2023年01月08日  ”雪光山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


寒に入っても、穏やかな山日和が続いています

今年の初歩きは荘内半島の三崎巡り、今日は雪光山(国見山)で初登りです

これまで東側の手水登山口から2度登ったことがありますが、

今回は西側の柿ノ又から周回します


平家の滝駐車場(8:10)(8:54)渡渉・入山(9:25)(10:37)林道(10:48)雪光山(11:00)
(11:10)
手水分岐(11:25)〜(12:18)登山口〜平家の滝散策〜(12:45)P   (4時間35分)


ヤマガツオさんから頂いたログのコピーを持っていたんですが、

入山点を間違えました 正規ルートはもう少し上流の二俣付近です

渡渉地点から林道出合(850m付近)まで、登山道はありません



平家の滝駐車場に車を停め、的渕川沿いの車道を歩く

宮ノクビ集落の河内神社を過ぎ、



歩き始めて40分 「ここら(左写真)を下りてみるか?」

(何故、地図も確認せず下りて行ったのかと、反省しきりです)

・・・が 河原はどうも怪しい



上流の崩落斜面 こんなところは絶対無理

なら下流へ 「おっ!赤テープがある ここらから取り付いてみるか?」

と、グランパは言うけれど



河原を30分もウロウロした上に、河原まで転げ落ちそうな急斜面を見上げて

どうするグランマ?

「私はパス。 引き返し平家の滝登山口から登るわ」

「尾根に出れば何とかなる」というグランパを見送り、車道に登り返す

ここから手水分岐少し上で出会うまでの1時間40分は、グランパ単独行です

山側のエッジをしっかり効かせ、右の尾根向け慎重に横駆けする



10分ほどで尾根に乗る ほっと一息

大小の木々をスラロームしながら、明瞭な急尾根を進む



振り返ると時折、的渕川向かいの山が見える

ちょっとした露岩帯が数カ所あるが、問題ありません



標高700m位で斜度が緩み、尾根も消える

ヤマザクラが目立つ藪っぽい緩斜面を進むと、林道終点に出た



植林帯の中の薄い道を登ると、「でっかい岩」(右写真)

「でっかい岩」を右へ回り込むと、大きな案内板が建つ登山道に出会う



左からの道を合わせ、北急斜面に残る雪を覗き見ながら登山道(参道)を進む

石段の先の空が広くなり、迎えてくれるのは



大黒天様、石鎚蔵王大権現、妙見様と、

三等三角点 国見山(925.85m)



国見の名の通り絶景です 東に(前)工石山と、他は?です

高知市街や太平洋が見えると思うんですが、気温が高く遠くはすっきりしません



頂上から少し北に下り、展望岩場から石鎚山系を見る

一番左に瓶ヶ森、ひと際白いのは笹ヶ峰



これから下るルートを俯瞰する グランマはもう峠に出たかな?

10分余寛ぎ、頂上を後にする



「でっかい岩」手前を左に折れ、緩やかに下ってゆく

植林が途切れ自然林帯に出た所で(お互いの想定より早く)出会い、ほっと安心

頂上の権現さんはまたの機会にして、此処で引き返します


 
手水コース分岐(左写真)で、苦闘話を聴きながらコーヒータイム

 「来んで良かった」だって

分岐から15分、「→雪光山」道標左下に広場がある(右写真) 

ここで相撲をとっていたのかな?



手水と柿ノ又を結ぶ古道・手水旧道の峠に佇む地蔵さん

峠から景色の無い樹林帯を10分ほど下ると、水路右に数軒の住居跡



整然と積まれた立派な石垣が、ぶれもせず残っています
 
峠から30分余で、大きな説明板が建つ登山口に下りて来た

続いて「平家の滝」散策です



駐車場手前で、「貴船大明神・滝壺」の道標から遊歩道に入る

6分で瀧神社 社殿左から、巨岩を仰ぎ見ながら滝へと下りてゆく



二段に落ちる「平家の滝」の上段瀑

平家の落人たちが、この滝壺に身を投げた悲哀が伝わるそうです



下段瀑

途中「みはらしの峰」の道標があったけどパスして、駐車場に帰る

後日、ヤマガツオさんから入山点の写真など送って頂いた

また、宿題が残りました


須崎市小浦 「石鎚本教 多ノ郷教会」を尋ねる



(14:08)〜(14:14)石鎚神社〜(14:33)119mピーク〜(14:52)P  (44分)



小浦の海辺に車を停め、石段を上がってゆく

昭和21年12月21日に発生した昭和南海地震の記録碑



鳥居を潜り石段を上ると、多ノ郷の石鎚神社

目の前には、野見漁港が広がります



神社裏から山道に入り、落ち葉に足を滑らせながら尾根を登ってゆく

石積みの台座の上に赤塗りの祠



神社から15分ほどで、119mpに祀られた石祠が目に入って来た

(ギッチャンの登山記で気になっていた祠です)

中に鎮座するのは、石鎚大神(仁の御神徳を表す玉持のご神像)


下山後、大谷の須賀神社へ



大正13年12月、国指定天然記念物「大谷の樟(クス)」



根元回り約25m、樹高約25m、推定樹齢約1300年

幹の空洞には樟神が祀られており、中に入ると樟脳の香りがしました


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