2022年10月10日 ”波方半島鼻巡り”




先週、来島海峡に浮かぶ島巡り後に波方半島の鼻巡りもと思っていたけど

結局よう行かずに帰ってしまったので、改めて尋ねてきました



波止浜港近くの龍神社鳥居と拝殿

水を司る神を祀り、五穀豊穣、海上安全、雨乞いの神として篤く信仰されてきた



海上航海安全を祈願する大きな金毘羅灯明台

港には、先週お世話になった「くるしま丸」が停泊中です



大角鼻

海岸沿いを走り、高縄半島の突先「大角海浜公園」へ



車を停め遊歩道を歩く 晩秋にはツワブキやノジギクが咲き乱れるそうです

沖合に、日露戦争時の遺産「メートル立標」が頭を出している



波濤の先に「安芸灘とびしま海道」の島々を見る

左の大きな島は、風待ち、潮待ちの港町「御手洗」がある大崎下島



伊予水軍の番所跡と、目の前に桟橋の柱穴が残る岩礁



擬木の階段を上る途中に、二等三角点 波方 26.74m

桜やツワブキが目立つ「うみがめ広場」に設置された展望台
 


展望台から、しまなみ海道を見る

海峡の入り口に構える要塞の島・小島は、戦略の要衝だということが窺われます

小島の右奥が、来島海峡第三大橋

40分ほどの散策を終え、次の鼻に向かう



波方町ふるさとこみち

B 「御崎神社」 C 「ヤマモモのこみち」



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


御崎神社の鳥居(11:15)〜ヤマモモのこみち・△宮崎〜(11:40)御崎神社・烏鼻錨掛ノ鼻〜(12:35)御崎神社の鳥居
                              (1時間20分)



「波方町ふるさとこみち」(宮崎地区)の

「ヤマモモのこみち」を歩き、「御崎神社」とその先の鼻を尋ねます

海中に建つ、御崎神社一の鳥居

右写真は二の鳥居、文政年間の建立です

(一の鳥居、二の鳥居 そう呼ばれているかどうか定かではありません)



入口の説明板



早速、ヤマモモの古木に圧倒されます

狛犬と標柱(しめばしら)に迎えられ、広い参道を進む



樹齢数百年のヤマモモ並木が300mも続いています

ヤマモモの樹皮は、漁網の染料に使われていたとか



日露戦争の戦捷記念碑(左写真)や、従軍記念碑もありました

参道を逸れて少し登ると、三等三角点 宮崎 103.09m



下り立った車道を横切り、御崎神社の大鳥居を潜る

掃き清められた広い参道を進むと、風格ある御崎神社(御崎砦)





神社横から足場の悪いズリズリの急斜面をロープを便って下ります

ロープの先に烏鼻の荒磯が見えてきました



烏鼻から、この後尋ねる錨掛ノ鼻を見る



高縄山、恵良山、腰折山など北条の山々

ロープがもう少し下に垂れていますが、波しぶきが飛んでくるので此処まで



車道を歩き、左写真のミラー裏からやや薄い道に入る

途中道が分かれ、ロープが設置されている右へ

(後からログを見たら、錨掛ノ鼻は左だったと思います)



錨掛ノ鼻(ということに) 絶好の磯釣りポイントです

でも大漁だったら、重たいクーラーを持ってこの急崖登るの大変だわ



目の前に、斎灘 ポツンと浮かぶは神宿る島・斎島



車道を歩き、駐車地点へ

潮が引き、御崎神社一の鳥居の基部が見え始めています



県道301(宮崎波形線)を走り、梶取ノ鼻へ向かう



車道終点から、箱庭のような七五三ヶ浦を見下ろす

後ろの鼻の林に御崎神社が見えています



峰山の賦歌碑の傍に車を停め、梶取ノ鼻へ



梶取ノ鼻案内板から、ヤマモモの木を縫って狭い道が続いている

十数年前に来た時は斎灘が見えていたようにも思うんですが、殆ど展望はありません



来島梶取鼻燈台の付近は、茂っています

灯台の先に踏み跡らしきがあり少し進んだけど、道が消え引き返す



急な車道を下った所が、「七五三ヶ浦(しめがうら)」  潮騒が心地良い

付近には縄文時代の遺蹟や、岩礁の中に水軍の舟をつないだという船継ぎ石の跡があるそうです

砂浜をブラブラした後、雄大な景色を眺めながら美味しくお弁当をいただきました


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