咲いて無かったリンドウが、綺麗に開いて笑顔です♪

私も忘れないでと、ツルリンドウがアピールします



アララ、またガスが湧き上がってお山を隠します

今日の展望はいまいちだったけど、初々しい秋の花々をたくさん見られたし

久し振りに良い汗をかき、心身ともにリフレッシュ出来ました


下山後、程野の「にこ淵」へ



滝が近付くと、駐車場に入れない車が行列している!(四国外のナンバーも多かったです)

Uターンして、300mほど手前の小広くなった道路脇(駐車場の標識有)に停め歩きます

法面をびっしり覆うイワタバコ  終盤だったけど、歩いたご褒美かな?



急な階段を下りていくと、仁淀ブルーの「にこ淵」が現れる

滝壺には、水神の化身である大蛇が棲むという(説明板より)

思ってたよりも大きくて、綺麗な淵でした


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